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10月16日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.380〜それぞれの決意~

 本日、1・2年生は学年集会。1年生は、各教室でリモートで実施。2年生からの科目選択と校外学習についてと、最後は自学自習の話。科目選択は、もとより教科の好き嫌いではなく、自分の進路に必要な科目を主として、よくよく考えて選択すべき。これこそ「逆算」が必要な選択である。今は文系・理系と簡単に分けるのが難しい世の中だが、まだまだ大学入試は文系・理系で考えるのがわかりやすい。受験はまだ先というのはわかるが、今後の生き方に関わることなので、興味関心のある大学の入試科目は絶対に調べておかねばならない。自分の適性も含めてよくよく考えて決定してくてください。

 自学自習は誰のため?言うまでもなく、自分のため。頑張って得をするのも自分なら、さぼって損をするのも自分。だから放っておいてと言いたくなるが、だからこそ、頑張らねば損。学校で友と共に学習習慣を身につけたら、あとは一人になった君たちに期待する!

 2年生は、体育館にて「SWING BY!集会」。大イベントの修学旅行を終えたあと、しっかり切り替えて、来る3年生に向かって、”加速”する。今までの積み重ね、点と点を結び線にする、つながる醍醐味を味わえるかどうか、楽しみだ。学年の「空気づくり」はとても大事。当たり前がどこにあるか。一歩一歩加速すれば、その歩幅は徐々に大きくなる。これからの一歩に期待!Make it Kozy!日新日進、高津生!

  ぼんやりと 道筋らしき ものが見え

2025.10.16

10月15日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.379〜即興力~

 本日は、2年数学と1年・3年英語の授業を見学。数学のテーマは「複素数と方程式」だが、基本を抑えるために「剰余の定理」を確認。まだまだ暑い中、生徒への熱い語りに声量も高まる。その思いに応えつつ、生徒の一生懸命問題を解く姿は素晴らしい。ペアワークでは、得意な生徒が苦手な生徒に教えるシーンも珍しくない。教える方も教えられる方にも気づきがあり、良い学びの形だ。

 3年生の英語は、演習形式。長文のタイトルを選ぶ問題では、5択のうち、多くは2択に絞られる。正解にたどり着くのは、英語力ではなく国語力。すべての訳が理解できたとしても、タイトルをつけるためには、筆者の意図を読み取らねばならない。単語力や英語理解力が同じでも、差が生まれるのはそのあたりだろう。英語ができないと悩むのではなく、国語ができないと悩む方が正しいかもしれない。

 1年生の英語は、ネイティブの先生2名の掛け合いでの英会話から始まり、長文、意見交換へ。ペアワークは同じ相手ではなく、相手を数名変えての会話。「夏のスポーツと冬のスポーツのどちらが好きですか?」「本校体育祭の良い点と悪い点は?」などの質問で対話する。生徒たちもスムーズに楽しく会話を楽しんでいる。高校生の英語力でよく言われるのは、「即興力」の不足。校外の発表会においても、プレゼンテーション能力は向上し、英語での説明も流暢だが、質疑応答の際の対応に難がある、と。準備したことはできるが、即興で応えることができない、と。もちろん、専門用語が理解できなかったり、大学の先生の質問に緊張したりというのはあるが、何とかその「即興力」を上げたいと思う。場数を踏むしかないのなら、普段からそういう訓練が必要なのではないかと思う今日この頃である。

 と、いろいろ述べたが、あくまでも主観なのでご容赦を。疑問を呈する方は個人的にご連絡ください。あ、そうそう、生徒たちの英語が流れた時の反応、その集中力には驚いた。前向きに学べるのが一番。Make it Kozy!いいね、高津生!

  英会話 ハードル下げる 親和性

 

2025.10.15

10月14日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.378〜ご家庭とともに~

 本日は3年生のPTA学年集会。後期に入り、(すでに夏休みから生徒たちは受験勉強に励んでいるが)本格的に受験シーズンを迎えるにあたって、学校と保護者の方とで、大学選びやこれから半年の過ごし方など、きちんと目線合わせをしておかねばならない。

 もちろん、それぞれのご家庭の教育方針や大学進学についての考え方があると思うが、本校の「学校中心の考え方」については、一定ご理解いただいていると思うので、大学受験についても、ご家庭と学校が目線を合わせて生徒を支援できるよう進めていきたい。

 本日は、校長会があったため、挨拶のみさせていただいたが、学年主任と進路指導部長の掛け合い、本音トークでお伝えした。今年は初めてオンライン出願となり、これまで学校でまとめて郵便局に出願しに行った緊張感はなくなったが、それでも、生徒が全員出願できるかは不安で仕方がない様子だった。形は異なるものの。出願を完了した時の安堵感は伝わってきた。

 大学入試に関しては、本校は一般入試を目標にする生徒が多いが、私学の入試は多様化の一途。学部併願も含めて、様々な受験のカタチがある。いろんな学部や多様な入試を受験するにはそれ相応のお金もかかる。『念のため』というお気持ちはわかるが、生徒の第一志望を最優先でフォローしていきたい。ちなみに私の場合は決して裕福ではなかったし、親も放任主義。当時の高校も、現在の本校とは正反対の放任主義。好きに浪人させていただき、国公立1択。人生、逆算すれば何とかなるものだ。保護者の皆様には、つかず離れず、普段通りに接していただければと思う。

 あくまでも生徒本人の入試であり、ここが踏ん張りどころであり、一気に成長する機会でもある。プレッシャーも含めて誰しもが通る道。生徒たちが、いかにこのハードルを越えていくか、実に楽しみだ。Make it Kozy!粘り強く、高津生!

  秋晴れや 明日のわが身は 自分次第

2025.10.14

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