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4月24日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.255〜スタートダッシュ!!〜

 朝、曇り空ではあるものの、昨日とは違い、雨はなし。予報は晴れ昨日まで根を詰めて一生懸命勉強し、テストをもって今の自分の理解度を確認した。朝の琵琶湖畔への散歩は6時45分ロビー集合にもかかわらず8割以上の生徒が参加。5分ほど歩いた琵琶湖のそばで朝の澄んだ空気を味わいながら、友人との会話を楽しむ。昨年はたねやチェーンの店舗工事のため、琵琶湖沿いの散歩道は閉鎖されていたため、一般道路を遠回りしたが、今年は解禁、親睦時間も多めにとれた。
 朝食後の閉講式では、この二日間の生徒たちの取り組む姿勢に感心しつつ、今の自分の力を自分で認識、肯定し、足りない部分はこれから巻き返していこう、100点は取れなかったかもしれないが、100点をめざすことは誰でもできると伝えた。朝から気持ちの良い挨拶をしてくれて、本当に良い空気感を作ってくれる。お互いを思いやり、助け合える学年になってほしいと伝えた。
 今日は待ちに待った、快晴の下でのBBQ。行きのバスでもクラス全員で盛り上がりはどこまで行くのかというぐらいの最高潮!実は、昨年は当日に出張が入っていたため、BBQには参加できずに帰阪した。生徒には、「食べ過ぎ注意やぞ!」と言いながらも一番楽しみにしているのは私かもしれない(謝)。

 季節も良く、「ブルーメの丘」は素晴らしいロケーション。BBQは牛豚鳥にウインナー、トウモロコシも玉ねぎなどの野菜もすべて食べ放題。おまけにカレーもジュースも飲み放題(誰が言ったか、カレーは飲み物?)。和気藹々な雰囲気と会話を楽しみながらの昼食を楽しんだ。
 BBQとレクリエーション、園内散策は交代で実施。広く華やかな園内の各所で笑い声が聞こえる。大縄跳びやだるまさんが転んだでさらに親睦を深める。天気が良いというだけで気持ちが晴れるが、仲間と一緒にいることがより大きい。
 爽やかな空気を満喫して帰阪する。この学習合宿は、80期生のこれからが期待できる見事なスタートダッシュとなった。Make it Kozy!皆で一気に、高津生!
  高津の春 先行く道は 快晴なり

2025.04.24

4月23日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.254〜雨でかえって・・・〜

 本日は朝から雨。普段なら大抵晴れを望むが、今日は少々事情が異なる。学習合宿のため、昨日に引き続き、終日国数英の学習に励む。外に出られない雨ならば、文字通り「晴耕雨読」。かえって勉強するしかなく、切り替えるしかない。もとより普段から切り替えの得意な高津生。昨日の授業の様子から、朝からテンション高めで迎えてくれるだろう・・・と思っていたが、そこは高校生。こちらの読みが浅かった。一応、拍手で迎えようと数名がパチパチパチと拍手をくれた(それだけでもありがたい)が、全体的にお疲れモードで昨日とは少々空気が異なる。

 とはいえ、こういう状況は織り込み済み。この時間はとにかく演習で、問題を解きまくる。疲れていても、体を動かせば、自然と集中できるのが若さというもの。見た目は疲れてはいるが、実は昨日よりもスピードアップしている。大半は昨日の知識で解ける問題なので、皆黙々と取り組む。空気の流れが止まったようだったが、始まってからはどんどん積極的に進んでいるようだ。

 本日1枚めのプリントに要した時間は15分だが、さらに難しくなった2枚めは12分だ。確実にスピードアップしている。「皆、自分では気づいていないかもしれんけど、確実にスピードアップしてるよ」と声をかけると、さらに鉛筆のリズムが速くなる。感触を尋ねると、ほとんどが7割以上の自己評価。良き!

 本日の2時間めはさらに演習と細かな自己チェック。間違いやミスをした問題を中心に確認と改善に取り組む。限られた時間をどれだけ有効に活用で きるかも生きるうえで必要。友人との切磋琢磨も含めて、「団体戦」で確認テストに臨む。さぁ自分との勝負!

