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3月26日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.235〜箕面で、和歌山で〜

 本日は、GLHS10校の生徒対象の新企画「大阪大学外国人留学生との交流プログラム」を開催。今日明日の二日間、大阪大学箕面キャンパスにて、希望者約50名がグループに分かれて、文化交流、ディスカッションする。

当初40名を上限に募集したが、49名が応募した。抽選も忍びないので、阪大にお願いしたところ、留学生を増員し、全員を受け入れてくださった。

 基本5名に1人留学生がついてくれて、可能な限り英語を話す時間を増やす。自己紹介から始まったが、すでに開始前からコミュニケーションを取っているので、実にスムーズ。一人ひとり大阪や関西の良いところをプレゼンしながら、突っ込んだ質問や地元の名所や特技や趣味の話にも及び、皆笑顔が絶えない。

決められた時間が過ぎても話が止まらない。それが始まってまだ一時間の時点なので、この先の会話も弾むに違いない。

 残念ながら、私は片付けねばならぬ仕事があるので、学校に戻ったが、明日までの二日間、彼らが充実した時間を過ごすことは保証された。

 余談だが、阪大箕面キャンパスは大阪メトロの北部延長の北大阪急行電鉄「箕面船場阪大前」直結で徒歩4分の表示。昨年3月に完成した近代的で個性的な駅姿。天王寺から御堂筋線一本で約40分。アクセスの良さに脱帽。これなら便利さもプラスして志願する者も増えるだろう。もう一つの余談は、会場の椅子。一見なんの変哲もない形だが、よく見ると、脚の前の部分が少しカーブになっていて、これが驚くほど立ち上がりやすい。決して目立たぬが、見事なファインプレーだ。

 参加生徒たちにとっては、それらもひっくるめて貴重な体験。友人や後輩に語ってほしい。良い時間を共有。いいね、高津生!

  羨まし 多国の友と 過ごす時

 また、本日は空手道部の全国大会が和歌山で開催。郡津高校は3人制団体戦に出場し、初戦は地元和歌山代表の耐久高校。見事3対0で勝利、ベスト8。現地には行けないが、ライブ配信で応援。次の試合は東京都代表目黒学院。なかなかの攻めで、素人目にも隙がない。何とか1勝1敗に最後は引き分けたが、先手必勝ルールにより惜しくも敗退。涙を飲んだ。残念ではあったが、部員たちは勝った喜びと負けた悔しさの両方を味わった。3年生ではあと2回大きな大会があるようだから、ぜひリベンジしてほしい。大きな期待。Make it Kozy!頑張れ、高津生!

  心身の 痛み忘れぬ また強く

 

2025.03.26

3月25日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.234〜道をつらぬく〜

 保護者の方々には、すでに顧問からご案内の通り、高津高校空手道部が、第44回全国高等学校空手道選抜大会に、男子団体組手(3人制)の近畿代表として出場します。昨年秋の大阪大会3位、近畿大会準優勝を経て、創部初の全国大会に出場します。全国から17チームのトーナメント方式により、日本一を決定します。

 初戦は明日、試合の模様は「全日本空手道連盟 [Japan Karatedo Federation] 公式チャンネル」でLive配信されます。こんなチャンスを逃すのはもったいない!高津生の頑張る姿をぜひ目に焼きつけてください!

 当の部員たちは、そんなプレッシャーなどどこ吹く風と、純粋に持てる力を発揮してほしい。Make it Kozy!輝け、高津生!

  突き一つ 拳に込める 我が魂

2025.03.25

3月24日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.233~一年間の締めくくり~

 本日は、久しぶりの登校かつ一年間の締めくくりとなる後期終業式。入試開始から約2週間、部活動で数日登校した生徒はいるが、全員揃って登校するのは本当に久しぶりだ。体育館に8時35分に集合したが、3年生のいない体育館は、広く感じてどこか寂しい。

 開始早々、自治会長が舞台に立つ。この一年間、集会での校歌の歌いようが少々物足りなかったことから、「高津高校を誇りに感じながら、校歌を歌いましょう!歌わないのはかっこ悪いのでは?」と皆に問いかけ、校歌に『朝霧』というタイトルがついていることや校歌を歌うことの大切さ、そして、伝統を引き継ぐのが私たちの仕事だと熱く語ってくれた。まさに同感、皆の心に響いてくれることを期待した。

 2年生のピアノ伴奏とアンサンブル部顧問の指揮で始まった校歌『朝霧』は、以前のそわそわした雰囲気はなく、それぞれに想いを込めたきれいな声になって体育館に響いた。個人的には、卒業式で見事に歌い終えた3年生に負けず劣らず、これからの集会では、きっともっと大きな声で歌ってくれるのではないかと感じた。自治会長も勇気を出して伝えた本音がしっかりと皆に伝わってほっとしたことだろう。いいね、高津生!

 私からは、卒業生から寄付された本、マイネル・プルーストの「失われた時を求めて」を紹介。日本語訳で400字詰め原稿用紙訳3万枚となる世界一長い小説としてギネス認定されている。いわゆる「プルースト効果」の名の由来となった人物。この小説の中の素晴らしい部分を抜粋した「名文選」を編訳したのが、高津高校卒業生の吉川一美(かずよし)氏。全訳版も著している。ぜひぜひ生徒たちもその名文に触れてほしい。

 本だけでなく、今あるクリエイティブ・ラボは食堂と兼用の学習の場として様々な教育活動に活用している。それも、卒業生の一級建築士の方の設計。母校のために、惜しみなく協力してくれる、環境を整えてくれる卒業生の堅いあたらめて感謝。

 今ある環境を当たり前と思わずに、感謝のうえ、目いっぱい活用しよう。可能性は無限。Make it Kozy!主体的に学ぼう、高津生!

  胸張って 校歌を歌う 効果あり

と、終業式は終わったが、今日は盛りだくさん。大学進学を決めた3年生二人が、1・2年生に向けて、勉強の方法や受験に対する気持ちの持ちようなど、特にこの一年の過ごし方について、貴重な話を語ってくれた。
 志望校を切り替えて新たな目標に向き合う姿勢、目標を見据えて学習習慣を整えながら、計画的に希望を叶える無理のない継続性と、カタチは違うが、それぞれ自分に合ったやり方で夢の一歩を手にした。天晴れ、高津生!1・2年生も、真似ではなく、自分でしっかりと考えて対策を練るということを学んだと思う。続こう、後輩たち!

2025.03.24

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