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7月24日(水)校長ブログ「Mkae it Kozy!」vol.90~知ってか知らぬか~

 夏休みに入って校内は何やらほんわか落ち着いた空気が流れているのに、私の外部への出張は残念ながら留まるところを知らない。一昨日は講演会で、昨日は校長会へ。今朝は人権教育研究会に参加後、学校に戻って健康診断。午後は団体の理事会と場所は近くだが、またもや学校へ戻らねばならなかった。このくそ…いや、もとい、異常に気温の高い中、移動するだけで、汗が吹き出る。野球部の応援で日に焼けたが、それがある種日焼けの基礎ができたとのごとく、短時間陽を浴びるだけで皮膚を焦がす。サーフィン焼けとか登山焼けなら嬉しいが、出張焼けなど片腹痛い。

 移動は、専ら学校所持の電動自転車だ。マラソンやトライアスロンにハマった時期もあったので、自転車自体は苦にはならぬが、電動自転車はもう私の中ではバイクと同じ。ペダルを漕いでいる感覚以上に地面を滑っているという感覚が強い。まだまだ価格はお高いが、間違いなくお値段以上の価値がある。おかげで市内であれば、ほとんど電動自転車を利用している。旅費もいらないので、一石二鳥だ。

 話が逸れた。今日は結果的に17時半ごろ帰校したが、その際の生徒たちの反応が面白い。当然ながら、帰宅する生徒たちと学校へ向かう私はすれ違うわけだが、彼らの頭の中では、校長がこんな時間に学校に向かっているはずがないので、すれ違う直前になってようやく私に気づき、「あ、こ、校長先生・・・。こんにちは、あ、さようなら。」という反応になる。なかには、早くに気づいてくれる生徒もいて、「さようなら!」という爽やかな声に、一日の疲れが飛んでいく。ただ、こちらから何もいわなければ、気が付かずに通り過ぎる生徒もいて、まだまだ認知度の低さを実感する。

 ただ、私にとっても、こういう状況は学校の近くだからこその話で、少し学校から離れて、鶴橋や谷九など、駅の近くまで来ると、皆私服のため、逆に私が生徒を認識できない場合がある。人数上の確率として、私は知らないが向こうは知っているというケースの方が高く、私が挨拶しないと、「校長は、日頃は挨拶せぇと言ってるけど、自分はせぇへんやん!」と、マズイことになるので、実は、その人の服装や仕草、持ち物から、高津の生徒であるかどうかを古畑任三郎並みに必死で推理している。これという決定打はなくても、おそらく生徒だと見ると、(んー、あなたは高津生のようですね)と心の中で古畑任三郎になり、「(んー、)さようなら」と声をかける。生徒なら一瞬怪訝な顔をするが、「あ、さようなら」と返してくれる。周りから見れば、普通のやり取りだが、実は、私にしてみれば、(生徒でなかったら、どうしよう)と思いつつ声をかけているので、内心ほっとしている。まぁ、万が一間違ったところで、人違いだろうと思われるだけなので、校長は挨拶をしないと思われるよりマシだ。というより、もう少し認知度が上がれば、向こうから挨拶をしてくれるだろう。まだまだ精進が足りぬようだ。挨拶は遠慮なく、コミュ力は宝。Make iti Kozy!人生に広がりを、高津生!

  目が合って 笑顔に変わる 幸せよ

2024.07.24

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