4月1日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.237~2025年度始動~
本日、2025(令和7)年度が始動。昨日と今日で見た目が変わったところといえば、桜の蕾が少し膨らんだくらいだが、人事異動により教職員には複数名の入れ替わりがあり、チームKOZUとしては、また新たなメンバーで生徒をサポートすることになる。着任された方々には、経験の長短を問わず、それぞれの強みを生かして生徒の人間的のために一役買っていただきたい。
歳の一つや二つ、今更何とも思わない私と違って、高校生の一年は実に大きい、高1も高2も一緒、などとは口が裂けても言えないセリフ。それだけ一年間の成長は大きい。私と一緒に高津高校に来た79期生は、私が一瞬で駆け抜けたこの一年を十分に味わい、日々知識や技術を得て、目の前の課題に対し、真剣に向き合い、達成感と悔しさを感じながら、私の数倍、数十倍も成長したはず。
その上の78期生は、いよいよ3年生になり、厳しい進路に真っ向から立ち向かう。聞くと、目標とする大学のレベルが高く、「志が高い学年」との印象。その志に追いつかんとばかりに、日々勉学に励んでいる。後輩の見本となるよう、引き続き向上心を持って精進してほしい。
ということで、それぞれの明日へ向かって、今年度も高津高校の忙しい日々を楽しもう!時間をコントロールして、自覚と責任、頑張れ、高津生!
忙しい 時を操り 実を取る
3月31日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.237〜桜知る、春〜
ついこの間まで寒かったのに、急に汗ばむ気候になったと思ったら。またもや異常に気温が低くなる。先日、とあるInstagramで、「日本には春と秋がなくなった」との議論があったが、四季ならぬ夏と冬のニ季になりつつあると肌で感じている。三寒四温もニ寒ニ温となり、一向に春を迎えられない。
とはいうものの、木々はそんな慣れぬ温度差にも敏感に反応し、正門そばの桜も遠慮がちにも確実に蕾を膨らませている。実に健気である。この季節の微妙なズレと、桜の木の粋な演出で、来週の入学式が満開の桜で迎えられることを願うのみ。
さて、気がつけば、今日は令和6年度最終日。実に濃い毎日だったが、振り返れば一瞬。自身でコントロールできる時間もなく、怒涛の如く過ぎた一年。明日からの一年は、しっかりと時間をかみしめて味わいたい。できるかぎり人と共に時間を共有したい。ふとグラウンドへ足を向けると、野球部が練習試合をしている。その横のテニスコートでは硬式テニス部も一生懸命練習に励んでいる。ちなみに、先日全国ベスト8となった空手道部男子団体3人制だが、本校が1勝1敗1分けで惜しくも敗れた東京都の目黒学院高校が、その後2校に圧勝して優勝したとのこと。次回に夢が膨らむではないか!真面目に蕾を膨らませる桜の健気さに温かみを感じつつ、生徒たちの前向きに取り組む姿に元気をもらい、明日、新年度を迎える。
Make it Kozy!4月からも一緒にワクワクしよう、高津生!
桜蕾は 見えぬ春にも 顔を出す
3月29日(土)校長ブログ「Make it Kozy!」Vol.236~心にやすらぎと情熱を~
本日は、阿倍野区民センターにて、高津高校アンサンブル部の定期演奏会が開催された。数えること14回。毎年、たくさんの保護者や卒業生、関係の皆様とともに、和やかで心温まる時間を過ごしている。また、例年4月初旬に開催しているが、今回は、長年ご指導いただいた顧問の先生が本校での勤務を終えられるということで、3月末の開催となった。会場入り口には、過去の写真や歴代の衣装となるTシャツが並べられている。
ちょうど一年前に高津に赴任した際、最初に生徒の活動に触れたのが、この定期演奏会だった。決して、どこの学校にもあるという部活動でもなく、部員も初心者が多い中地道な練習で美しい音楽を聴かせてくれる。昨年は純粋に感動したが、この一年間、部員たちの練習する姿を見ているので、その上達度にも感心する。
と、いかにもじっくり鑑賞する体でブログを書いているが、実は、私は近畿地区高等学校長協会の会長会に出席するため、15時には京都に行かねばならない。先方には、大事な演奏会なので数分遅れます、お許しを・・・と伝えてあるが、ゆっくり楽しんでいる時間はない。『レ・ミゼラブルメドレー』のみ鑑賞し、申し訳ない気持ちで会場を後にしたが、その『民衆の歌』の美しい響きと頭に浮かぶ歌詞の強さに押されて、気合いが入った。
戦うものの歌が聞こえるか? 鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い生命が始まる 明日が来た時 そうさ明日が!
実は、その後、大阪駅で勇んでJR新快速に乗り込んだが、なんと「安全確認のため、緊急停止します」と放送があり、止まらぬはずの島本駅で緊急停車、15分ほどの車両確認を経て再出発。結局大幅に遅れることになり、平謝り。こんな時に限って・・・を実感した一日。
それでも、心地よく美しい音楽が聴けた今日は良き一日。Make it Kozy!何事も心の持ちよう、明日も元気に、高津生!
今日の日を 澄んだ響きで 洗います















