8月21日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.332〜自分や如何に〜
昨日今日は、1・2年生に先駆けて3年生の実力考査。これまでの学習や夏休みの勉強がしっかり身についているか、5ヶ月後の本番に向けて何が足りて何が足りないかなど、まさに力試しの二日間。
暑さを避けて、空調の効いた部屋で勉強を続けてきた者には少々暑さはこたえるが、登下校を含め夏休み中も学校に来ていた生徒にはいつもの日常。本番も平常心で受験できるよう、心の安定が望ましい。教室での空気感、一体感も合わせて感じてほしい。
結果を求めるのは性だが、人生は『点』ではなく『線』、これまでの成果が結果となり、その結果を受けてのこれからの取組が自己向上となり、新たな結果を生む。継続は力なり。Make it Kozy!日新日進、高津生!
素のままの 自分を知りて たくましく
明日から生徒全員が登校。チームKOZU、暦ではもう秋のはずだが、暑さに負けず、頑張ろう!
8月19日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.331~いいね!KOZU!~
本日火曜日は、教職員の定時退庁日。基本17時に退勤するので、生徒の活動もそれまでに終えることになっている。授業のある日は、短い放課後をできる限り効率よく使うことで、生徒は皆集中する時間帯となる。一方、夏休みは、他の曜日に時間を取って活動できることから、火曜日を完全オフにする部活動も多い。明日から教育活動が再開されることもあり、本日は割と静かな校内である。
そんな中、ちらと校内を巡回すると、体育館では、男子バスケットボール部と男女バドミントン部が汗を流している。バド部は、先日の大会で敗れたこともあり、次の大会でリベンジを果たそうと、一心不乱に練習に励んでいる。その目の真剣さ。いいね!
男バス部は、中学校のバスケットボール部との合同練習。直接の先輩後輩ではないが、やはり同じスポーツにおける先輩後輩となれば、大なり小なり「憧れ」の存在となり得る。本校顧問から、「姿勢一つでパフォーマンスは変わる」との指導のもと、一生懸命一人ひとりが周りを見て習っている。「学ぶは真似ぶ」の言葉通り、うまく身体を動かすことができている選手をしっかり真似て欲しいものだ。一人より二人、二人より三人、見本は多いほうが良い。全員のパフォーマンスが上がることを期待する。いいね!
一方、校舎内では、4階の1年生教室で段ボールを使って何かを作っている。割と大きなモノだが、何かはわからぬ。モノはわからずとも、目的は文化祭。無人の教室もある中、4名で一生懸命製作に励んでいる。まさに彼らは今逆算により、早めに手をつけている。逆算できずに焦る姿も高校のあるあるだが、このクラスの生徒は前日には悠々と過ごしている気がする。いいね!
と、グラウンドに降りると、女性教員がジャージに着替えて屈伸運動をしている。詳しくは話せぬが、今から走らねばならぬという。この暑いのにご苦労さん、である。これも生徒思いの一端が垣間見える瞬間。いいね!
ということで、本日は「いいね!」を連発。学校が動いているということは素晴らしいこと。たまたま、近くの保育園の先生方が見学に来られていたが、生徒の様子もご覧いただけて良かった。驚いたのは、自己紹介で名前を告げると、「ブログ読んでますので、知ってます」と言ってくれた。こちらは初めましてなのに、だいぶん照れくさい。まぁそれでも、いいね!をおまけで追加。
明るい学校、元気な学校、動く学校、走る学校であることが嬉しい。3年生は明日から、1・2年生は金曜から始動!Make it Kozy!前へ前へ、高津高校!
あちこちで 若さの玉が 弾けてる

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8月18日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.330〜熱い議論と涼しい音色〜
閉庁日後ということで、本日2稿め。エンタメの後は、しっかりと仕事。本日は、毎年恒例の近畿地区高等学校長協会第1回連絡協議会。ホテルグランヴィア京都にて、近畿地区約300名の高校の校長が参加して、喫緊の課題をテーマに熱い協議を交わした。
「働き方改革の加速化」「教員の処遇改善」などの全国的な教育課題の現状や対策などを情報共有するとともに、二日間で三つのテーマについ2府4県の校長間で協議する。同じ高校現場の話だが、府県によってその対応は様々。何とかしてくれという思いとこれなら何とかできるという思いが交差する。とにかく生徒の成長、人材育成に繋げるのが本意だが、働き方改革とセットとなると一瞬思考が停止する。実に難しい。生徒の探究ではないが、深く深く深く考える必要がある。
と、熱く真面目な議論の後は、主催京都府の粋なはからいで、鷹山会による「祇園祭」の奉納囃子、コンチキチンをご披露、しばし祇園囃子の小気味良い響きに酔いしれた。その囃子の調子に乗っていると、事前の抽選により選ばれた5名が体験できるという。実は、自分がその当たりを引いていたので、びっくり。
前に出て、今まで演奏していた男子中学生の指南を受ける。●、▲、▲▲と記号が書かれてあり、太鼓の音とその符に合わせて鉦(かね)を「シモク」と呼ばれる撥(ばち)で叩く。うまく叩けば「コン、チキ、チン」と音色が響く。中学生に「上手です」と言われると、ちと気恥ずかしいが心も弾む。たった数分間の演奏だったが、満足度十分。楽しい時間だった。帰り際の輝く京都タワーは実に美しかった。
夏の音の 余韻に光る 京都タワー








