6月14日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.61~口から広がる世界かな~
公式Instagramにもアップされているように、昨日は、第1回海外オンライン交流会を開催。台湾、韓国、フィリピンの高校との交流会ということで、最初の勝手なイメージでは、グループに1台PCが設置されていて、画面にせいぜい5.6のGoogle MeetかZoomの画面が映し出されている感じを想定していたが、何の何の、1人1台端末の名の如く、数えきれないほどのモニターが現れた。2系統で指示しているらしく、私の挨拶も2系統。知っている限りの英語を駆使してNice meat you!
私の挨拶が届いたかどうかわからぬうちに、自由に会話が始まる。さてさて、各教室にそれぞれ5.6名が配置され、交流している。中には流暢な英語で、すでに以前からの知り合いのように話している。これだけ話せれば楽しいだろうに…と羨ましくもある。ポケトークやGoogle翻訳などヘルプのツールはいろいろあるが、やはり自分の口から自分の言葉で話してこそ、本音が伝わる。勉強するのにいつから始めても遅くはないという。記憶のスピードは落ちたが、開き直って勉強するしかないな…。
「今でしょ」と 恥ずることなく ABC
6月13日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.60~スマホはトホホ~
本日、7限のHR。1年生は、臨時学年集会を開催。7月初旬に実施する、「職場体験学習」を前に、社会人経験のある担任が、髪型・服装について、TPOに応じた振る舞いをするよう指導。高津高校の「校風」である『自由と創造』をついつい都合よく解釈し、「なんでもあり」とこじつける個人もいる。一定のルールはなくとも、世界が高津高校だけで回っているわけではない。もっと大きな社会という場所で人と接する限り、「郷に入っては郷に従う」という潔さも必要である。
「職場体験学習」は、1年生5~6名を1班として、63社の企業にお邪魔する。企業側としては、心の奥底には、うちの会社で活躍してくれればという思いがないことはないと思うが、まだまだ未熟な高校1年生を。快く数時間引き受けてくれる度量に本当に感謝である。社員さんへのインタビューなどをとおして、「働くこと」をしっかりと考える時間にせよという意図である。ともすれば、志望大学に合格することのみが目標となりがちな3年間だが、その先に必ず社会に出て働く、人とチームで過ごすという、極当たり前のことを想像しておかねばならない。「個性」を表現して自分を表に出すことも必要だが、時には「自分を(コロスというのは嫌なので)抑えることも大切だ。よーく考えよう、高津生。
「職業体験学習」の話の後は、入学して2か月が経った現在、この79期生の意識や生活はどんなものか、アンケートを見た学年主任が、「これはやばし!」と、慌てて学年集会を開いたのが本音のところ。「東大・京大・阪大・神大」の難関大学をめざしている割合が多いことをGood!と褒めはするが、さて実際そこにホンマにたどり着けるのかと不安になる要素もチラリ、家庭での学習習慣の定着率の低さにスマホの使用時間の多さは、かなり厳しい。昨日のブログに関係するが、スマホの時間の半分でも読書に充てればどれだけ読解力がつくか。平等に与えられた時間をどう使うかが、何よりも考えるべきところ。
学年主任は、とにかく目の前の「第2中間考査」を頑張ろう!とわかりやすい話で締めくくった。鏡を見て、今の自分を振り返ろう。カガミハウソツカナイ。鏡の奥から声が聞こえてきそうである。Make it Kozy!時は戻せない、時間と可能性を自ら捨てるな。頑張れ、高津生!
気がつけば 3時間経ち トホホかな トホホトホホで また日が終わる?


6月12日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.59~論理力と想像力を養う~
本校は、ほぼ毎日、視聴覚室や図書館、一部の教室を「自習室」として開放している。生徒たちの様子伺いも兼ねて3階の図書館へ。それほど広くもないが、学習スペースと本棚がきちんと分けられていて、とてもすっきりした図書館というのが、第一印象。街の書店を訪れた時と同様、平積みの本から物色。最近出版された本、巷のランキング上位の本が置かれている。小説、実用書を問わず、「文理学科」の文系・理系の専門書や各分野の分かりやすい本も置いてある。私も一日書店にいても飽きない性質で、学校図書館も「やすらぎの場」と捉えている。整理整頓されている様子や、本の紹介、図書委員が選ぶ一冊が置かれていたりすると、素直にワクワクするし、彼ら彼女ら、そして、それを後押しする関係の先生方の大変さも垣間見えて、何やら感慨深くなるのだ。
とはいえ、聞くところによると、本校生もご多聞に漏れず、まったくと言っていいほど、本を読まない(読むとしても、学校図書館をあまり利用しない)ということだ。実に残念である。朝の通勤電車内では、20人いれば、そのうちの12人はスマホの画面を見ていて、残りの5~6人は寝ている。本を読んでいるのはせいぜい2~3人。それだけ本を読む人が減っている。かくいう私も以前に比べれば、格段に読書量は減っている。それでも、教師の数少ない『役得』である、学校図書館で本を借りられる利点を生かして何とか読んでいる。ただ、あまりの忙しさに、過去に〇ック・オ〇で購入した本にも手をつけられていないため、高津高校の図書館にまで行きついていないのが現実である。
流行りの本の情報を得るため、書店にはよく行くのだが、先日、『なぜ働いていると、本が読めなくなるのか』という本を見つけた。待てよ。この本を買う人は、心理学的好奇心からか、はたまた、自分が本が読めなくなっている客観的理由を知って、読める自分になりたいのか?前者ならともかく、すでに読めない後者が実際にこの本を最後まで読めるのかどうかが気になるところである。少なくとも、私自身の理由は分析済みだし、作者には申し訳ないが、この本を読む時間があれば、溜まっている本から手をつける。
それはそうと、図書文化部の先生から、「『図書通信』に、校長先生のオススメの本を載せたいので…」と頼まれた。さぁ、自身の渾身の一冊にしようか、それとも高津生たちの興味関心に則った一冊にしようか。現在迷い中である。しばしお待ちを、高津生!Make it Kozy!なものはあるかいな?
積ん読を 眺めて過ごす 梅雨の午後








