1月30日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.439〜2年間の成果〜
本日は、本校学習活動の軸である課題研究「高津LCⅡ」の成果を発表する「生徒研究発表会」。何度も書いているが、「LC」とは、本校の校風『自由と創造』=『Liverty&Creativity』の頭文字を取った探究活動。自らテーマを設定し、調査、実験、分析等を通じて、自分(たち)なりの正解、「最適解」を見出だす。この流れだけなら2年生の一年間の成果であるが、「高津LC」は、1年次の「高津LCⅠ」で探究の基礎、研究方法から論文作成まで、探究活動のノウハウを学ぶところから始まっているので、2年間の学びの集大成ということになる。
全体会では、基調講演として、神戸大学大学院経営学研究科で「マーケティング論」を専門とされている、栗木 契(くりき けい)教授をお招きし、「エフェクチュアル・マーケティングに学ぶ」をテーマに、生徒の今後のものの考え方や生き方のヒントになるお話をいただいた。私のあいさつでも「質問力が大切」と伝えたが、複数の生徒の積極的に質問する姿が嬉しかった。
代表発表となった本校の3つのグループ発表も、それぞれ創意工夫、試行錯誤が見られて今後も継続が期待されるもので素晴らしかった。どの班も、いい意味でプレゼン慣れしていて、スムーズな発表であったし、質問対応もよかった。また、今回招待校である岸和田高校の地震に耐えられる建築をテーマにした発表も、たった一人で大勢の本校生の前で堂々と発表してくれ、さながら”道場破り”感を感じた。
午後は分科会として、各教室に別れて全グループが発表する。全体会も分化会も1年生が参加、見学し、来年度は自分たちの番だとの意識で臨んだ。終了後、各教室で講評をお願いした大学の先生方からも、「テーマ設定やタイトルのつけ方が面白い」「毎年レベルが上がってますね」「今日は質問がたくさん出ていました」と嬉しいお言葉を頂戴した。
この生徒研究発表会は、sSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)指定校としての取組の一つの大きな節目であり、その内容のレベルアップは不可欠である。生徒は毎年変わるが、ノウハウの引き継ぎ、先輩からの継承、後輩の気付き、発見と、良いサイクルが現生徒はもちろん、後々の後輩たちの成長にもつながる。
栗木先生のご講演で「まずは行動し、必ず振り返ること」で、新しいことが見え、次の行動が見えるとおっしゃっていた。動くことから学ぶ。Make it Kozy!視野を広く、高津生!
これまでの 努力が次の 道開く


1月29日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.438〜特別な時間〜
本日、茶道部の「初釜」に招待された。新年早々に茶道部員が校長室に招待状を持って来てくれた。昨年は、急な対応が入り、結果的にその日最後の客となってしまったので、今年はぜひ最初の客になろうと決めた。当日まで少し日があったので、忘れてはならぬと机上の目の前に付箋を貼った。
その甲斐あって、一番の客となったが、誰もいない茶室に入るのもそわそわする。後で知ったが、最初の客は『正客』といい、通常茶道に精通した方があたり、皆の手本となるという・・・えらいこっちゃ。お作法では、入室後は掛け軸やお花、釜を拝見して席につくということなので、一通り拝見する。掛け軸には筆で「宝船」が描かれ、『足ることを知る心こそ宝船もののかずかず積みのせずとも』との歌が添えてある。あらためて心の持ちようを知る。勾玉を模した花瓶には小さな花がさしてある。バランスよく枝がのびている。美しい彩りの黒縁で囲われた炉壇が茶釜の存在を引き立てる。これらは先生が今日のために選ばれた品々。日頃からそうであろうが、茶道において「初釜」を大切にしていることがよくわかる。
お茶を待つ間にお菓子「梅の月」をいただく。上品な甘さが伝わる。続いて入室された茶道部顧問のお二人と先生と、「うちの近くで梅が咲き始めました」「そうですか、もう。こんなに寒いのに春は近づいているんですね」という会話を交わす。そんな会話のそばで生徒がお茶をたててくれる。ゆっくりとした手つきで静かに丁寧に立ててくれている。「上手になったね」は、顧問からの一言。本人に聞くと、高校から始めたという。何か惹かれるものがあったのだろう。
出てきたお茶を俄か作法で頂戴する。茶室でいただくお茶はやはり格別。実に優雅なひと時。ありがたや・・・と、しばし感謝と雰囲気に浸った後は現実へ。小走りで会議に向かった次第。良い時間をありがとう!作法は大切。Make it Kozy!道を極む、高津生!
梅の月 お茶の世界の ありがたみ



1月28日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.437〜韓国より〜
本日、韓国の斗山蓮崗(ヨンガン)財団の科学教師視察団が本校を訪問された。今年度も6月のご訪問に続き、今回2回目となる。この訪問は、2012年に開始され、毎年韓国で優秀科学教員として表彰された現役の先生方を毎回約30名を財団が日本に招待し、教育に関する情報交換、意見交換や文化交流を目的として行っているものである。本校を選択したきっかけを伺うと、大阪府の学校で科学に関して先進的な取組を行っている学校ということで、SSH(スーパーサイエンスハイスクールに指定されている)指定校である本校を紹介されたとのことで、それ以来長く深い交流を続けている。
また、以前、クリエイトラボで生徒研究発表会や講演会を行っているということにご理解いただき、演台を寄贈してくださったが、今回、ICT環境の整備として、モニターとキーボード、マウスを一定数ご寄贈いただいた。今後、教員用校務使用端末が小さくなるということで、持ち運びには便利になる一方、目への負担など作業上のストレスが生じる可能性があることからご寄贈いただいたものである。教員の働き方改革の推進は、生徒たちの教育活動の充実につながるため、本当にありがたく、心より感謝申しあげた次第。
到着後、歓迎セレモニーを終え、授業見学へ。本校課題研究「LCⅡ」を中心にご覧いただいた。7限終了後は、本校教員との懇談会。物理・科学・生物・地学の4分野それぞれに本校教員が付き、授業の様子や専門的な学びについて情報や意見を交換した。
最後は、本校科学部員の2名がパネラーとして、皆さんの質問を受けた。「なぜ高津高校を選んだのか?」という質問に、2名とも「『自由と創造』という校風が気に入ったからです」と回答し、皆さん納得された様子だった。また、『大阪城内濠の水質調査』で科学省優秀賞を受賞したことに大きな拍手をいただいた。「将来を期待します」というお言葉も頂戴し、部員たちは少々照れ臭そうな表情であった。
短い時間だったが、終始和やかな雰囲気で皆さん満足された様子だった。お互いの切磋琢磨にも通じるこのような機会が継続できれば。斗山蓮崗財団関係者の皆様、科学教師団の皆様、本日は本当にありがとうございました。明日は名古屋に向かわれるという。お気をつけて!科学部員2名も緊張したと思うが、良い経験になれば実に良き。Make it Kozy!自信をアップ、高津生!
胸張って 自由と創造 謳(うと)てみる










