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4月22日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.19~本気でグローバル!~

 始業式から二週間が経つが、正直まだ二週間!?という感じである。会議も多く、教頭先生にいろいろとこれまでの高津高校のシステムや様子を伺いつつ、先生を一人ひとり掴まえてはさらに深く聞き、昼休みや放課後は、生徒の会話を邪魔して、高津の良いところや課題、要望を聞きしていたので、何やかんやと忙しく、一方で、校長としての校外の会議や出張に出掛けていたので、感覚的には一ヶ月ほど経ったような気がしているのだが、いやいや、あらためて周りを見渡すと、満開の桜が散ったくらいで、それほど変わった様子はない。
 しかしながら、たった二週間で生徒たちとの距離は相当近づいた。コロナ禍とは異なり、生徒の表情が見えること、生徒に尋ねると何でも快く答えてくれること。また、それだけ自分たちの取組を知ってほしいという気持ちを感じることが大きい。
 先週、プライベートトライアルとして始めた「グッモーニン!」も、何も説明なしで強引に声をかけた割には約2割の生徒が笑顔で「グッモーニン!」と返してくれた。十分だ。そして、これに味を占めた昭和ゴリラは、本日から本格的に行こうと、正門前に「立て看板」を立てた。要は、4月末までは『英語』で、5月からは『中国語』で挨拶しよう!と誠に勝手な条件をつけたのである。
 すると、どうだ!?何と今日は、看板を見た後、約7割の生徒が、照れながらも、笑いながら「グッモーニン!」と返してくれたではないか!いいね、高津生!と、思わず褒めた。正直、「グッモーニン!」に戸惑っていては、グローバルなど程遠い。この即興力は素晴らしい!おまけに素晴らしい発音の生徒もたくさんいるではないか!私の理想の「日本一ポジティブな学校」に一歩、いや、今朝は一気に十歩は進んだ感がある。
 ちなみに明後日から1年学習合宿の付き添いのため、2、3年生は明日のみ。だが、1年生は、琵琶湖のほとりという素晴らしい環境が待っているので、開放感もあり、最高の「グッモーニン!」が期待できる。
 ちなみに来週は、中国語で「早上好!(ザオシャン ハオ!)」さてさて、生徒たちのグローバルスタンダードをどこまで上げられるか。楽しみで仕方がない。高津らしく行こうぜ!Make it Kozy!高津生!
  言うとくよ 殻破るなら 早めにね

2024.04.22

4月19日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.18~昼食後のひと時~

 昼休み、とてもいい天気で、たくさんの生徒が校舎の外に出ている。昼食後のひと時をバスケットやサッカーにキャッチボールなど、スポーツに興じている生徒、ベンチで柔らかな風を浴びながら、会話を楽しんでいる生徒など、様々だ。

 バスケットは、近々行われる自治会行事「校内大会」の種目の一つに決まったこともあり、半ば真剣に練習している。ドッヂボールも種目だが、今のところ、練習は見られない。せっかくなのでHP用の写真を撮ろうと、中庭に出る。撮影中、ふと見ると、生徒3名がこちらに手を振っている。こういうシーンでこちらも手を振ると、実は後ろにいる友達に手を振っていた、というオチを何度も経験しているゴリラは、反射的に手を振りたい衝動を抑えて、一度見送り、周りを見渡した。が、そのような友達はいないようだ。再度、手を振っている生徒たちを確認し、恥はかき捨てとゴリラも手を振ってみた。すると、やはり手を振ってくれるではないか。こうなると、小心者のゴリラは、お調子ゴリラに変身し、喋りに向かう。

 その移動中も、「こんにちは!」「いい天気ですねー」と、声をかけてくれる生徒が何人もいる。「ほんま、ええ天気やなあ」と、いい天気どころか、無意識にスキップをしていたのではないかという気分で到着した。聞くと、3年生の3人組だ。「せっかくやから、後ろ姿をHPに乗せるわ」と、1枚パチリ。「これから受験やな。2年間楽しかったか」と聞くと、「はい、楽しかったです。でも、受験の一年と遊びの一年で、あと2年ほしいです」と言う。「何か、要望はないか?」と聞くと、「食堂でアイスを売ってほしいです」と言う。「以前は、売っていたみたいなんですが、食堂業者が変わって…」とのこと。学校の決まりではなく、業者の都合なら何とかならんかな…と、ゴリラは新たな宿題を前向きに考えるのであった。

 いやいや、なんとも和やかで温かい昼休みだ。朝は朝で、「グッモーニン!」も笑顔も増えた。毎日、わざわざ近くまで来て、「先生、ブログ読んでます。最高です!」と言ってくれる生徒もいる。私をほめて育つ子だとでも思っているのではないか?そんなわけあるではないか。Thank you Kozy!Make it Kozy!いいね、高津生!

  ウホウホと 春に任せて ドラミング

 

2024.04.19

4月18日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.17~見る目が違う?~

 校長室を出て、中庭を見ると、一年生がめいめいに鉛筆片手にスケッチをしている。見ている方向が違うのは、それぞれ被写体が違うからだ。

 校舎を描いている生徒もいれば、その前の緑いっぱいの木を描いている生徒もいる。同じく木を描いているかと思えば、その木に咲く花に焦点を合わせている。何を描いているのかは近寄ってみないとわからない。

 正門付近でも、数名がああでもない、こうでもないと、楽しく会話しながらスケッチを楽しんでいる。ちらと見た目では、確かに上手い下手はあるが、物をしっかり見つめて、正しく把握することはとても重要だ。表現の方法やレベルはさておき、頭のなかでは、しっかりと形や特徴をとらえているはず。

 確かに絵の勉強ではあるが、絵が上手くなるだけの勉強ではない。素直に正しく見よう。Make it Kozy!高津生!

  君と君 同じものから 違う絵に

2024.04.18

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