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2月12日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.214~直の感動~

 府の芸術鑑賞事業の一環である、劇団四季の舞台『WiCKED』に当選した高津生4名が、一昨日の放課後、「ウィキッド見てきましたー!」と、元気に報告に来てくれた。というのも、彼女たちが当選した時に、主役のエルファバを演じるのが教え子だと話していたからだ。ダブルキャストのため、当日に教え子が出演したかはわからなかったそうだが、それはともかく、本物の舞台に「感激しました!」と、4名とも嬉しそうに語ってくれた。うち一人は『オペラ座の怪人』を鑑賞したことがあるそうだが、今回はまた違った感動を得たようだ。後の3名は初めての鑑賞でもあり、その感動は特に大きなものだったようだ。
 「どのシーンが一番印象に残った?」の質問には、口を揃えて「エルファバが一気に空に上って行くシーンです」と答えてくれた。私はまだ見ていないが、それだけ素晴らしいシーンだったのだろう。
 確かに、生徒曰く、「観劇料は高い」が、舞台には映像にはない迫力と、直接味わう感動がある。「また貯金して見に行きたいです!」とキラキラした瞳で話してくれた。気持ちの伝わる報告をありがとう!
 以前、演劇科クラスを担当していたこともあり、卒業生たちの公演をよく見に行った。コロナ禍を挟んで、教え子たちからの連絡が再開した。話は逸れるが、こういうところが「教師冥利に尽きる」のである。
 映像では伝わらない、人と人との直接の付き合いが、何より大切だとあらためて想う今日この頃である。
 人を大切に、もとより自分を大切に。Make it Kozy!人生を豊かに、高津生!
  人とひと 心とこころ 響くとき

2025.02.12

2月10日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.213~自信を高める~

 2月8日(土)は、府立の文理学科、GLHS(グローバルリーダーズハイスクール)10校の合同発表会。舞台は、大阪大学吹田キャンパスのコンベンションセンター。立派な会場で、課題研究の成果を発表する。多様な社会でグローバルに活躍する人材育成を目標とするGLHS。その観点からは、簡単に文系・理系で分類するのは本意ではないが、別の機会にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校等の生徒研究発表会が開催されていることもあり、こちらはいわゆる文系に分類されるテーマの発表会となっている。

 本校からは、英語版が「英語力が上がる授業〜モチベーションと点数の関係〜」を発表。先行研究から「自律性」「有能生」「関連性」が学習意欲や得点にどう影響しているかを調査、研究した成果を語った。

 アンケート結果から、仮説通りの部分もそうでない部分の療法があり、その点を踏まえて、メリハリのある考察を進め、堂々とした発表を行った。トップバッターということもあり、緊張するかと思われたが、何の何の、とても落ち着いたスムーズな発表であった。自分たちが取り組んで来たことに自信を持って発表できるというのは素晴らしいこと。他校の発表も例年以上にレベルが高く(講評者談)、惜しくも受賞は逃したが、今後に生きる良い経験になった。発表後は。「トップだったので、後はゆっくり見ることができました」と、皆ホッとした様子だった。Make it Kozy!お疲れさん!いいね!高津生!

  若人が 熱く語りて 雪を解く

2025.02.11

2月7日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vo.212~気分上々~

 毎日、正門と裏門で交互に朝の挨拶を交わしているが、最近特に、イヤホンやヘッドホンを外して挨拶してくれる生徒が増えた。挨拶した瞬間は着けていても、すぐに、あ…という感じで、外そうとする生徒も少なくない。私自身はというと、着けていることを忘れている時も…反省)。

 また、ポケットに手を入れて歩いていている生徒も、挨拶する際にはポケットから手を出して挨拶してくれる生徒も増えた。もちろん、朝の眠たさも忘れるくらい素晴らしい笑顔で応えてくれる生徒も多い。まさに「然るべき振る舞い」というところで、誠に嬉しい。

 授業を見学することはあるが、邪魔はできないので、生徒に話しかけることはあまりできない。そういう点で、私にとって朝の時間は生徒と接することのできる貴重な時間だ。かといって、記憶力が落ちてきて、皆の名前をさっと呼べない自分に腹も立つ。

 正門と裏門の「挨拶率(通過する生徒数に対する挨拶する生徒の割合)」は、裏門の方がかなり高い。それには(個人的な分析だが)環境的な理由もあって、正門は直前に信号のある交差点があり、青になった瞬間、大勢で横断歩道を渡って正門に向かってくる。正門も広いので、生徒たちは集団のまま正門を通過することになり、私も個人ではなく、全体に声をかけることになる。結果的に一人ひとりと目を合わす時間も少なくなるため、生徒にしてみれば、自分自身に声をかけられている感覚も薄れてしまうのだろう。

 対して、裏門の手前には信号がなく、また、正門よりも狭く、生徒はいつも1人か2人、多くて3人ほどのグループで順に通過するため、一人ひとりと確実に目を合わすことができる。結果的に人数分の挨拶を交わすことになる。その生徒たちのほとんどが先に述べた「然るべき振る舞い」をしてくれるのだから、朝から気分は上々なのだ。いつもありがとう!

 もちろん、正門においても、その「振る舞い」は同じ。マシンガントークならぬ、マシンガン挨拶で、挨拶率も上げていきたいので、よろしく!

 一日の始まりを大切に。Make it Kozy!また明日、高津生!

  挨拶で 朝の空気を 共有す

2025.02.07

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