2024.11.25
78期2年生 公開授業およびPTA学年集会
8月7、8日に神戸国際展示場にて、SSH生徒研究発表会(全国大会)が開催されました。
本校からは、科学部の生徒が「高度高熱菌のタンパク質分解酵素に対する亜鉛イオンの影響」というテーマでポスター発表を行いました。この研究は大学からの支援を受けて行ったもので、内容としても高度ものになっています。
8日には、1年生を中心に130名ほどの生徒が見学に訪れました。全国大会ならではの選りすぐりの発表が行われ、しかもそれが同じ高校生の発表であるということで、見学した生徒たちも大いに刺激を受けたようです。本校では2年生で全員が課題研究に取り組むため、発表の内容のみならず、発表の仕方や質疑応答の仕方など、参考になることが多かったのではないでしょうか。
8月5日に岡山大学理学部を訪問しました。
2年生で行われるLCⅡ(課題研究)物理班で超伝導に関する研究を行なっている生徒4名が参加しました。
午前中は物理学科の野原実教授および本校OBである川崎慎司准教授の模擬講義を受け、物性物理学や大学での研究などについて知ることができました。
午後には、生徒たちが事前に作製していた試料を用いて、超伝導に関する実験を行いました。既知の高温超伝導体に不純物を混ぜることで、どのような効果が見られるのかを調べるために2種類の実験に取り組みました。
10月の中間発表会に向けて、得られた結果を分析し、まとめていきます。
日帰りの研修ではありましたが、最先端の研究や各学部での取り組みに触れることで大学での学びについてより深く考える機会になりました。また、これまで訪れる機会があまりなかった岡山大学の素晴らしい面を知ることができ、進路を考える上での選択肢を広げるきっかけになったと思います。