6月18日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.295~チームとして~
本日は、アウィーナ大阪にて、大阪府立高等学校PTA協議会の総会が開催された。といっても、PTAの役員や学校管理職しかなじみがない組織かもしれない。各校にはPTAが存在し、年間を通して生徒のサポートや教育活動への支援、学校行事等の活性化に努めていただいており、誠に感謝しきりであり、また、ご家庭や保護者の皆さまと共に生徒の自己実現や進路実現に励んでいることも明らかであるが、大阪府全体としてもこのPTA協議会の会長はじめ役員の方々が、全国や近畿地区の同組織と情報交換や意見交換に参加して、府立高校のために汗をかいていただいている。
その協議会において、昨年度本校PTA時報委員会で取り組んだ広報紙が高く評価され、府の「最優秀賞」に選ばれ、表彰された。このことは、PTAの方々の本校生に対する想いだけでなく、保護者の方もそれぞれが学校を通じて時間を共有し楽しんでくださっている証左だと感じている。実は誰にも言わなかったが、私自身は昨年度の広報紙が出来上がった際に、(これは府で表彰されるかも!?)と感じていたので、受賞の知らせを聞いて(やっぱり!)というのが本音だった。会場前には、本校を含め、受賞された各校の広報紙が並べられていて、参加校の方々にご覧いただけた。何事も表彰されるのは喜ばしいことであり、励みになる。今後も、「チームKOZU」として、まっすぐ進んで行きましょう!PTAの皆さん、ありがとうございました!
さて、終了後、18時15分からは、月一回の同窓会にご協力いただいている『クリエイトラボ・セミナー』本日は、日本酒ブランド『十石』を手がける37期生、松山酒造の高垣幸男様から、そもそも「日本酒」とは?発酵とは?をはじめ、日本におけるアルコール業界の移り変わり、日本酒の立ち位置など、時代背景や飲酒人口の推移などを通じて、熱いご講演をいただいた。
京都大学に入学された当時は、生物の勉強をされていたそうだが、「月桂冠株式会社」に就職、カリフォルニアで過ごし、帰国後、自分のお酒を作ることになったという。飲酒人口が増加した高度経済成長期やバブル期とは違って、今は様々なアルコール類が嗜好されている。今や「日本酒は『日本の酒』ではなく『世界の酒』」と話す高垣様の目は輝いていた。
日本酒の話題ということで参加者は少なかったが、知らない世界がゆえの刺激はしっかりと受けたと思われる。知らない世界を知れたなら、セミナーの意義もあるというもの。高校生の進路については、「時代の流行りはその先どうなるかわからないので、自分の好きなこと、やりたいことを優先して考えてほしい」と話してくださった。次は、みんなが世界を変える番だ。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
日本酒の 味わかるまで 数十年 杜氏の想い しかと伝わる
なお、民法上18歳で成人となりましたが、飲酒は20歳からです。20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。