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6月28日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.69~今の自分は普通に超える~

 本校生は、さすがと言うか、勉強やテストに対する意識は相当高いようで、テスト期間の表情を見るに、皆落ち着いているように見える。放課後、学校に残って勉強する生徒も、ニコッとしながらのたった一言の会話の中に、あくまでもこちらの勝手な想像ながら、(いや、先生、今やるべき事はわかってますので大丈夫ですよ)と言わんばかりの目力で訴えてくる。実に頼もしい。まぁ、全員が全員そうではないだろうが、根拠のない自信ならともかく、明日が楽しみになる生き方は、こちらも嬉しい。

 テストなど、小テストであろうが、定期考査であろうが、入試であろうが、平常心で臨んだ方が良いに決まっている。受ける前からビビっていてはいけない。私は貧乏性で、生まれて一回も模試など受けたことはないが(昔は今のように全員受験ではなかった)、せっかく受ける模試なら、場数の一つに数えて経験値を上げてほしい。定期考査も同じ。

 目の前のテストにワクワクしてほしい。これが本音である。恵まれた環境を力に!Make it Kozy!味方はたくさんいる、安心して戦え、高津生!

  模試は模試 「if」は気にせず 前見て励め

 さて、本日の77期生学年主任からのメールにもあるように、今は目標を落とすことなく頑張る時期。今の自分が限界と思うな。高津生諸君!あと半年で君たちはどれだけ伸びるか。私は知っているが、君たちの取組次第で、私の想定を大幅に超えることも知っている。これまでそんな生徒を何人も見てきた。要は、信じてやるのみ。とにかく願書を提出するその日まで、今の目標をしっかり見つめよ!全力少年ならぬ全力ゴリラが間違いなく全力で応援する!

2024.06.28

6月27日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.68~はたらくとは?~

 高津高校の「進路実現」とは、単に志望大学合格や志望企業就職をさすのではなく、人生トータルで自分のめざす生き方や多くの幸せを感じることができることをイメージしている。
 だから、受験科目であるかないかや、進学だけでなく、その先の「はたらくこと」をしっかりと考えるプログラムも大切にしている。典型的なものが、1年生の体験型進路学習「職場訪問」である。各班5~6名で、全63の職場を訪問し、社員の方などにインタビューして、「はたらくこと」の意味、意義を実感し、自分なりの最適解を導く。
 働き甲斐や生き甲斐と言う言葉はあるが、人によって全く意味合いは異なり、自分にとって大切なもの、優先すべきものも違う。
 まずは、実際に「はたらく人」の話を主体的に聞き、リアルな思いを自分なりに咀嚼する。いざ働くという時期ではなく、今の彼らが家族以外の働く人にどのような影響を受けるか。実に楽しみだ。
 それにしても、63もの企業の方々が、勤務を置いて、生徒たちの質問にお付き合いいただくのは、誠に恐縮かつ心から感謝すべき事。本当にありがとうございます。信頼を裏切らぬよう努めてまいります。
 この貴重な学びの機会を、また数年後に違った思いで振り返ると思いますが、全てプラスにして社会に還元できればと、手前味噌ながら、彼ら、彼女らに大いに期待している。時間を、人を大切に!Make it Kozy!誠実に、高津生!
 傍の人を 楽にしてこそ はたらくなれ
2024.06.27

6月26日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.67~試す生徒、学ぶ教師~

 今日から第二中間考査。朝、正門に立つと、全体的にいつもより早く登校している感じで、最終的に始業5分前にはピタッと人の流れが止まった。気持ちは前向きだ。

 私には応援することしかできないので、「勉強できたか?」「テスト頑張れよ!」と声をかけると、皆、「はい、できました!」「ありがとうございます!」「頑張ります!」と反応してくれる。実に良い感じで結果が楽しみだ。

 生徒たちが自分の力を試す一方で、教員はテスト作成から採点と業務が続く中、「心肺蘇生法」の研修を実施した。こちらは当然ながら命にかかわる内容であり、いざというときに誰もが身につけておかねばならない知識と技術。経験の有無に関わらず、適切に対応できるよう実践力を身に着けておかねばならない。本日は、約半数の教員が参加したが、全員がマスターできるよう、別に実施日を設けている。残念ながら、複数の教員は生徒の死と向き合った経験もゼロではなく、助けられる命は助けたいという思いは切実だ。

 講師は、もと府立学校教員で、救急救命法の普及に取り組んでおられる方にお願いし、より実践的な対応を学んだ。例えば、気を失った方を発見した際に、「119番に連絡をお願いします!」「AEDをお願いします!」と、やみくもに叫んでも、言われた全員が動くわけではないので、直接指名してお願いするとか、AEDは一人だけではなく、複数あっても支障がないので、何人もにお願いするとか、「今できること」はすべてやる、という気持ちがこもった対応であった。参加者も皆、積極的に真剣に取り組んでいて、有意義な研修であった。

 研修とは別に、本日は、77期生の模試分析会も学年中心に行った。全体としては、これまでの良い状態を継続しているということで安心したが、生徒の志望大学ともマッチングはいかに?思いが様々だが、目標を高くもつことは良いこと。今の生徒は伸び盛り。簡単に限界を決めずに挑戦してほしい。分析会の情報を共有し、データを根拠として、先生と一緒にしっかりと話し合うことだ。今の自分をきちんと知り、しっかり前を向いて皆で頑張ろう!受験は団体戦。Make it Kozy!高津生!

  心配ない 明日の自分を 楽しみに

 

 

 

 

 

 

 

2024.06.26

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