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71期生修学旅行

71期生 マレーシア・ペナン島修学旅行

前団は1010日~14日、後団は1011日~15日の現地3泊の5日間で、マレーシアのペナン島に修学旅行に行ってきました。ペナン島の中心都市ジョージタウンはユネスコ世界文化遺産として登録された街です。ジョージタウンは、18世紀後半、イギリスの植民地となっていたため、イギリス植民地時代の建物と、様々な文化が融合した独特の町並みを今なお残しています。 街の中心部には、イギリス国教会の白亜の教会やイスラム教徒の多いマレーの人々のモスク、そして華僑のための中国寺院や一族の霊廟、リトルインディアにあるヒンドゥー寺院などが建ち並び、様々な人々がお互いの宗教や文化を尊重しあいながら共存している様子を肌で感じることができます。

 また、この街は、いま「アート」の街としても注目を集めていて、ペナンの日常を描いたアートや今昔のエピソードをコミカルに描いたアイアンアートが街に点在しています。生徒の中にはアートを探しながら街歩きを楽しんだ人も多かったと思います。

ジョージタウンのホテルに3泊し、アクティビティや村訪問でマレー半島へ渡ったりしながら過ごしました。

ペナン島第1日目は、事前に生徒たちが選んだアクティビティが行われました。行先は以下の5か所です。

①パヤ島
パヤ島はペナン島からフェリーで片道2時間弱、美しい海に囲まれたシュノーケリングのできる島です。パヤ島を希望する生徒が最も多く、島は高津高校生でいっぱいとなりました。人間の手があまり入っていない自然のままの島で、海は透明度が高く、生徒たちは魚と触れ合いながら1日を過ごしました。

②キャノピーウォークとバードパーク
熱帯雨林の間に架けられた橋を1キロ弱歩きながら、地上25メートル以上の空中散歩です。熱帯雨林の植物のみならず、さまざまな熱帯の動物も見かけることができました。また、東南アジアを中心とした鳥や動物がいるバードパークでは、フクロウやダチョウを直に手で触れたり、鳥を手にのせて餌をやったりして楽しめました。

③マレー文化体験
マレーシアならではの文化を体験するコースで、バスでペナン島各地を回りました。涅槃釈迦仏、ビルマ寺など日本のお寺とは建物も仏像も全く異なる様子に触れ、また水上家屋の見学では、同族ごとに水上に集落を作って暮らしている華僑の方々の生活を垣間見ました。またバードパークにも立ち寄っています。

④モンキービーチ
マラッカ海峡に面する島(半島)に向かう途中、船上で釣りをして、自分たちで釣った魚を調理してもらいBBQを楽しみました。釣り糸を垂らすだけの原始的な釣りでしたが、すぐにアジやイシモチ、フグ(食べられませんが)などがかかり、大漁でした。アジや10匹以上釣った生徒もいました。

⑤ウォータースポーツパーク
ペナン島の海でバナナボートやチューブライトを楽しみました。当日、天気は良かったのですが波が高く、ずいぶん大きな揺れでした。いきなり海に落ちた生徒も多かったのですが、安全に楽しむことができました。

 

 2日目はマレー半島に渡って、レラウ村を訪問しました。村を挙げての大歓迎で、セレモニーでは、村の学生が武術やダンスを披露してくれました。バディック体験でも学生たちや村人が指導をしてくれて、楽しく交流できました。また、各家庭にグループごとに訪問するホームヴィジットでは、マレー料理を一緒に作って食べて、ゲームをしたり、一緒に話をしたりして楽しい時間を過ごしました。日本では体験できない、マレーの人々との交流を通して、一人ひとりの生徒が異なる文化に触れ、思い出深い、貴重な体験ができたと思います。

 

ペナン島での前団3日目、後団2日目の夜は71期生全員揃っての学年レクレーションがありました。海外の修学旅行でこれだけの人数が揃ってレクをすることは、場所や時間の制約が厳しく、条件的には大変でしたが、修学旅行委員が中心となって工夫を重ね、とても充実した時間を過ごせました。すばらしいレクでした。修学旅行委員の皆さん、ご苦労さまでした!!

3日目は、午前クラス観光、午後B&Sでマレーシア工科大学の学生と交流しながら街歩きをしました。午前のクラス観光は以下の通りです。
1組・4組:ペナンヒル
5組・6組・7組:フルーツファーム
2組・3組・8組・9組:ジョージタウン散策

 

午後のB&Sでは、1グループに1名の大学生がついてくれて、ジョージタウンで昼食をとり、ショッピングや名所めぐりをしました。自分たちで事前に計画した案にそって、大学生に案内してもらったり、カフェで大学生と英語での会話にチャレンジしたり、それぞれで工夫して楽しい時間を過ごしました。

 

帰りは機中泊で、元気な生徒たちもさすがにぐったりしたようで、ぐっすり寝ている生徒が多かったです。前団は航空機の遅延により3時間ほど到着が遅れたものの、前団・後団ともに全員元気に帰国し、濃密な異文化体験の旅が終わりました。今回の旅が、71期生たちにとって思い出深い、そして貴重な経験として生きてくることを祈っています。

                                                                                                             71期生 担任団

2017.10.20

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