1月27日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.205〜恒例、冬の芸術文化祭〜
25日(土)は、すでにご案内のとおり、第45回大阪府高等学校芸術文化祭。大東市のサーティーホールにて、府内の公立・私立の高等学校の文化部を中心に,日頃の成果を披露する。
開始前に、横の部屋に招待されて「お茶」をいただく。先日、高津高校の茶道部の「初釜」をいただいたばかりなので、その静かな空気を身体が覚えている。数校の茶道部員により、10名ほどの来賓にお茶菓子が配られる。部員代表の「どうぞお召し上がりください」の声で、一口いただく。ミルクの餡と餅の柔らかさがマッチしていて美味。続いて、深い緑が美しいお茶が出される。これも深みと程よい苦みが良い。賑やかな祭を前に落ち着いた「和」を感じた次第。
さて、本番は、さすが府内の高校代表が集結した高いレベルの内容。プログラムも、管弦楽に吹奏楽、マジックに声劇、グループの弾き語りに和太鼓と多種多様。さらにフィリピンの民族舞踊で会場を盛り上げる。高校生らしい元気で明るく、エネルギッシュな発表に大きく心が動かされる。
我が高津高校ダンス部はダンス部門5番めの登場。総勢40名超の部員がステージに上がると狭く感じるほど。テーマは「羊」。自分らしさを隠し、周りの人間に流されて生きる人間がまるで群れで行動する羊のようであると思い、そんな自分自身から脱却しようとする姿を表現するという。そう聞くと、まさに羊の群れに見えて来た。衣装も凝っていて、白黒から一瞬で白一色に変化する演出は秀逸。芸術を堪能できた。大人数でのまとまった動きに感心した。・・・残念ながら、撮影はNG(謝)
やはり、若さは何物にも代えがたいエネルギー。存分にその力を発揮した高校生に天晴れ!である。高津高校の1・2年生集団。今後ますますの伸びしろを感じた。Make it Kozy!明日へはばたけ、高津生!
冬の日に 若人の熱 伝わりて
1月24日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.204〜君のためのステージ〜
共通テストから、早や一週間が経とうとしている。現在、志望校の決定に頭を悩ませている者もいるだろう。思った通りに得点できた者、思うように得点できなかった者と様々だが、この先、大きな目標、進路実現に向けて、2月の私立大学受験、3月の国公立大学受験とステージは続く。不安はあるだろうが、今こそこれまでの努力の成果を発揮する時。最高のパフォーマンスを見せてほしい!
パフォーマンスといえば、高津高校ダンス部も、明日の大阪府高等
私は立場上、開会式から出席するので、ここ最近特に熱の入った練
舞台は違うが、受験も部活も自分を出せる一つの見せ場。ぜひ、思
頑張った 君の舞台が そこにある
1月23日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.203〜「平和」とは?「人権」とは?〜
本日は、週1回のLHR(ロングホームルーム)。1年生は、今週来週の2時間連続で「消費税」を考える。「消費税」がなぜ日必要なのか。なくなるとなぜ困るのか。なくなっても大丈夫なのか。5%ではなぜ行けないのか。』今なぜ8%、10%なのか。今後、「消費税」は上がっていくのか・・・など、日頃、InstagramやTikTokで楽しんでいるスマホや1人1台端末を活用し、指を盛んに動かして調べる。
もちろん調べて完結ではなく、それはその後のディスカッションのため。それぞれの主張を裏付ける根拠は何か、相手の論理思考を覆す根拠は何か、様々な観点から導き出す。来週は、どこまで学びを深められるか、楽しみだ。
2年生は、「人権講演会」として、『ガザ・パレスチナ問題』を取り上げた。毎日、TVニュースや新聞で取り上げられている話題だが、実はどこまで深く知っているか、正しく知っているかは疑問。早稲田大学文学学術院の岡真理教授にお越しいただき、その報道の曖昧さや確からしさについて、また、本当の「自由」とは?見えない「暴力」とは?「平和」の定義とは?について、熱い講話をいただいた。
感じたことは、目の前にあるものだけが真実ではなく、その奥にあるもの、歴史に裏付けられる前提など、深く深く考えること、自分で真実を見極めることを学んだ。保護者の方にもご参加いただき、一緒に考える良い機会となった。講演会終了後、岡先生には応接室に残っていただき、深く考えた生徒たちの質問攻めに対応していただいた。ありがとうございました。
遠くの国の話も、自分事として考えることで、来年度成人となる2年生も国際社会の一員としての自覚が芽生えたのではないか。もちろん、この問題は、そんなまとめに終わるものではない。今をきっかけに、より深く、高津生!
学ぶこと 考えることが できること