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11月20日(水)校長ブログvol.166~備えあれば憂いなし?~

 昨日はいきなり寒くなった。今朝も寒いなと思いつつ、冬支度に出したコートはまだ早いと衣紋かけ・・・いや、ハンガーにつるしたまま出勤する。正門に入る手前で、登校してきた一人の生徒と一緒になる。教員もまだ一人、二人しか来ていない時間。「こんな早い時間にどうした?何かの練習か?」と尋ねると、「テスト一週間前なので、昨日から勉強してるんです」と言う。「そうか、頑張れよ」と言いつつ、「風邪ひかんようにせぇよ」と声をかける。早起きは三文の得というが、三文では足りないぐらい得になってほしい。
 さて、今朝も寒いな、の件に戻って話をすると、毎年、半袖選手権1位の私も、まずは半袖にプライドを持つある1年男子生徒にその座を譲り渡し、頑張れよ、と声をかけたのも束の間、私を嘲笑うかのように、昨日は長袖のトレーナーを着て、「もう無理っすわ」と私の前を悠々と通り過ぎる。私はというと、昨日以上に気温が低くなるという天気予報を後ろ楯に、フリースを羽織る。
 そんな目に見えない攻防をよそに、多くの生徒は自転車組は手袋をし、冬仕様のコートを羽織って登校する。
 思わぬ冬の到来に、校長室に戻った私は、密かにカバンに忍びこませた◯ートテックをおもむろに引っ張り出し、身につける。はぁー、っというため息と共に一年でそうはない暖かさを味わう。
 気がつけば、人生初の11月の◯ートテック着用に、少しの安堵と不思議な敗北感とを同時に味わうこととなった。何事も備えあれば憂いなし。Make it Kozy!準備万端、高津生!
  冬将軍 来るなら早めに 言っとくれ
2024.11.20

11月19日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.165~共に歩み、共に笑わん~

 先週の1年保護者集会から一週間。本日は、2年保護者集会。6限の公開授業もまた違った雰囲気で見つめる保護者の方々。今年もあと1か月ちょっと、我が子はしっかり勉強しているのかと、様子を見に来ていただいた。それだけ子どもさんの進路がどうなるのか、日々の授業が大切だとご理解いただている証拠。さてさて、実際の様子はいかがだったのか。

 保護者集会は、私の挨拶はさておき、修学旅行の様子を主に動画で紹介。沖縄の太陽のもと、青い海と立派なリゾートホテルで思い切り楽しむ様子をご覧になって安心していただけたかと思う。

 楽しい様子に和んだあとは、本日のメイン、「進路実現」のためにぜひ保護者の方に知っておいていただきたいことを、学年進路担当と、進路指導部長から、少しの笑いを交えて、真剣な想いを語ってくれた。

 学年進路担当からは、生徒の『今』に迫った。来年度、3年生を迎えるにあたって、『今』がどのような時期か。何をすべきで、何をすべきでないか、授業を大事にすることと、スマホを横に置くこと。模試等で『今』の「自分と向き合い、計画的に学習することを勧めるとともに、生徒をサポートするために、今後これだけ補習を準備している、他校にはない教員の想いと補習の体制があると保護者の方々に伝えた。いくら準備をしても、環境を整えても、当の生徒が頑張らねばどうしようもない。数ある選択肢をふまえ、自分にあった学習計画を立てて実践してほしい。

 進路指導部長からは、推薦入試に陥りやすい状況を丁寧に説明した。一見、チャンスが広がると捉えがちな昨今の推薦入試だが、そこには一朝一夕では対応できない時間と労力が必要である。また、各大学によって求める人物像も異なるため、入試の項目も様々だ。その時間と労力を中途半端に削ってしまうと、一般入試までメンタルと体力が持たない場合はある。じっくりと自分に合った入試であるかを、保護者の方とともに吟味していただきたい。

 それでも、現2年生、78期生の志は高く、ほとんどの生徒が京阪神を希望している状況。第一志望を変えずに突き進む78期生を長い目で応援したい。もとより保護者の方々も、想いは同じ。本日の保護者集会で、一番感じたことは、実によく「頷いて」いただいたこと。「頷き」は、まさに『共感』の現れ。一心不乱に目標達成をめざす生徒たちと共に歩き、共に喜びあいましょう。TEAM KOZUで。Make it Kozy!頑張れ、高津生!

  頷いて 頷いていざ 上向かん

2024.11.19

11月18日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.164~外部からの刺激~

 本日は、第2回学校運営協議会を開催。運営協議会委員の方に授業を見学していただくとともに、第1回で示した「学校経営計画」の進捗状況等を報告し、ご意見、ご助言をいただいた。

 授業見学では、「ICTが上手く活用されている」「生徒の興味を引く教材、資料を作られている」「生徒もしっかり集中していて真面目だ」と評価いただきつつも、科目で共通した教材を使用する事については、「教育の質の向上のためには必要で大切なことだが、教員の個性を失わないよう頑張ってほしい」というご意見もいただいた。「経験に関係なく、電子黒板やパソコンのスキルは目に見えて向上しているし、授業も面白い」と評価いただいた。

 本校のGLHS(グローバルリーダーズ・ハイスクール)、SSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)指定における様々な教育活動や、同窓会の支援による創造探究事業など、多様な取組も生徒に選択肢を与えるという点で、しっかり取り組んでほしいと評価いただいた。

 また、専門的な立場からは、入学時の学力差による学習意欲の違いについてもお話があり、いかに学習意欲を維持、向上できるか、難しい課題ではあるが真摯に取り組んでほしいとご助言をいただいた。

 高校生は、気持ち一つで一気に伸びるし、やり方一つで一気に変わることができる。高津生の「伸びしろ」を信じて、教員も努力を惜しまず、効果的なヒントを与えたい。生徒とともに、へこたれず、ひたむきに。Make it Kozy!日々新た、日々進め、高津高校!

  生徒の目 光り続ける 技磨く

2024.11.19

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