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6月26日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.67~試す生徒、学ぶ教師~

 今日から第二中間考査。朝、正門に立つと、全体的にいつもより早く登校している感じで、最終的に始業5分前にはピタッと人の流れが止まった。気持ちは前向きだ。

 私には応援することしかできないので、「勉強できたか?」「テスト頑張れよ!」と声をかけると、皆、「はい、できました!」「ありがとうございます!」「頑張ります!」と反応してくれる。実に良い感じで結果が楽しみだ。

 生徒たちが自分の力を試す一方で、教員はテスト作成から採点と業務が続く中、「心肺蘇生法」の研修を実施した。こちらは当然ながら命にかかわる内容であり、いざというときに誰もが身につけておかねばならない知識と技術。経験の有無に関わらず、適切に対応できるよう実践力を身に着けておかねばならない。本日は、約半数の教員が参加したが、全員がマスターできるよう、別に実施日を設けている。残念ながら、複数の教員は生徒の死と向き合った経験もゼロではなく、助けられる命は助けたいという思いは切実だ。

 講師は、もと府立学校教員で、救急救命法の普及に取り組んでおられる方にお願いし、より実践的な対応を学んだ。例えば、気を失った方を発見した際に、「119番に連絡をお願いします!」「AEDをお願いします!」と、やみくもに叫んでも、言われた全員が動くわけではないので、直接指名してお願いするとか、AEDは一人だけではなく、複数あっても支障がないので、何人もにお願いするとか、「今できること」はすべてやる、という気持ちがこもった対応であった。参加者も皆、積極的に真剣に取り組んでいて、有意義な研修であった。

 研修とは別に、本日は、77期生の模試分析会も学年中心に行った。全体としては、これまでの良い状態を継続しているということで安心したが、生徒の志望大学ともマッチングはいかに?思いが様々だが、目標を高くもつことは良いこと。今の生徒は伸び盛り。簡単に限界を決めずに挑戦してほしい。分析会の情報を共有し、データを根拠として、先生と一緒にしっかりと話し合うことだ。今の自分をきちんと知り、しっかり前を向いて皆で頑張ろう!受験は団体戦。Make it Kozy!高津生!

  心配ない 明日の自分を 楽しみに

 

 

 

 

 

 

 

2024.06.26

6月25日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.66~明日からテスト~

 本校は2学期制だが、他校の1学期にあたる期間に定期考査が2回ある。少々期間が短い第一中間考査と、本格的にテストに打ち込む第二中間考査である。
 学習内容も、第一中間を挟んで、一気に難しくなるイメージがあるし、勉強慣れした脳には、雨が続くこの時期、勉強に集中するには良いかもしれない。
 テスト前日の今日は午前授業のため、帰宅してじっくりテスト勉強に励む者もいれば、教室に居残ってとことん勉強する者もいる。出張に出る際、財布片手にコンビニへ向かう生徒と一緒になった。
「腹ごしらえして、勉強やな?」と声をかけると、「はい、お昼食べて塾に行きます!」「塾か。学校でも勉強できるやろ?」「個別で集中できるんで。」と言う。それはそうか、と、せっかく毎月月謝を払っていることを思い、納得する。ぜひぜひ、がっつり取り返すくらい成績を上げてほしいと願う。
 実際、塾に行っている生徒はどれくらいいるのかわからぬが、まぁまぁいる様子。学校としては、土曜講習も放課後講習も、長期休みの特別講習も、生徒のニーズに合わせて、様々工夫して行っているが、やはり、最後の「安心感」からか、塾に行かない選択肢はあまりないらしい。
 ここからは、全くの個人的思考なので、それがどうした?の一言で終わらせてくれればそれで良いが、幼き頃から、裕福でもなかったため、人の手を(もちろん猫の手も)借りずに事を為すことに喜びを覚えるタイプで、塾になど絶対に行くもんかと生意気に思っていた。浪人した時も、(浪人は今しかできない宝物)と信じて、予備校などもったいなく、宅浪万歳!という気持ちであった。「滑り止め」は滑る可能性がある人が受けるものなので受けなかった(この辺りで不愉快になった方は、また明日)。自分の計画通りの勉強をしたので、計画通りに合格した(嫌な奴…)。当然、合格したことは嬉しかったが、それよりも、人生で1回しか経験できない浪人時代を最高の時間として充実できたことが一番嬉しかった(後にも先にも、一日24時間を自分だけの時間として過ごせた一年だった)。
 その後、大学に入学してから本日まで、最高の時間は随時更新されていくのだが、私にとっては初志貫徹の浪人時代があったからこそ今がある。本日は、塾に行かなかった昭和ゴリラの一つの例の話だが、高津生には、それがどうした?と、自分の話ができるような時を過ごしてほしい。Make it Kozy!自分の道を進め、高津生!
  平等な 時間を君は どう過ごす?

2024.06.25

6月24日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」VOL.65~ジメジメ、ジトジト…~

 「余の辞書に『不可能』の文字はない!」とは、ナポレオン一世が言ったとされる言葉だが、私自身もこれまで「小生の辞書に『体調不良』の四字熟語はない!」と思い込んでいた。が、4月に入り、一部、身体機能に不調をきたし、薬で抑えていたものの、今度は、急なジメジメ、ジトジトの湿気により、大幅に身体のバランスを崩してしまった。一瞬、コロナかと心配になったが熱はなし。以前からかかりつけの名医の診察で「風邪」と判明。だからといって、咳は止まらず、周りへの迷惑もあるが、喉が張り裂けそうになる。

 その名医に「注射一本ぜひお願いします」と言うと、昭和ゴリラをつかまえて、「泣きませんか?」と来た。やはり、診察も切り返しも超一流である。筋肉注射を一発打って、ほどなくして、身体がマシになった。お見事である。

 というわけで、ブログが3日ほど滞ってしまった。喉が痛くて喋れなくても、PCのキーボードくらい打てそうなものだが、不思議なもので、喋れないときはなぜか筆も進まぬ。面白い。

 しかし、梅雨入りしての湿気の多さは異常。雨の降り方も昔とは違い、シトシトピッチャン、シトピッチャン、シトピッチャンというわけにもいかない。雨というよりバケツをひっくり返したような雨ばかり。

しっとり降る雨と綺麗なアジサイの花をとともにゆっくり感じる余裕が欲しい。とはいえ、第2中間考査直前の高津生には余裕はないか。土曜講習のない、土曜日も自習室として、わざわざ学習室を確保してくれる先生方に感謝。思う存分、勉強しなさい!スモールステップを大切に。Make it Kzoy!頑張れ、高津生!

  梅雨入りを 言い訳にせず 腕まくる

2024.06.24

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