6月30日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.300〜暑さと夏さ〜
さて、関東では恐ろしいほどの大雨に見舞われたところもあるようだが、その梅雨も明け、ここ数日猛暑が続いている。どうやら本格的な夏が訪れたようだ。ただ、肌で感じる日射しは強いし、屋外に出た瞬間のムワッとする熱気もまた夏のものに違いないのだが、何か今一つ「夏感」「夏さ」が足りない。
と思っていたら、すぐに答えが出た。「蝉の声」である。ジージージーとうるさいが少々押さえ気味にアブラゼミが鳴いていた一昔前と違い、ここ十数年は都会の木々を大方制圧したクマゼミがシャンシャンシャンと止まることなく鳴いている。
聴覚に強く訴えるその声がないことに、無意識に「夏さ」が足りないと感じている。出勤した際、「おはようございます!暑いですねー」と声をかけてくれる先生に、「ほんまに暑いねー」と返しつつも、「夏やねー」という台詞が出てこないのはそういうことか、と妙に納得した。しかし、セミはいつ鳴き始めるのやら・・・。
このような余談はさておき、エネルギッシュな高津生たちは、夏感よりもやっぱり『暑さ』が勝つらしい。「片手に、ピストル♪心に、花束♫」とは、ジュリーこと沢田研二の『サムライ』だが、令和の高校生は「右手に、日傘に♪左手、自動扇♪」というところか。今朝など最新のクネクネ曲がる扇風機を首に巻いたうえに、手持ちの扇風機で正面から風を当てている。見事な「3点固定」である。この生徒は「時間の3点固定」をしっかり守っているのだと信じている。
今はテスト真っ只中。日傘や扇風機の代わりに単語帳やプリントを離さない生徒もいる。それぞれの朝であるが、周りには十分に気をつけて。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
待ち遠し 独りごちたる 蝉の声
6月24日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.299~テスト前にて~
今週26日からは、第2中間考査。2学期制の本校は、4月からこの第2中間考査まで約2ヶ月半もある。ともすれば間延びするし、考査範囲も広すぎて、ポイントが雑駁になり、いわゆる中期目標としてピントを合わせづらい。ゆえに、5月中旬に国数英を中心に第1中間考査を設けて、学習に取り組みやすくしている。
生徒も「テストが多い」と呟きながらも、自習室を活用し、学習時間の調整を主体的に行っている。部活動や創造探究事業にしっかり参加しながら、自分のリズムを崩さずに上手く取り組んでいる姿は見ていて頼もしい。1年生も最初は慣れぬ生活リズムに戸惑うが、4月のほぼ勉強漬けの学習合宿を通じて、不思議と表情も明るくなる。友人、仲間ができたことで、自信とまではいかないが、高津生としての立ち回り方、振る舞い方がわかるのだろう。
生徒を見ていると、何事につけ、一人ではないという空気を感じる。私は比較的孤独を楽しむタイプであるが、高津生全体として友人とともに頑張っている印象が強い。受験は団体戦、は決まり文句だが、いざという時にそういった力が発揮されるはず。教室然り、自習室然り、同じ目標、同じ空気で取り組むことで見えぬパワーに覆われる。理屈ではない部分で、きっと価値がある。授業はもとより、誠実な取組、日々の積み重ねが良い結果を生むことは間違いない。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
雨に消ゆ その表情は 晴れ晴れと
「さようなら!」と明るく挨拶をして去ってゆく生徒。授業が終わった安心感より、間違いなく充実感が勝っている。
6月23日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.298〜夏至過ぎて〜
本日、第1回学校運営協議会を開催。前年度の振り返りとともに、今年度の取組、学校の現状について委員の方々と共有し、ご感想やご意見を頂戴した。開催前には授業見学いただき、ICTを効果的に活用していることや、先生と生徒、生徒同士のペアワーク等での活発なやりとりについて、「メリハリが効いている」「電子黒板やタブレットの扱いがとても手慣れていてスムーズに進んでいる」「生徒同士のコミュニケーションが素晴らしい」との教員にとっても励みになる一言をいただいた。
協議会では、新しい取組となる、英語運用能力向上に向けた今年度入学生からの「TOEFL Junior」の一斉受験と大阪府立高校全体で進められている姉妹校交流事業を共有。「TOEFL Junior」の結果では、2級取得者の英語力に差があることも明らかになっている。中学時代に資格を取得した後、高校入試で活用できるため、少し英語の学習がおろそかになっているのではないかとの懸念が現実となって見えたところ。該当生徒については、入学以降の英語学習によって取り戻す必要がある。姉妹校交流事業は、これまでも交流と河川調査研究を協働で進めていた台湾第一高級中学と台湾女子高級中学、そしてフィリピンのアンジェリカム高校との交流を充実させる。今年度は、12月実施の台湾サイエンスツアー参加者を支援する。
学校運営協議会は、外部評価委員として本校の教育活動や取組について、客観的な目線でご意見を頂戴する場。府立高校の現状を含め、高津高校の立ち位置や将来像について、たくさんのご助言をいただいた。高津高校のさらなる発展のため、いただいたご意見を咀嚼して尽力したい。
協議会終了後は、自習室当番。生徒の様子を見に行くと、さすがに前期第2中間考査(26日より)前らしく、視聴覚室は大盛況。ざっと120人。図書館や別教室も含めると150人超の生徒が静かに勉強に集中している。「当番」は、18時半と19時半に利用人数を確認する事になっているが、18時半に154名だったのが、19時半になっても150名と4人しか帰宅していない。勉強に集中し波に乗ってきた証拠である。日頃の授業に対する向き合い方、集中力の賜である。
20時に勉強を終え、下校する生徒たちに「しっかり勉強できたか」と尋ねると「はい思ったよりも進めました」「集中できました」の声。どうやら愚問だったようである。いいね、高津生!Make it Kozy!環境を力に、高津生!
夏至こその 日没知らず 集中す








