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5月31日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.51~衣替え?~

 令和もすでに6年というのに、いまだ昭和の感覚が染み付いていて、6月1日が衣更えという先入観に満ちている。さらに、学校代表の顔として、どなたが訪問されるかわからぬこともあり、昨日まで長袖に上着を着用していた。が、実は街では半袖を目にし、その誘惑に負けそうになることもしばしばあった。実際、暑い暑いと身体がこっそり訴えていたので、勝手ながら自分ルールを曲げて、今日は一日早い衣更えとした。

 すると、このような大きな決断(そんなたいそうな…)をした時に限って、朝は小雨がぱらつき、少しひんやりしている。しばし歩いて周りを見れば、共に駅に向かう人に半袖の方はいない。(だから、衣更えは水無月朔日と言うたやないかい!)と自己憤怒しつつ出勤した。

 出勤したらしたで、正門での挨拶となり、開き直って半袖で生徒たちを迎えるが、いつも若さいっぱいの半袖の生徒も、肌寒い今日はなぜか長袖を着ている。いやいや、いつもの半袖はどうした?と、突っ込みながら、とりあえず、「Bonjour!」でごまかしたが、そこに自転車で颯爽と現れたシルバー人材として本校に勤務するお母さんが一言、「おはようございます!校長先生、風邪引きなはんなや」と、屈託のない笑顔で私の心を抉る。

 そんな「衣更え」に悩んだ昭和ゴリラの気持ちも知らずに、令和を生きる生徒たちは、今日も集中して授業を受け、放課後は元気に、熱く、そして和やかに体育祭の準備に励んでいる。それで十分。make it Kozy!日々充実、高津生!

  梅雨間近 「水無月」と言うは これいかに

 ちなみに「水無月」は『水の月』との意。ビンと来ない方は「風待月」でどうでしょう。どちらにしても、今日の私は一人、「J’ai tres chaud !」 と映った次第…では、また。

2024.05.31

5月30日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.50~順番は守るもの~

 このたび、身内に不幸があり、2日間喪に服していたため、ブログも控えさせていただいたが、学校の学びはというと、28日(火)は5月とは思えぬ大雨となり、生徒の安全確保のため、4限終了後下校としたが、大きな混乱、被害は聞いておらず、ほっとしている。29日(水)は、一転して快晴。気温も上がる中、生徒たちは前日の遅れを取り戻そうと、熱中症に気を付けながら、体育祭の準備に励んだことだろう。

 さて、明るい話題ではないが、今回、身内の死に触れ、やはり、何事も順番は守らねばならないと強く感じた。天寿を全うしたこともあり、当然の悲しみはあるが、親を送るのは世の常。これが逆になるほど、切なく悲しいことはない。感受性の強い若者が、ある意味鈍感になってしまった大人にはわからぬ理由で死を近くに考えることがある。巷では、データ云々で分析されることも多いが、学校のできることは、触れあう時間が多い身近な大人として、相談できる環境づくりに努めることだ。そして、授業や学校行事、部活動や課外活動など、ガチャガチャしてはいるが、自分の得意を探したり、確認できる居場所や人と接する機会を設けて、少しでも先のことに目を向けられる時間を過ごせるようにしたい。とにかく、順番を守らず、親を抜かすのはいけない。これだけは言える。

 さて、体育祭まで一週間を切った。玄関モニターでも、、各委員会からの「楽しもう!」という呼びかけが目立つ。高校生活で3回しかない体育祭。体育祭そのものも、それに付属するものも、楽しまねば損である。さぁ、明日は、どんなハプニングがあるのか。Make it Kozy!一緒に楽しもう、高津生!

  世の中を 楽しい眼鏡で 覗き見る 眉間のしわが 少しは減るかも

2024.05.31

5月27日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.49~高津の光~

 昨日、26日(日)は、高津高等学校定時制課程の同窓会に参加した。その名を「高陵」といい、一つは本校の所在地『高津ヶ丘』、もう一つは、理想の至高至遠なるを意味しており、『高い陵に上がらねば展望はなし難い。高陵は正に人生の展望台である。この展望台に上って真実に人生を味い知ること、これ即ち諸子の本校に学ぶ所以なのである。』という。

 その『高い志』をもって、歴史は1934(昭和9)年に大阪府立高津夜間中学としての開校し始まり、1950(昭和㉕)年に、高津高等学校定時制課程と改称、その後、1999(平成11)年に定時制課程が廃止された。

 その後も、「高陵」同窓会は、後輩の生まれぬなか、気持ちを一つにして、同窓生の憩いの場として継続されてきたが、皆さん、ご高齢の方ばかりとなり、昨日の第90回総会を一つの節目として。全体として集まる会の最後とされた。

 しかしながら、ご出席された同窓生の皆さんの元気なご様子と、明るい表情に、母校に対する思い、先輩後輩としてのつながりの深さを感じた次第である。最高齢の92歳の方の溌剌とした姿と、その大きな声量には感動した。全国遠いところからもいらっしゃっていて、全体集会の機会はなくなれど、各年代で、まだまだ「高陵」の熱い会は継続されるであろうと思われる。

 今後も、学校見学会などは継続されるようで、皆さんの大いに自慢できる母校として、高津高校も元気で胸を張れる学校でありたい。

  高津丘に 熱く輝く 光なり

 以前、この学校は「高津愛」に満ちていると書いたが、あらためて、たくさんの「高津愛」を感じた。全日制の同窓会「群芳」も健在であり、様々な生徒支援をいただいている。高津生よ、君たちを見守り、応援してくれている方はたくさんいる。君たちの今できることを一生懸命やれば良い。Make it Kozy!頑張れ、高津生!

2024.05.27

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