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12月4日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.409~大事な心構え~

 本日6限、2年生のLHRは「科目別セミナー」。10月の「SWING BY!!集会」を経て「最高効率の自学自習をしよう」と担任団が呼びかけてはいるが、具体的な学習方法に悩む生徒たちのために、各教科・各科目から今後の計画や勉強アドバイスをもらって、学校中心の学習を進められるようにと企画したものである。

 生徒は全13科目のうちから2講座を選択し、担当教員による講演会を実施する。内容は、後期期末の授業・講習・課題の計画、3年生の授業・講習の内容、年明けの全統記述模試・全統マーク模試・3年生で受ける模試への向き合い方、勉強方法全般についてのアドバイスなど、とても深い内容だ。生徒たちの学習のヒントになること間違いなし。

 何事もぶっつけ本番は受け身となり、理解度も高くない。ある程度どんなものかを把握して臨む方がよい。復習も大切だが、予習は学びの効果をより高める。きちんとした心構えをもって取り組みたい。Make it Kozy!頑張れ、高津生!

  どうせなら 同じ一歩の 大きさよ 

2025.12.04

12月3日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.408~勝ち運をつかむ~

 校舎中央階段を上がると、3年生のホームルーム教室が並ぶ2階に「勝ちだるま」が鎮座している。背景は「勝尾寺」のもの。先日、3年担任団で合格祈願に行ってきましたとのこと。

 箕面にある『勝尾寺』は、ご存知「かつおうじ」と読む。平安時代、清和帝が病に臥せっておられたところ、当山の行巡上人が無事を祈り、快復された。その効験に感銘を受けられた清和帝自らが「王である私に勝った」として『勝王寺』と命名された。寺側は「王に勝つなど、あまりにも畏れ多い」として、『王』を『尾』に差し替えて、呼び名はそのまま『勝尾寺』としたという(勝尾寺公式HPより)。それ以来、勝ち運がつくということで多くの参拝者が訪れているが、『勝つ』は他者に勝つことではなく、自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つという意味に捉えられている。

 他者と自分、まさに受験で言えば、テニスや卓球のように目の前の相手と直接対決するのではなく、目の前の問題に自分の力を発揮して何点取れるかという勝負になる。他の受験生の解き具合がどんな様子か見えないことで不安にもなるだろうが、焦ることはない。見えないのだから、自分と向き合って勝負するしかない。

 あと約1ヶ月、逆算して今からできることに取り組み、勝ち運をつかんでほしい。だるまの右目もしっかりと前を見据えている。Make it Kozy!想いは一つ。頑張れ、高津生!

  君の今 だるまの右目が 見つめてる

2025.12.03

12月2日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.407~巳年も師走~

 今年は巳年。3月に還暦を迎えたが、あっという間に「師走」となった。

 「師走」は「四極(しはつ)」の音源説もあるが、一般的には「師(僧侶)が走り回る」説がよく用いられる。僧侶は、昔寺子屋の師でもあったことから、教師が走り回るという言い方もあながち間違いではなく、現在の教師も確かに忙しく走り回っている。ここ数日は生徒もテストで忙しいが、私的にも数日ブログが更新できないほど忙しい(笑)。

 そんな師走に、毎年ふと目にとまるのが、JR各駅に掲示されている「旅」の広告。今年は、「〇〇旅」をテーマとし、「イルカ旅」に「国宝旅」を始め、「丼ぶり旅」に「城旅」、「発酵旅」に「貸切美術館旅」と。おまけに「建築旅」に「鉄道まみれ旅」まである。おそらくそれらを満喫するのだろうが、せっかくの企画なので、総選挙でもやってほしい。個人的には、想像可能な旅はさておき、少々レアな「一点もの探し旅」に興味がある。…と、行く暇もないのに想像だけが広がる。

 ただ、この想像というものが捨てたもんではなく、心の安定に効果がある(あくまでも個人の見解です)。行きたいのに行けないというストレスを感じるか、想像して行った気になって納得するかは自分次第。世の中自分だけではどうにもならないことの方が多いが、それでも、自分次第でどうにでもなる。

 広告のキャッチコピーは「動け、好奇心。」とある。最後が「!」ではなく「。」なところに私の好奇心が動く。さてさて、テストが終わった後の生徒たちの好奇心がどこに動くか楽しみだ。Make it Kozy!動け、高津生!

 

2025.12.02

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