8月23日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.108~ヘッドホンゴリラの部屋~
今更ながらではあるが、昨日22日は、大阪の最高気温が35.9℃であったにも関わらず、実は『処暑』だったというから困る。秋いまだ遠し、というところ。
さて、昨日の全体集会では、言いたいことを述べた後、校長室の『ヘッドホンゴリラ』について伝えた。
何かというと、謎の画家バンクシー『ヘッドホンゴリラ』の粋な「暖簾」(個人的な見解です)が校長室に掛けてある時は、いつでもどうぞ!ということだ。※写真参照
一年生には、同じことを7月の職業体験学習発表会の機会に伝えた。その後、夏休みに一人の生徒が、「入室しようと思っていたのですが、その機会がありませんでした」と、嬉しいことを言ってくれた。私の不在が原因で申し訳ない。そんな生徒もいたため、今回きちんと生徒たちに伝えたかったというわけだ。誰が何を語りに来るかは予想もつかぬが、私としては内心いろんな思惑がある。
と、本日の仕事や来客も一息ついたので、定時まで30分ほどしかなかったが、試しに「暖簾」をかけてみた。すると早速、帰り際の一人の生徒が友人と共に、「校長先生、よろしいでしょうか?」と暖簾をくぐって来た。控え目な感じで、「私は、実は◯◯が好きで好きで仕方がないんです!話を聞いてください」と言う。聞けば、◯◯が趣味で上手くなりたいので休日を利用し、旅行も兼ねていろんな所で楽しんでいるという。スマホの記録も見せながら、◯◯への想いを熱く語ってくれた。その楽しそうな表情を見ていると、こちらも幸せな気分になってくる。話が終わると、満足そうに友人と帰っていったが、私としては、いきなりドストライクな生徒が来てくれて、「暖簾」の意義はあるなと、手応えを感じた次第。第1号さん、ありがとう!
さらに、これを書いていた今日の昼休みに、「放課後、お時間ありますか?」と生徒が暖簾をくぐって訪ねてきた。「今日は出張なので、月曜日なら」「では、月曜日の放課後にお願いします」と、いきなり予約まで入ってしまった。何やら忙しくなる予感がするが、こんな忙しさなら大歓迎だ。
語りは想い、語りは熱い、語りは進歩。Make it Kozy!私を大いに利用せよ、高津生!
見た目では わからぬ趣味に 驚きて 「夢中」の意味を あらためて知る