7月22日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.317~濃い夏休み~
本格的な夏休みに入っても、高津高校は各教室から熱気あふれる会話が聞こえてくる。4階視聴覚室は、3年生の数学補習で超満員。一度に対応できる生徒数を大幅に超えているが、生徒たちのやる気に意気を感じ、多大なるエネルギーを持って教えている。生徒たちも真剣そのもの。入り口の外にいる私の気配を感じないぐらいに集中している。が、写真をとろうとすると、さすがに気配を感じたのか、男子4人が後ろを振り返る。ニコッと爽やかな笑顔だけを送ったあとは黒板に集中。やるときゃやるよ、高津生!
1年生の教室では、本日より「KITEC(Kozu Intensive Training of English Communication )」、通称カイテックが始まった。1年生の『基礎コース』は、学年9クラスを3日に分け、一日3クラス全員が登校。1班6~10人でネイティブの方との交流を通して、英語での実践的コミュニケーション能力の育成を図るとともに、英語学習に対する意欲を高めている。
ちょうど英語で自己紹介しているシーンで、英語力に差はあっても、皆頑張って英語でコミュニケーションをとっていた。周りの者も、一生懸命話す仲間の声に傾聴し、お互いが相手を思う気持ちが顕著にあらわれていた。やはり英語は話してこそ、聞いてこそ。きっかけは自己紹介でも、そこから話題も広がり、楽しい会話が続いていた。自然と話せる環境に感謝。Make it Kozy!いいね、高津生!
無理せずに 夏の濃い濃い 英会話
※この事業は、同窓会と教育後援会からの支援で成り立っています。関係の皆様には、本校教育活動へのご理解、ご協力、そしてご支援をありがとうございます。


7月20日(日)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.316〜自分越えの夏〜
本日も猛暑日だが、朝からヤンマーフィールド長居へ。金曜日に陸上部員から「試合見に来てくださいよ」と声をかけられた。予定が入っていたが、時間の許す限りと朝から男女の100mと走幅跳を観戦を観戦。
1年女子走幅跳には、S選手が出場。順番に試技が行われていたが、部員からは予選2位通過と聞いたが、確認できず、また本人とは会えず残念。100mは、出場選手のアナウンスもあったので、わかりやすかった。トラック競技とフィールド競技の違いかもしれないが、砲丸投げや走高跳も同時進行なので、アナウンスがあれば応援しやすいなと感じた。
2年男子100mには、T選手とK選手が出場。T選手はタイムがよかったので決勝進出の可能性があると思ったが、惜しくも進出を逃す。二人とも善徳で走る姿は素晴らしかった。
1年女子100mには、Y選手が出場。出場組では4位だったが、14病29のタイムでなんと決勝進出!Y選手は中学時代は帰宅部で運動らしい運動はしたことがなく、高校入学して陸上部に入って、もちろん100mは初めての経験。さらに、前回の公式戦では失格のためタイム記録なし。今日が初めての公式記録だという。それで決勝進出は素晴らしい。観客席で応援している際にたまたま隣に座っていたこともあり、「校長先生も一緒にどうぞ」と日傘をさしてくれる涙ちょちょ切れる優しさの持ち主でもある。そんな相合い傘での決勝進出発表だったので喜びとともに、「決勝を控えている選手に傘を持たすわけにはいかんな」と、それ以降は私が傘を持った。
それが功を奏したかどうかは知らぬが、決勝では力を発揮して6位。後日開催される本戦出場が決まった。陸上初心者の伸びしろに今後も大いに期待。まさに可能性は無限大だ。Make it Kozy!限界突破、高津生!
自分越え 夏の日射しも 味方にす
明日出場する選手たちが100%の力を発揮できるよう願っている。頑張れ、陸上部!
また本日は、軽音楽部も視聴覚室でLAST LIVE。校内でも熱い歓声が上がっていたことだろう。夏休みも元気、高津高校!
※ミーティングの写真はPTA会長提供
7月19日(土)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.315〜オールドメディアの『あがき』〜
本日は、通常ひと月に1回、水曜日の18時15分〜19時半頃に開催する「クリエイトラボ・セミナー」を特別に土曜日に開催した。「クリエイトラボ・セミナー」は高津高校創造探究事業の一つとして、同窓会が企画運営し、様々な業種で活躍されている卒業生の方をお招きし、生徒たちに社会のことや仕事のこと、進路のことなどを語っていただける貴重な講演会である。テーマによって参加の多少はあるが、興味関心のあるテーマを選択するので、参加生徒にはすべて意義ある時間となっている。
本日の講師、ABCアナウンサーの古川昌希氏は高津高校58期生。平日はテレビ・ラジオなど複数の番組を担当しているため土曜開催となった。テーマは「オールドメディア」。現在、若者を中心にご年配の方まで多くの方の情報源はSNSやサブスク。テレビも見ない、ラジオ聴かないという方は本当に増えている。そういう現状から「オールドメディア」と言われるテレビ・ラジオの現在を、さすがプロ、温和な人柄が滲み出る、人を引き付ける話しぶりで真面目に語っていただいた。
私が印象に残ったのは、報道における事実確認の大変さ。例えば、「鶴橋駅で火災が起こった」との情報をキャッチした際に、それが本当に起こったのか、もしかするとデマかもしれないし、鶴橋駅ではないかもしれない、鶴橋駅だとしてもJRなのか近鉄なのか、情報源の方の勘違いも含めて、当然ながら『事実』を確認しなければならないとのこと。そのためには少なくとも消防署、警察署、jRに近鉄、大阪メトロに直接連絡しなければならない。そこまできちんと確認してからでないと放送できないということだ。朝、昼、夕方、夜と、それぞれの締切に間に合うか間に合わないかなど、時間との勝負でもある。
もう一つは、地震などの災害や、事故などの緊急時の被害に合われた方へのインタビューでの情報収集の話。当然であるが、被害に遭われた方はその悲しみに打ちひしがれている。思い切り泣いている方もいるし、憤っている方もいるかもしれない。そのような中、その方々に報道機関の仕事とはいえ、各局の記者から何度もインタビューを受ける。各局もしっかり事実を確認し、その方々のお気持ちを伝えたいというジャーナリストとしての使命感によるものではあるが、古川さんは、ある時、これでいいのか、これはいけないと感じたという。伝えるためとはいえ、被害に遭われた方に何度も入れ替わり立ち代わりマイクを向ける、カメラを向けることが正しいことかと。
そして、この状況を何とかしようと、今、災害時や緊急時は、その方々の悲しいお気持ちを優先し、局の壁を越えて、そういうインタビューの映像や情報を共有しようと動いているという。また、後のラジオに関する質問に対しても、「ラジオは、テレビより喋っている方の人柄が強く出る。それが良いところでもあるけれど、だからこそラジオで話すときは、より人を傷つけることのないよう意識している」とおっしゃっていた。そして、今のそういう状況を、「オールドメディアに関わる者として、一生懸命、”あがいて”います」と表現されていた。
高津高校の卒業生としても、活躍されている一アナウンサーとしても、その心根に尊敬の念が生まれた。今の高校生はSNSを治療しているが、みんなが情報の受信者であり、発信者でもある。自身の投稿が人を傷つけないか・・・絶対に忘れてはならない。Make it Kozy!人に優しく、高津生!
心根を 推して知るべし 昌希節