 この2日間の成果がどう出るか、本人の頑張りを期待するしかないが、明日は晴れ。良い一日にしてほしい。明朝、日本一の輝く湖を堪能し、学年の絆を深めよう。Make it Kozy!元気あふれる、高津生!

  目一杯 没頭してこそ 壁越える 

2025.04.23

4月22日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.253〜琵琶湖のほとりで〜

 本日から3日間、1年生は学習合宿。滋賀県琵琶湖のほとり、大津プリンスホテルにて、学習中心の2泊3日を過ごす。朝、JR阪和線の遅延もあり、時間通りの集合が危ぶまれたが、皆きっちりと集合。順にバスに乗り込み、たくさんの教員に見送られて出発。

 道中、大きな渋滞もなく、およそ予定通りの時間に大津サービスエリアに到着。トイレ休憩とはいえ、眺めの良い景色をバックに写真撮影する生徒もいる。テンションは少々高めだが、皆、高津生らしく、場をわきまえての行動。時間通りにバスに戻り、約20分後には大津プリンスホテルに到着した。

 ホテル到着間際は、「えー、めちゃでかい」「このホテル泊まるん?」と口々に喜びの声が。あらためてホテルの立派さを実感しつつ、全体会場に集合し、開講式。挨拶で、3年後共通テストを見据え、こういう大きな会場で学ぶこと、受験は団体戦であるということ、人生は逆算すべきであるということ、明日の確認テストでは全員で100点を取るということ、そして、学年全体の絆を深めることを伝えた。

 生徒代表からの「充実した3日間にしましょう!」との言葉に続き、ホテル主担当と当ホテルに勤務する高津高校卒業生の女性スタッフの方からもエールを頂戴した。「ワイワイと賑やかな状況から、校長先生が前にたった瞬間、前方に集中する、そういうところは高津の良き伝統です、との嬉しいお褒めの言葉に加え、夢や目標を持ってほしい、高津でしか味わえない経験をしてほしい、と熱く語っていただいた。

 昼食のおいしいホテルカレーをいただいたあとは、いよいよ国数英の学習開始。昨年は、学校の長としての引率だったが、今年は国語の講義もお願いしますと言われ、表面上は仕方なくだが、実は10年ぶりの教壇にワクワクしながら向かった。入室すると、全員が拍手で迎えてくれたので、こちらもテンションが上がる。「人生は逆算」の詳細と自己紹介を済ませ、いざ、漢文講座に。共通テスト「国語」では、漢文分野の配点は45点もある事実、勉強すれば確実に点を取れる分野であることを伝えると、目の色が変わったようだ。

 自分の漢文の理解度について挙手させると、7割が10名程度、5割が25名程度、3割が5名程度であった。それを踏まえたうえで、早速実践。躓くところはだいたい同じ。「今日はたくさん間違う日」と名付けて取り組む。『間違いの共有』は、間違いのハードルを下げること、他の者も同じ間違いをするのだという安心感が芽生える。ただ、たくさん間違っても良いが、『同じ過ちはしない』という大切なルールがある。前半の問題で共有した部分については何が何でも間違ってはいけない、と伝えると、全員がクリア。結果、漢文理解度については、35名ほどが7割以上に手を挙げた。さらに明日に期待!

 終了間際、「あと2分ほどで終わりなので・・・」と言うと、皆が「えっ?もう終わり?」という声と驚きの表情・・・。実は現場の教員として理想の授業はこの言葉。あっという間に時間が過ぎるのは集中できていた証左。現役時代はコソッとほくそ笑んでいたが、今日ははっきりと「そう!その顔が私の理想!嬉しいねぇ!」と素直に伝えた。最後にも拍手をいただき、感謝!授業は一緒に作るもの。ありがとう!明日もよろしく!

 素晴らしい環境で学ぶ良き時間。実に、深い意義のある時間を過ごしている。Make it Kozy!伸びるぞ、高津生!

  春の風 伸びしろさらに 加速する その大きさは 琵琶湖に負けず

 学習後のHRの時間は、頑張った分、思い切りはしゃいでいた。これもオンとオフのメリハリ。いいね、高津生!


2025.04.22

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