4月28日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.258〜昭和の日を前に〜
また、ここまでいろんな部活の公式戦があったが、明日はホーム高津高校で開
それぞれの 想いを背負い 共にゆく 高津の自由 今こそ見せん
4月27日(日)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.257~応援できる喜び~
昨日土曜日はサッカー部の春季大会2次予選1回戦。会場はJGreen堺、対戦相手は槻の木高校。野球部の初戦の対戦相手と同じということで、相手も野球部の仇を討とうと意気込んでいるに違いない。心して臨まねば。ベンチそばには、サッカー部のOBや保護者の方々、さらに部員の同級生など、たくさん応援に来ていただいている。
最初は、皆さんと高津ベンチの近くで応援していたが、せっかくなので、高津のゴールを写真におさめようと相手ゴールの後ろへ移動。その直後、遠く向こうにある高津ゴールのネットが揺れ、1点を献上する。
その後も相手が厳しく攻めるが、キーパーのスーパーセーブや粘り強い守備で懸命に防ぐ。しばらくはこちら側にボールが来なかったが、徐々に私の近くでボールが動くようになってきた。二度、三度と目の前にある相手ゴール前にボールを寄せるが、残念ながらシュートまでには至らない。そんな状況がしばらく続いたが、センター付近でボールを奪った選手がカウンター気味にレフトからドリブル、タイミングを見て、ゴール前に高いボールを上げた。そのパスに「アキにゃん」ことK選手が滑り込みドンピシャで合わせて素晴らしい同点ゴール!私も、得点する予感があり、少々ピントはズレたが、ボールを捉えた瞬間をパチリ!
前半同点にしたことで後半に期待したが、相手に3点追加され、残念ながら1対4で敗退した。それでも終了間際は、終始ゴール前のプレーが続いたし、十分に意地は見せた。
終了後、仲間の応援に来ていたハンドボール部員たちが、「明日試合なんで、見に来てください!」と言う。「すまん、明日は用事があってあかんねん」「大丈夫です。絶対勝ちますんで次来てください!」と嬉しいことを言う。「楽しみにしとくわ!頑張れな!」と、その時はそう返して別れた。が、今日になり予定時間が変更。朝の時間が空いたので、慌ててハンドボール部の会場の三国丘高校まで自転車で走る。
到着すると、やはりたくさんの保護者の方が来られている。ふと見ると、昨日サッカー部の応援に来てくれていて生徒の顔もある。「今日も来てくれたんか。ありがとう!」と言うと、「先生もお忙しい中、ありがとうございます!」とこちらを気遣ってくれる。最近大人でもなかなか言えない気遣い、思いやりに涙ちょちょ切れる…。
対戦相手は、東大谷高校。得点は7対1。ハンドボールの知識はあまりないので、これがセーフティーリードなのかどうかは私にはわからない。とにかく応援する。高津は赤、相手は白のユニフォーム。紅白ハンド合戦やな・・・と、しょーもないことが頭をよぎったが、これもリードしている心の余裕。ただ、後半に入り、やや相手に押される展開に。しかし、キーパーの堅い守備とゴールエリアライン前での激しいガードにより大きな失点は許さない。結果、14対5と勝利。この勢いをもって次の関西福祉科学大学高校戦に臨む。
ということで、私は私用のため申し訳ないが退散。部員の昨日の発言では、GWまで試合は続くということだ。1勝に浮かれず、引き締めて!Make it Kozy!」勝利をめざして、頑張れ、高津生!
ルール上 球の大きさ 違えども 夢はでっかく 心は熱く
4月25日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.256〜創立記念日〜
本日は、高津高校創立記念日。大正7(1918)年、大阪第11中学校として創立、今年で107年目を迎える。創立の翌年、「高津中学校」と改称され、戦後、昭和23(1948)年の学制改革により新制高等学校「高津高等学校」となる。男女共学もこの頃からである。
現在の校風・校是「自由と創造」「日新日進」は、初代校長と2代校長が提唱したもので、創立以来、継承されてきたものである。当時から国際的な視点にたち、英語教育に力を入れていたと聞き、その先見の妙に畏れ入る。
昨年赴任してからも、同窓会をはじめ、たくさんの卒業生の方と接し、高津高校に対する愛情をひしひしと感じている次第であり、現在も本校の教育活動にご協力、ご支援いただいていることに心から感謝しています。また、母校の部活動の公式戦や発表会にも精力的に駆けつけてきてくださっていることも誠にありがたいことと感じています。
その高津高校の創立記念日に、奇しくも昭和25年春に高津高校に入学された方(私の計算では御年90歳)からお手紙が届いた。その方は、「昭和24年に高津高校野球部が甲子園出場を果たしたことで、当時の先生から声がかかったが、ご家庭の事情で高校入学を断念せざるを得ない状況だった。ところがある日、その先生が家に来て父親を説得してくれたおかげで入学することができた。三年間甲子園をめざし、2年時に準決勝まで進んだが、浪商高校(現大体大浪商高校)に敗れ夢は果たせなかった。」と当時の思い出を熱く語られたうえで、手紙の趣旨は、「その野球部の先生、大恩人の写真が手元にないので、あればぜひ見せていただきたい」というものであった。何とも心揺さぶられるお手紙である。さっそくお電話して、90歳とは思えぬ元気なお声を聞かせていただいた。「今でも、健在の者で、『Zoomの会』として同窓会をしています」とのこと。誠に嬉しい限りである。「写真を探すのでしばらくお時間ください」と伝えたが、あらためて、高津高校107年めの創立記念日を迎え、つくづく伝統の重みを感じた次第。
現役生も負けてはならぬ。Make it Kozy!母校を愛す、高津生!
春陽の 100年越えの 高津愛

















