2024.12.20
芸術文化発表会
7月31日(火)から8月2日(木)まで、33名(1年生29名、2年生4名)で筑波、東京方面へサイエンスツアーに行きました。1日目に東京大学、2日目に地質標本館やJAXA筑波宇宙センター、高エネルギー加速器研究機構などの筑波の研究施設、3日目に東京の国立科学博物館を訪問しました。
東京大学では、本校OBの先生に理論惑星科学に関する講義をしてもらいました。その後、3班に分かれて、現役の大学院生との座談会を行い、大学生活についての話や高校時代における勉強面や生活面でのアドバイスを中心とした話を聞くことができました。OBという身近な先輩、そして現役の大学院生からの話を通じて、生徒は進路意識を高めることができたのではないでしょうか。また、各研究施設では最先端の実験設備を見学したり、長期間にわたる地道な実験についての説明を聞いたりすることで、最先端研究への興味関心を深めることができました。
夜のミーティングでは、班ごとにその日学んだ内容や今後への活かし方などをポスターにまとめて発表しました。学年・クラスの異なる人で班をつくり、協力して短い時間で準備・発表を行うことで、プレゼンテーション力を高めることができました。参加した生徒全員が積極的に取り組み、学び多き時間となりました。
全体を通して、普段見ることのできない施設を多く見学できただけでなく、施設の方や先輩に質問したり、自分たちの中でグループ議論やポスター発表をしたりなど、多くの経験ができたと思います。このツアーで得たことを自らの進路実現に役立てるだけでなく、ツアーに参加していない生徒にもさまざまな形で還元していってもらいたいと思います。