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課題研究
本校の課題研究は,文理学科の生徒全員を対象として実施している学校設定教科「創造探究」の中で,以下の3つの科目で行っています。
・高津LCⅠ(1年次・1単位)
・高津LCⅡ(2年次・2単位)
・高津LCⅢ(3年次・1単位)
課題研究の授業では、1年次に教科横断型授業で、課題発見から論理的思考で物事を考える姿勢や、研究の作法を学びます。
2年次には、自然科学系をはじめとして,人文科学系・社会科学系・芸術系と多様な分野にわたって課題研究が実施されており、そのうちの自然科学系分野の課題研究をSSH事業として位置づけています。すべての教科の教員が関わる,GLHSとしての重要な取り組みとなっています。年に2回、研究成果の発表会があり、優秀な班には、学校を代表して大阪サイエンスデイやGLHS合同発表会での発表機会が与えられます。
3年次は、2年生でまとめた研究の成果を論文にすることが求められます。
※2年次より進路希望にあわせて,文科・理科に分かれます。
※「高津LC」の「LC」とは,本校の校風である「自由と創造」の英訳「Liberty&Creativity」の頭文字から取っています。
●課題研究(高津LC)の論文集へのリンク
(平成23・24年度はSSコース生による成果)
●科学系クラブの研究成果(一部)へのリンク
- ニッポンバラタナゴの保護に向けた環境DNA検出系の開発(2022年日本学生科学賞入選1等受賞)
- 爪楊枝を用いた簡易立方体型模型による、構造内のブレースの本数と耐荷重の関係
(2019年大阪府学生科学省大阪府教育委員会賞受賞) - 太陽光照射下で進むラジカル反応に関する研究(2019年高校化学グランドコンテスト金賞受賞)
- 染色によるプラスチックの識別に関する研究(2019年高校化学グランドコンテストポスター賞受賞)
- 環境に良い色素増感太陽電池 の作成を目指す(2019年大阪府生徒研究発表会最優秀賞受賞)
- 新規酵素の機能発見:活性測定法の確立(2018年高校化学グランドコンテストポスター賞受賞)
- 紫外線照射下で、中性KI溶液が酸化されるしくみについて(2017年大阪府生徒研究発表会オーラル部門最優秀賞受賞)
- 「高低差」と「造成」からみた土地のリスク調査(2017年度大阪府学生科学省優秀賞受賞)
- 新規タンパク質分解酵素の機能を発見 (2016年高校化学グランドコンテスト金賞受賞)
- 身近な物質を用いた災害用電池に関する研究
- 大阪の対流圏(地表)オゾンの分布とその成因についての研究(2015年高校化学グランドコンテスト読売新聞社賞受賞)
- 濁度を用いた新しい二酸化炭素濃度測定法
●本校が参加する主な発表会
また本校では、課題研究の成果は論文のみならず、次のような様々な機会を通して、口頭発表やポスターセッションでの発表を実施しています。このような取組みを通して、生徒のプレゼンテーション能力の向上を図っています。
- 『高津LCⅡ』校内生徒研究中間発表会
- 『高津LCⅡ』校内生徒研究発表会
- 大阪府生徒研究発表会(大阪サイエンスデイ)
- GLHS合同発表会
- 全国SSH生徒研究発表会
- 学生科学賞、化学グランドコンテスト、高校生科学技術チャレンジなどの各種コンクール
- 学会などが実施する発表会