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7月1日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.70~誇らしきバックボーン~

 高津高校は大正7年、1918年に大阪府立第11中学校として開校した。府内にはそのように100年を越える伝統校がいくつかあるし、それぞれの伝統を胸に、母校に誇りを持って今も元気に頑張っておられるOBやOGの方々がたくさんいらっしゃる。

 先日も、高津高校野球部OB会(通称「高球会」)の総会にご一緒させていただいた。高津高校とは、この4月に着任するまで、全くと言っていいほど縁はなかったし、野球部の同窓会に校長を誘うという寛大な発想に驚いたが、自分自身がずっと野球をやってきたこともあり、喜んで参加させていただいた。

 4年に1回、オリンピックイヤー開催だが、前回はコロナ禍で中止ということで、8年ぶりの開催。同期で以前から顔見知りの先生もおられたし、皆さん実に積極的に話しかけていただき、楽しい時間を過ごせた。近い年代の方とは、私の高校や大学の野球部の先輩後輩の名前も登場するなど、親近感を感じたが、一方で、高津高校野球部の昭和24年の甲子園出場は誰しもが誇らしげ。驚くのは、その時の遊撃手(ショート)のMさんは92歳でご健在。当事者としてのリアルな記録を配布していただいたこともあり、当時の高津高校の実力を垣間見たが、私自身はそれより何より、Mさんの92歳とは思えぬ、凛とした立ち居振舞いとその語りに、(こういう風に歳を取りたい)と純粋に思った。

 高津生たちよ、君たちの先輩は間違いなく自分自身を律するとともに、君たちの活躍を心から願っている。応援団がたくさんいることに感謝しつつ、Make it Kozy!頑張れ、高津生!

  百年の 道は確かに 続いてる

 さて本日、この学校HPの「学校説明会」中学生の皆さんへ~校長メッセージ~をようやく更新した。Mさんの語りにはほど遠いが、一度ご覧いただければと思う。⇒中学生向けの「校長メッセージ」はコチラ

2024.07.02

6月28日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.69~今の自分は普通に超える~

 本校生は、さすがと言うか、勉強やテストに対する意識は相当高いようで、テスト期間の表情を見るに、皆落ち着いているように見える。放課後、学校に残って勉強する生徒も、ニコッとしながらのたった一言の会話の中に、あくまでもこちらの勝手な想像ながら、(いや、先生、今やるべき事はわかってますので大丈夫ですよ)と言わんばかりの目力で訴えてくる。実に頼もしい。まぁ、全員が全員そうではないだろうが、根拠のない自信ならともかく、明日が楽しみになる生き方は、こちらも嬉しい。

 テストなど、小テストであろうが、定期考査であろうが、入試であろうが、平常心で臨んだ方が良いに決まっている。受ける前からビビっていてはいけない。私は貧乏性で、生まれて一回も模試など受けたことはないが(昔は今のように全員受験ではなかった)、せっかく受ける模試なら、場数の一つに数えて経験値を上げてほしい。定期考査も同じ。

 目の前のテストにワクワクしてほしい。これが本音である。恵まれた環境を力に!Make it Kozy!味方はたくさんいる、安心して戦え、高津生!

  模試は模試 「if」は気にせず 前見て励め

 さて、本日の77期生学年主任からのメールにもあるように、今は目標を落とすことなく頑張る時期。今の自分が限界と思うな。高津生諸君!あと半年で君たちはどれだけ伸びるか。私は知っているが、君たちの取組次第で、私の想定を大幅に超えることも知っている。これまでそんな生徒を何人も見てきた。要は、信じてやるのみ。とにかく願書を提出するその日まで、今の目標をしっかり見つめよ!全力少年ならぬ全力ゴリラが間違いなく全力で応援する!

2024.06.28

6月27日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.68~はたらくとは?~

 高津高校の「進路実現」とは、単に志望大学合格や志望企業就職をさすのではなく、人生トータルで自分のめざす生き方や多くの幸せを感じることができることをイメージしている。
 だから、受験科目であるかないかや、進学だけでなく、その先の「はたらくこと」をしっかりと考えるプログラムも大切にしている。典型的なものが、1年生の体験型進路学習「職場訪問」である。各班5~6名で、全63の職場を訪問し、社員の方などにインタビューして、「はたらくこと」の意味、意義を実感し、自分なりの最適解を導く。
 働き甲斐や生き甲斐と言う言葉はあるが、人によって全く意味合いは異なり、自分にとって大切なもの、優先すべきものも違う。
 まずは、実際に「はたらく人」の話を主体的に聞き、リアルな思いを自分なりに咀嚼する。いざ働くという時期ではなく、今の彼らが家族以外の働く人にどのような影響を受けるか。実に楽しみだ。
 それにしても、63もの企業の方々が、勤務を置いて、生徒たちの質問にお付き合いいただくのは、誠に恐縮かつ心から感謝すべき事。本当にありがとうございます。信頼を裏切らぬよう努めてまいります。
 この貴重な学びの機会を、また数年後に違った思いで振り返ると思いますが、全てプラスにして社会に還元できればと、手前味噌ながら、彼ら、彼女らに大いに期待している。時間を、人を大切に!Make it Kozy!誠実に、高津生!
 傍の人を 楽にしてこそ はたらくなれ
2024.06.27

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