8月21日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.106~夏の自分を確かめる~
「もう少し勉強が必要だなと思いました…」
帰り際に廊下で会った際の、私の「今日の実力考査はどやった?」に対する3年生の回答である。
多くの学校が、8月末までとは言わぬまでも、今週末までは夏休みを過ごしているなか、高津高校の3年生は、すでに昨日から、ほぼ終日をかけて「実力考査」に勤しんでいる。
「実力考査」というと、業者のテストをそのまま利用するのが常だが、本校では、文系や理系、文理型や数学や社会の選択など、生徒の顔を見て、考査問題を作成している。模試のように、機械的に一律に設定された問題に挑戦することも大事だが、今何が必要なのか、何を確認すべきかを目の前の生徒を見てリアルタイムで対応することも効果的な指導につなげるという点で重要だ。
さてさて、素直に答えてくれた生徒を始め、過ぎた夏をどう振り返るか。3年生の正念場である。
対して、1・2年生は、明日、全校集会後に「宿題考査」を実施。夏休みに与えられた課題をこなすだけでなく、自分の中に落としこめたかどうかの確認。1・2年生の今は、結果も大切だが、考え方、解き方についてしっかりと見直しておきたい。
暑い日が続くが、この考査を自分に対するありがたい負荷と考え、真摯に取り組もう!Make it Kozy!頑張れ、高津生!
蝉なきの 静けさすべて 味方にす
8月20日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.105~素晴らしき哉、先生!~
本日も昨日に引き続き、近畿地区高等学校長協会連絡協議会。白熱した協議が進むなか、会長同士では教育界の将来に話題が及ぶ。ブラックな面が表に出てばかりの教育界だが、学校現場で生徒のために汗をかいている教員を想うと、その情熱や熱意、努力と工夫に頭が下がるし、少しでも報われればと垂れた頭をかきむしる。
いやいや、教師というのは、生徒の笑顔や「先生、ありがとう」の一言や、できなかったことができるようになった瞬間や、少し大人びた受け答えや、一生懸命取り組む姿や、それこそ卒業式の晴れ姿を見るだけで、(教師をやっていて良かった)と、それまでの努力や苦労、生徒との衝突や何気に傷ついた経験や、上手くいかなかった授業や、言わなくて良かった一言など、全てを一瞬忘れてしまえるほどの感動を得ることができるのだが、実際はこうした教員たちの情熱に頼り切っているのが現実だ。
ただ、我々、戦後の昭和世代ならいざ知らず(実際、そういう待遇を受け入れてきた)、これからますます多様になる令和の時代に受け入れられるはずもない。先の短い昭和男など放っておいて、令和を担うこれからの教員の意見をしっかり聞いていただきたい。
と、紳士的なゴリラは真面目に呟きつつも、そんなことより、明朝、確実に登校してくる3年生たちと久しぶりに会えること、そして、明後日には、久しぶりの全体集会、いや、実は3学年全員が揃った集会は初めてで、その前で話ができるワクワクが優っていることに気付く。頑張ろう、罪なき教員集団!情熱に焦がれる優しき教員たち!周りからどう見られようが、目の前の生徒たちの未来づくりは待ってはくれない。ちと恥ずかしいが、やはり「素晴らしき哉、先生!」である。
明日からまた楽しみだ、高津生!Make it Kozy!夏休み明けも熱く、前に進もう!
ドラマにも 藁にも縋る 愛しさよ
8月19日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.104~向き合う時間~
保護者様にはメールでお知らせの通り、今週で夏休みも終わり、授業が始まる。3年生の実力交差を皮切りに、まだまだ暑い夏をこじ開けるように、生徒たちはペンを片手に自分と闘うのである。
闘うのは生徒たちだけでなく、実は、教員も補習や部活動だけでなく、それぞれの研修や担当する説明会に参加し、知識やスキルを高めるのだが、その実態はあまり知られていない。当然だが、「私、寸暇を惜しんで勉強してますねん」と、自ら訴える教員はいない。担当している生徒には申し訳ないと思いつつ、必須の研修や出張にやむを得ず参加するのである。やむを得ずとは言いながらも、少しでも有意義な時間にするために、ムクムクと向上心を沸き立てて研修に臨む。
校長とて、それは同じ。本日と明日は、兵庫県尼崎市にて開催の近畿地区高等学校長協会連絡協議会に参加。高等学校、支援学校の校長先生方と現状と課題に向き合い、その解決に向けて、膝を突き合わせて議論するのである。校長という職は、日々孤独な一面もあるが、教職員という仲間に有形無形に支えられて一日を過ごす。それに加えて、同じ立場の同じ課題を抱える他校の校長先生方としっかりと話し合う時間が大切だ。学校によって当然課題も異なるが、ともに流れる「学校をよりよくしたい」という気持ちで議論する時間は、とても有意義で未来が開ける良いものとなる。
私の経験上、高津高校は『自由と創造』の校風のとおり、間違いなく柔軟で先駆的である。私の思うところで言えば、教育にとって何が大切かというと、社会に遅れをとらない、ということである。それは分かっていても、実際は世の中の動きを見てから、組織は動くので、総じて学校は遅れるのが普通だが、そのなかで高津はとても敏感である。そして、動きが速い。これは、生徒や保護者の方には伝わりにくいが、真面目にそう思う。
そういう点で、生徒たちは幸せである。日頃いろいろ指導されて不満に思うこともあるだろうが、そうは言わずについて来い。きっと幸せが待っている。今できることを全力で。Make it Kozy!チーム高津で、高津生!
灯台は もと暗しぜよ 信じるき








