9月30日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.134~余談、お許しを~
記録的な残暑を味わった9月も本日で終わる。先週くらいからようやく秋の気配が漂ってきて、正直日本にはやはり四季が存在していたとホッとしている。とはいえ、日中はまだまだ暑く、帰りのJR環状線でもガンガン冷房が効いていた。数十年前は「衣更え」の日であった明日10月1日もどうやら半袖で十分なようだ。
さて、本日、秋休み最終日は、高津生の登校もやや控えめであること、昨日とても嬉しいことがったので、勝手ながら以前の勤務校の卒業生の余談でお許し願いたい。教師にとって何が一番嬉しいかと言って、卒業生が活躍することほど嬉しいことはない。当然、今も高津高校を訪ねてくれる卒業生もたくさんいて、在学中の話を聞くのも私の楽しみの一つではあるが、赴任1年目の私にとって未だ在学時期を知る卒業生がいないのも事実。
そんな中、以前の学校で3年間を共に過ごした卒業生が、昨日のytv漫才新人賞で第1位になった。個人情報云々はあるが、一般人ならいざ知らず、芸人ならば名前が売れるのが一番、ましてや応援団を増やすのが私の使命とするならば、結成10年目の彼らをここで宣伝せずしてどうする?
というわけで、繰り返しになるが、昨日のytv新人漫才大賞で第1位の『彗星チークダンス』の木佐君がそう。調べればすぐにわかるので書くが、かの有名な高校生漫才大会で、高校3年生の時に現在のコンビ(当時のコンビ名は『いなかのくるま』)で優勝した当時の強者。当時、生徒会長(本人がテレビで言っていたので大丈夫)ということ、地元が同じということで、他の生徒より私との会話も多かった。
同じコンビで10年前にデビューし、私も数回、吉本漫才劇場に足を運び応援していたが、売れそうで売れない。相方のちろるさんは、おはよう朝日等、出演回数も増えたが、コロナ禍以降、木佐くんはあまりテレビでは見なくなった。実はYouTubeでもチャンネル登録してたまにネタを見ているが、ここ数年、勢いを失いかけているので心配していた。それが、昨日は第1位で決勝進出。素直に感動した。決勝は年末に開催されるということなので、ぜひ応援していただきたい。一応プロなので、おもろくなければ叩いていただいて結構。そのかわり、おもろかったら、思い切り笑っていただきたい。ぜひぜひ応援をよろしくお願いします。
高津高校の在校生も、得意分野や関心も様々で、卒業後、いろんな世界で活躍してくれることだろう。そんな想いで、これからの彼たち、彼女たちを応援していきたい。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
何者に なるかならぬか 想い馳せ
9月28日(土)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.133~高津愛に包まれて~
本日も、昨日に引き続き、台湾・フィリピン・追手門学院の生徒たちとの環境フォーラム。大学の先生方にもご協力いただき、レクチャーと実習で学習しながら交流を深める。ランチタイムも仲良くワイワイ。いい時間を過ごしている。
水質の実験は、4種類の水について、薬品を入れてphを色で比較してどの水かを探る実験。簡単そうでも機器の扱いや薬品の量の調整など微妙な手さばきが結構難しく、生徒同士、ああでもないこうでもないと教え合っている姿は微笑ましい。3日間は短いが、より充実した時間を。
午後の私は、高津高校同窓会総会に出席。大阪会場には約100名のOB・OGの方々が集結。高津の卒業生ではない私としては、あらためて身が引き締まる思い。それに加えて、オンラインで東京会場ともつながっているので、さらに強い想いを感じる。
事業報告、予算等、議案についての説明が続くが、皆さん、パワーポイント資料も説明もとても分かりやすく、そういう点で私も勉強になった。また、皆さん、協力しようというお気持ちが素直に伝わり、名古屋かな雰囲気で素晴らしい。昨今の任意団体の例に漏れず、若手の参加が少なくなっていることについて、どのような工夫が必要か真剣に悩まれる様子も、高津高校のために、生徒のためにという想いの現れだ。
ち~さい頃~は~♪か~み様がいて~♬ふ~しぎに夢を~♪叶え~てくれた~♬
と、松任谷由実の「やさしさに包まれたなら」という私の好きな歌があるが、高津生たちが『高津愛』に包まれていることは間違いない。そして、私のできることは、現役生徒たちにこういう状況を伝えることである。
その後の懇親会前には、現役吹奏楽部が演奏。年配の方々もよくご存知の曲をメドレーで演奏するなど、部員たち自身でレパートリーを考えたという。同窓生の方々も、その想いを十分にくみ取って称賛していただいた。部員たちも、普段見えないところで自分たちが支えられていることを感じたことだろう。明日からの頑張りが、また楽しみである。チームKOZU、しっかりと進行中である。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
世の中の 見えない部分を 知りて吉
9月27日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.132~秋休みにて~
前にも述べたが、高津高校は、前期・後期と分かれる2学期制。3学期制は、夏休み・冬休みを境に1学期2学期3学期とあるが、2学期制は半年、すなわち4月から9月までと10月から3月までに分かれる。
2学期制のメリットは、授業日数がしっかりと確保できることと科目の半期認定ができること。テストの日数が少し減る分授業が行われるし、夏休みも少々少ない。その分、しっかりと学びの時間があるので、学力向上に効果はある。
私自身、2学期制の学校は初めて。今日から土日を挟み月曜までの4日間の『秋季休業日(秋休み)』は、なぜかちょっとフワフワしている。正規の授業がないだけで、生徒たちは、部活動やアジア高校生環境フォーラム等で、ほとんどの登校しているし、グランドや体育館からは元気な声が聞こえてくる。長く続いた猛暑が一段落したこともあり、涼しげな風が秋の到来を感じさせることもある。短期間だが、休みの空気を積極的に味わいたい。
そんな少し余裕のある(ように感じるだけで仕事は山ほどある(泣))空気の中、昨日、台湾から台南第一高級中学、台南女子高級中学が、フィリピンからアンジェリカム大学付属高等学校が到着した。昨年は18名が来阪したようだが、今年度は予算の都合もあり、各学校から教員、生徒各1名のみの参加となった。しかしながら、来校した生徒3名は意欲十分。しっかりと高津生とコミュニケーションをとっている。追手門学院高校からも8名の生徒が参加し、総勢40名ほどの高校生で、科学のレクチャーや実験を行った。午後は、市内を散策。高津生のほとんどは、12月の台湾サイエンスツアーに参加することもあり、この3日間で絆を深め、ツアーをより有意義なものにしたい。
グラウンドでは、サッカー部、陸上部、硬式野球部、ハンドボール部、ラグビー部が活気のある練習に励んでいる。プールでは水泳部が頑張っているが、昨日の考査終了後に練習を頑張りすぎて、体調を壊した部員が多いらしい。睡眠不足が祟ったようで、無理は禁物だ。テニスコートで女子テニス部が練習していたが、休憩に入ってしまった・・・。体育館には行けなかったので、昨日の女子バレーボール部、バドミントン部の写真でお許しを・・・。
生徒たちは、短い秋休みを好きなことに時間を使っているようだ。実に楽しそうだ。Make it Koyzy!仲間と過ごす時間は大切だ、無駄にせぬよう、高津生!
秋晴れに さらに映えるは 高津生