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10月8日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.140~いざ、OKINAWA!~

 すでに本校HPのWhat’s Newに更新の通り、2年生修学旅行団が早朝6時40分に関西空港南広場に集合し、沖縄に出発、到着した。同じ集合場所には、同じくGLHSの三国丘高校が集合。東大阪方面から始発で来られた校長先生と、「うちは沖縄ですが、ミクニは?」「北海道です」と、平和な会話と、対称的な行先で笑顔のご挨拶。

 関西空港には3クラスが集合し、6クラスは伊丹空港に集合。どちらも無事に集合を終え、添乗員の方からの注意事項と説明に耳を傾けた後に搭乗口に向かう。

 その列で暇をもて余した昭和ゴリラは、浮かれた生徒たちと言葉を交わす。「今回の一番の楽しみは?」「飛行機です!」何と、意外な回答。次の生徒も「飛行機です!」何と計6人が飛行機が楽しみだと言う。実に純朴だ。飛行機が一番なら到着してからは、きっとそれ以上の楽しみが押し寄せて来るに違いない。

 一方、「沖縄は初めてか?」の問いには、「いえ、2回目です」「3回目です」と、中学校の修学旅行や家族で複数回行ったことのある生徒も多い。「もしかして知り尽くしてる?」の問いには、「いえ、ほとんど忘れてます」と言う。昨日も書いたが、やはり『誰と行くか』が重要。新たな強き思い出ができるに違いない。

 実は私のミッションは、見送りとともに、ゲートで引っかかった持ち物があれば持って帰ることはずだったが、荷物チェックは搭乗口のその先。結局、そのミッションを果たすこともなく、無事に見送った後は、一人出張会議に向かう。午後も別の出張会議のため、学校にいるのは、昼の1時間ほど。教頭先生からの沖縄無事到着の知らせを受け、その青い海と空を想像しながらおにぎりを頬張った後は、一点集中で書類の山を片付ける。ヨシッ!と心の中で一段落つけ、会議に向かう。

 生徒たちには、日常を離れ、とことん仲間とともに同じ空気を吸ってほしい。あれもこれもと盛りだくさんのプログラムだが、心が動く瞬間は多い方が良い。Make it Kozy!楽しいを創ろう、高津生!

  しまんちゅの 宝を胸に しまいこむ

2024.10.08

10月7日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.139~楽しいは創れる!2年生の絆~

 明日から、待ちに待った2年生の修学旅行。その結団式が、本日7限に実施された。

 学年主任の挨拶から始まり、修学旅行担当からは、生徒たちに目一杯楽しんでもらえて、素晴らしい思い出を創ることができるよう、その企画から準備まで奔走し、そして、ついに明日を迎えるその熱い想いを語ってくれた。

 生活指導からは、明日の集合時間が早いことから、今日は早く寝て英気を養うよう注意があった。守るべきことを守る。それが何より全員が楽しい時間を過ごせることにつながる。耳に痛い忠言は、聞く方よりも、実はいう方がつらい。その気持ちをわかってくれれば大丈夫。

 雨男や雨女がいようがいまいが、ポジティブに行こう!ビーチ運動会からクラス行動、そして、グループ行動と多岐にわたる体験を積極的に楽しもう!月並みだが、「どこに行くかより誰と行くか」だ。高校生活の最大で最高の思い出になること間違いなし。

 私は、今回は病み上がりでもあり、教頭先生に団長をお願いする。ただ、応援団長であることはゆるぎないので、無事と充実を心から祈っている。土産を”おねだり”するつもりはないが、「土産話」は大歓迎だ。ポジティブで、アクティブに!そして、クリエイティブな4日間を!Make it Kozy!絆を深めよ、高津生!

  沖縄の 海がナハハと 笑ってる

2024.10.07

10月4日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.138~だいこんみずまし~

 本日も3つの授業を見学。2年「言語探究」から「総合英語Ⅱ」、そして、1年「現代国語」。「言語探究」は『大鏡』を学習。『大鏡』と言えば、「だいこんみずまし」。ご存じ、有名な語呂合わせで、「鏡物」といわれる歴史物語4作品「四鏡」である(成立順に)『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』の頭文字をとったもの。「鏡物」とは、歴史を映す鏡の意で、別名『世継物語』などと呼ばれる。『大鏡』は時を追って話が続く編年体ではなく、事柄、人をテーマとして語られるいわゆる紀伝体で書かれている。物語の軸となる「本紀」に加え、脇役にあたる事柄、人をあがいた「列伝」に分かれているが、『大鏡』の「本紀」のお題は天皇であり、「列伝」のお題は一時栄華を極めた藤原氏。本日は、花山院の出家を読み、古典頻出の敬語を中心に学ぶ。誰から誰への敬意を表していますか?とは、耳にタコができるほどの問い。作者が誰か、喋っているのは誰か、この講堂は誰の行動かなど、常に意識しなければならない。

 担当が経験3年めの教員なので、見学前はICTを目一杯活用するかと思いきや、授業開始前に本文を黒板に写している。えらい古典的なやり方だなと思ったが、後で聞くと、パソコンやプロジェクターを使ったこともあるのですが、何か合わなくて・・・流れを意識してできるので、こっちの方が良いと思いました、とのこと。生徒も集中できていたし、もとより、最新技術を使えばいいというものでもない。自分に合った形、生徒が伸びる形を模索すればよい。が、そういう私が今教えるならば、最大限ICTを使いつつ、最新技術を駆使して、こんなんできるあんなんできると、きっと自分の知識を目一杯「みずまし」してしまうだろうと、変な妄想に励む昭和ゴリラであった。

 「総合英語」は、個性派NET(Native English Teacher)が『JAWS』をテーマに英会話を促す。サメをはじめ、シャチ、ウミガメなどのうち、どの動物を守りますか?が質問。NETの例は、「食べたらおいしいのでウミガメを守る」とのこと。ジョークにしては怪しい笑い。担当教員からの突っ込みがあり、笑いが起きる。その後は、『JAWS』のテーマソングをどう感じるかなどをペアで話し合う。担当教員は、映画を見たその日はお風呂に入るのが怖かったと話す。私も当時小学生だったが、確かに映画館で見た記憶がある。海が怖いものだという記憶が刻まれたことも確かだ。

 その怖いJAWSのテーマの後は、ベイビーシャーク!トゥルルットゥル♪ベイビーシャーク!トゥルルットゥル♬・・・と、シャークファミリーの可愛い曲が流れる。同じサメでも、描きようによってこれだけ変わるのかという感じ。

 最後は、「現代国語」。「無駄」と「進化」という評論だが、担当教員はこれを学ぶ目的として記述式問題対策に置いた。実によくある問題だが、「本文〇行目の『〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇』とは、どういうことか。」という問題をどのような思考を通じて、どう表現して問題をクリアするかを段階を踏んで、確実に正解にたどり着く方法を共有する。問題の方分け、枠付けから答え方など、一つ一つ横道にそれないようにステップを踏む。実にわかりやすいメソッド。得意な生徒も得意でない生徒も、満点まではさておき、ある程度のところまで正解に近づける。3人一組、まさに「三人寄れば文殊の知恵」。終わった後は、頭をフル回転させたはずだが、いや、だからこその爽快感か?いい表情をしていた。

 教科・科目を問わず、高津高校には生きた学びが確かにある。ぜひぜひ、この爽快感を味わっていただきたい。なぁ、高津生!Make it Kozy!学ぶ楽しさ、高津高校!

  自らの 頭の地図を 意識する

 本日も、自習室は盛況。誰のためでもない、自分の幸せのために。頑張ろう、高津生!

2024.10.04

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