9月3日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.115~変化大歓迎!~
昨日の放課後、夏休みに実施された「GLHS(グローバルリーダーズハイスクール)サンフランシスコ海外研修」に参加した生徒たちと話ができた。
3名とも1年生で、英会話が達者であり、普段接していても、あまり物怖じしない性格だと感じていたので、さぞ、初日から積極的にコミュニケーションをとっていたのだろうと思っていたが、意外や意外、GL10校から30名が集まった初日は、なかなか話しかけづらく、とても緊張したという。それでも、「チームGLHS」で動き出し、数名のグループに分かれての行動が、気持ちの変化をもたらし、最終的には「一生の友達ができた」と言っていた。レベルの高い校内選考もあり、参加叶わずの生徒もいたが、参加した生徒たちがそうした貴重な経験をしたと言うのでほっとした。
担当から使える英語を身につけていると聞いていたので、現地の方々との会話もスムーズだったようだが、やはり、大学や企業での専門用語、業界用語には苦戦したようだ。が、その反面、さらなる英語上達への意欲も生まれたとのこと、それは誠に良き。さらに、口を揃えて言うことには、日本との授業形態の差であり、意見や質問が言いやすい雰囲気。日本でも最近はペアワークやグループワークが主流だが、それも一種の決まったカタチであり、米国の生徒の自主、自由な学習形態とは異なる。教師はティーチャーではなく、コーチであり、サポーターである。あくまでも主体的な生徒たちの学習を支える役割のようだ。その分、生徒たちの自己責任が重く、成長にもその差が顕著に出る。私もオーストラリアとニュージーランド、台湾の学校に行った際に感じたことだ。
「何か自分の中で変化はあった?」との問いには、「アメリカの大学への進学を考えるようになった」「どんどん積極的に意見を言うことが大切だと感じた」「少々失敗しても仕方ない、ぐらいの感覚で起業するので、日本とは違う刺激を受けた」など、とてもポジティブな答えが返ってきた。何事も結果は誰にもわからない。まずは、挑戦したいという気持ちが伝わってきた。
君たちの青春は今始まったばかり。目の前にあること、周りから感じること、今の君たちには、見え方が違うと思う。その見え方、感覚に従って、思う存分吸収してほしい。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
渡米後は 我スポンジと なりにけり