11月14日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.163~KOZUの進路と縦のつながりと~
本日は、2年生の研究室訪問のポスター発表会。今週月曜・火曜に、2年生全員が70数班に分かれて、大学の50の研究室を訪問する。自分たちの興味ある分野に分かれて、研究室を選択し、担当の先生方から与えられた課題を夏休みに調査研究し、自分たちの最適解を導き出したうえで、訪問する。興味ある分野とはいえ、出された課題のハードルは高く、正解とは少し離れたケースもある。
本校進路指導部の教員がアポを取るが、皆さん快く引き受けてくださる。誠にありがた苦感謝する。月・火の訪問終了後、自分たちの学んだこと、気づいたことを1枚のポスターにまとめる。本日の午後は、そのポスターを基に発表する。伝える相手は2年生と先生方、さらにコメンテーターとして、大阪公立大学の丸信人教授をお招きし、専門的な立場でご覧いただく。そのうえで、後半は1年生にも発表するという。
生徒たちは、自分たちの発表はもちろん、友人の発表にも積極的に話を聞きに行き、熱心に聞いている。しっかり希望とマッチングした生徒もいるが、イメージと少し違った生徒もいる。いずれにしても、行ってみないとわからない。合えばラッキーだが、合わなくても無駄ではない。何よりも経験が大切だ。
「日本人とは」「教育制度」「教育格差」「受精」「薬」「建築」等々、テーマも多彩。その研究と訪問の成果を暑く語る姿は見ごたえがあった。やはり自分から進んで研究室を選んでいるだけあるなと感じた。1年生の前で、いい意味で先輩面を見せられれば良い。コツコツ研究する姿は、横に置いておくMake it Kozy!頑張れ、高津生!
気づきあり 自分の言葉で 語る彼
休憩にグラウンドに出ると、3年生が全員グラウンドで固まっている。聞くと、卒業アルバムの写真を撮影しているという。横から見ても、ゴチャゴチャしているだけに見えるが、実は上から見ると何やら一文字に!?出来上がりは卒業アルバムが完成してからのお楽しみ。うまくいった!の声が聞こえてきたので、実に楽しみだ。
1年生は、当然ながら、2年生の発表を見て刺激を受けたようだ。これからの伸びしろだけは誰にも譲らない・・・と、2年生を脅かす存在をめざしてほしい。1年には1年の武器があるにちがいない。機会を逃さずに。頑張れ、高津生!
先輩の 今日見たあの目を 忘れない
11月12日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.162~熱いまなざし~
本日は、昨日に引き続き、2年生約80名が大学の研究室訪問へ向かう。1班5~8名の生徒たちが、自分の興味関心のある大学で学びたい分野を選択し、その分野の研究室に、本校教員がアポを取り、高津生の知的好奇心、探究心を受け止めてくれる。本校教員の熱き進路指導の賜物であり、受け入れてくださる各研究室の先生方の懐の深さに恐れ入る。生徒たちの態度によっては、来年からはお断りと言われても仕方がないのだが、生徒たちは生徒たちで、その部分はしっかり理解しており、先生方から与えられた、少々ハードルの高い課題もチームでクリアする。だからこそ、訪問する意義がある。
すでに昨日訪問したチームは、本日は教室で一生懸命発表するポスターを制作している。人に伝えることで、自分の理解も深まるし、そもそもきちんと伝わるかも考える価値がある。明後日14日(木)のポスター発表会では、学びに対する熱い想いが体育館いっぱいに溢れることを期待する。
さて、1年生はというと、6限の公開授業と、放課後は保護者集会を開催。約170名の保護者の方が来校し、視聴覚室はいっぱい。私の挨拶も、そのお子さんを想う熱いまなざしにいい意味の緊張感がある。私からは、現1年生とともに高津高校に『入学』して半年以上が経ち、感じたことを述べさせていただいた。オンとオフの切り替えの素晴らしいことや、たくさんの教育活動の選択肢があり、企業や大学、卒業生など外部の方と接する機会が多いので、ぜひ自分から積極的にそういう機会を求めるよう、ご家庭でも声掛けをお願いしたいと伝えた。
学年主任と進路指導部長からは、スマホ依存の解消、今後の進路指導の流れなど、その大切な話に、保護者の皆様も耳を傾けるというレベルではなく、瞬き厳禁並みに集中して聞いておられた。せっかくお越しいただいたのだから、何かヒントを持って帰っていただければと願う。
おかげさまで、メモを取る姿も多く、肝心な親子の会話をイメージしてホッとした。ぜひ、進路の話をきっかけに、様々な会話を楽しんでいただきたい。
夢遥か 今日は親子で 想像す
11月11日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.161~次の学びや、いかに~
今朝、正門で高津生を迎えていると、ハロウィーン当日お伝えしたような、小粋な正装ともいえる出で立ちで登校する生徒が目立った。一瞬、???tなったが、そう、今日明日の午後からは、2年生の「研究室訪問」。今日が約270名、明日が約80名の2年生が50以上の主に大学の研修室を訪問し、おそらく自分が2年後に学ぶであろう大学での学びを体感する。もちろん、行ったは良いが、想像とは違っていたということもあるが、それもまた経験してこそ得られるもの。入学してから感じては少し遅く、今だからこそ次の選択を検討することができる。
2年生たちは、それぞれの班で得た知見をまとめて発表する。こういうアウトプットと全員での共有がまた次のステップに活きてくる。先日、「SWING BY」の気持ちを新たにしたばかり。自分の人生の軸につながる可能性のある大切ねイベントだ。ぜひ、より意義のある訪問にしてほしい。
一方、2年生のいない放課後は、1年生のみの部活動。女子バスケットは2名でのシュート練習。ボールの鳥栖マシンを使って、シュートを重ねる。その横では、1年生だけといっても、30名を超える部員で練習するバドミントン部。実ににぎやかだ。
ラグビー部と男子硬式テニス部は、電灯の下、汗を流す。水が冷たくなった水泳部は、トレーニングに汗を流す。剣道場には、1年生部員4名で、つい先日、初勝利を挙げた卓球部が、球の打つ音が心地よい。
暗くなった校舎の一角で、窓から明かりが漏れるので、覗くと、科学部員が5名勉強している。話す中で、「科学部として、研究を深めたい」と、知的好奇心の塊をぶつける。皆が皆、一生懸命で、入学後の半年の成長を感じる。可能性は無限。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
暗くとも 夢を見る目は 輝いとる
ちなみに、今日は「ポッキーの日」らしく、家庭科の調理実習の際、一人の生徒が青椒肉絲を試食しながら、「あぁ、ポッキー食べたい」とつぶやいていたのが、やけに面白かった。