12月25日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.191~空手道部、大躍進!~
本日2回目の「校長ブログ」更新は、まっこと嬉しきことなり!高津高校空手道部が、なんと全国大会出場を決めた!!
ジェイテクトアリーナ奈良(奈良県立橿原公苑第一体育館)で本日開催された、令和6年度第44回近畿高等学校空手道大会において、男子団体組手(3人制)の部で、高津高校空手道部が準優勝を果たし、近畿第2代表として、来年3月24日から和歌山県で開催される第44回全国高校選抜大会に出場することが決定した。
本校空手部には、専門的指導のできる顧問がいないため、部活動指導員の方を配置していただいている。日頃から、とても熱心に指導していただいており、たまに道場に見学に行くと、「部員たちはよく頑張っている」と話してくださる。今日の近畿大会への出場を決めた際も、「大阪では3位だったけれど、上位とは僅差だったので、近畿大会ではきっとリベンジできますよ。期待しておいてください!」と、太鼓判を押していて、その通り全国大会出場を決めたので、実に嬉しい。
全国大会は、後期終業式当日。間に合えば、ぜひ応援したい。女子部員も含めて、初心者が少なくないなか、本当に頑張った成果。全国大会でも大暴れしてほしい。Make it Kozy!自分たちらしく、全力で立ち向かおう。頑張れ、高津生!
12月25日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.190~学びの一日~
本日は、教育センターで開催される「教育研究フォーラム」に終日参加した。午前は、学校の活性化と組織づくりがテーマ。管理職、校長としての心構えやなすべきことを、他校の実践報告や講師の方の講話をヒントに、情報交換も交えて学んだ。ひと昔前とは違って、「リーダーシップ」と一言で片付けられない一面もある。校長と言えば、テレビドラマによく見られるように、眉間に皺を寄せて難しい顔をして、何か相談すると、そんなことはできないとか、世間体が悪いとかで、なかなか事が前に進まないイメージが染み付いている。教頭にしても、ドラマでは、いつもあたふたしていて、その場合、どっしり構える校長がフォローしている感がある。令和のこの時代にいつまでそんなキャラを描いているのかと鼻で笑うしかないが、今の校長さんや教頭さんは、実にフレンドリーで、教員の相談は(できるかどうかは別として)オールウェルカムである。
実際、今日の講話でも、昔はカリスマ的な偶像を皆で作り上げていた(実際にカリスマ的な存在がいたことは確かである)ので、教員の組織は、鍋蓋式とかピラミッド型と呼ばれたが、現在は、逆ピラミッド(管理職が教職員を支える)型が一つの理想であるとのこと。「リーダーシップ」も、一種旗振り役として先頭を切って進むというイメージだったが、そればかりだと、今は後ろを振り向くと誰もいないというケースもある。あくまでも部下の意見を傾聴しながら、ともに歩むというのが望ましい姿だという。いずれにしても、人それぞれ、個性ありきなので、自分に合う形、その組織に合う形を模索するしかない。高津高校でいえば、意欲ある教職員ばかりなので、チームとしてすでに駆動力、推進力はある。その力を止めぬよう、よりエネルギッシュに取り組めるような環境づくりに努めたい。
午後は、リーディングGIGAハイスクール推進校の実践報告。他校の発表を聞きながら、あたらめてその面で高津高校は進んでいると感じた。本校首席の発表は、「1人1台端末をを使うことが目的になってはいけない」「大切なのは、自分のスタイルICTをトッピングすること」と、実践力を養うことを重視する。教員一人ひとりの個性を前提としてのICT活用が理想だ。
今日は、自分自身の足りない部分、さらに取り組むべき部分が明確になった。実に有意義な研修であった。生徒が高津らしく振る舞うためには、こちら側もよりポジティブに失敗を恐れず、挑戦していきたい。Make it Kozy!高津らしく行こうぜ!
ピラミッド 時代以上に 古き型 角度変えつつ 見方も変える
12月24日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.189~Santa,Where did you go?~
本校は二学期制のため、終業式はないが、本日で授業は今年最後。3年生はもともと特別時間割だが、今日は天王寺警察署の方に来ていただき、ご家族が特殊詐欺の被害に遭わないよう、また、自分自身が闇バイト等の加害者にならぬよう講話していただいた。特に「闇バイト」は、今後ますますエスカレートしていく可能性がある。たった一回のクリックで自分の意思とは関係なく、気がつけば悪の沼にはまってしまう例もある。
また、世間ではSNSによる被害も後を絶たない。TikTokやX、Facebook等により、個人情報が駄々漏れ、自宅や行動が筒抜けになる。昔から生徒たちに伝えてはいるが、「悪い大人にかかれば、高校生ごとき簡単に騙せる」のだ。明日からの冬休み、特に年末年始はみんなが浮かれてしまう時期。心のどこかに引き締めた気持ちを持って過ごしてほしい。
と、3年生の集会に参加した。3年生のうち、320名超が年明けの共通テストを受験する。それを踏まえて明日明後日は、共通テストリハーサル。本番さながらの日程で実施する。要領をかます人間にとっては、各科目の休憩時間が長いので、本番ではないということで、遊び時間としてとらえるものもいる。確かに、集中力をコントロールするには、リラックスも必要な要素だが、皆初めての受験。電車の遅延やトラブルが起こらないとは限らない。それら全部を含めて、本番当日に何があっても大丈夫なようにリハーサルがある。
親も放任、先生も放任で、(他の方は知らぬが)自分勝手に生きてきた昭和世代から見ると少々過保護と言われるかもしれないが、学校として、生徒の進路実現のためにできることは全部やる、という熱意は大したものとご理解いただきたい。なぜなら、その熱意は「受験は団体戦」につながる。同じ志を持った人間が多い方がその空気を作れることは間違いない。一人で試験会場に行くのといつものメンバーで行くのとは心の持ちようが違う。進路担当教員曰く、「来年の今、クリスマスを過ごすつもりなら、今年は我慢が必要。私もクリスマスはすでに横に置いてきた」とのこと。
いずれにしても、人生は誰のためでもなく、自分自身のもの。自分が描いたストーリーを歩むために努力するのは当たり前。私頑張ってます、だけでは足りない。頑張りは人からの評価だが、それより何よりも、一人ひとりが今欲しいのは一つの結果。しんどい時期だが、今は頑張るしかない。
私のできることはというと、応援のみ。Make it Kozy!普段通りに、高津生!
サンタには 来年会おうと 伝えけり