5月22日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.275〜適切に避難せよ!〜
本日は、地震を想定した防災避難訓練。5限終わりに「地震です!」の放送により、訓練を開始。教室では、生徒たちは机の下に隠れる。特に必ず頭を守ること。また、机のぐらつき、移動を防ぐため机の足は角をしっかり持つ。私は直接その様子を見ていないが、公式Instagramでは、皆しっかりと適切に防災している様子が見える。教員はというと、下に空きスペースのない教卓のため頭を隠すことができない。ゆえに、各教室備え付きの簡易ヘルメットを使用する。ぐっと力を入れるとパカッと開いて被れるようになっている。地震が収まれば折りたたんで何度も使用できる優れモノだ。
生徒たちは、特にガヤガヤすることもなく、速やかにグラウンドに出る。外に出たら、やや駆け足でこれも速やかに整列する。点呼終了時間は6分40秒短縮したという。階段や廊下を走るとパニックになるし、1箇所に大勢が押し寄せて事故につながる。高津高校の校舎はおしゃれなスマートな白亜の姿だが、その分人が偏りすぎると渋滞する。生徒たちは冷静に周りを見ながら対応していた様子。まずは、良い動きだった。
講評でも述べたが、平成に入っても、平成7年の阪神淡路大震災に始まり、平成16年の新潟中越地震、平成23年の東日本大震災、平姓28年の熊本地震、そして記憶に新しい昨年元旦の能登半島地震と10年絶たぬうちに、日本のどこかで大きな地震が起きている。
そして、何よりも心配なのが、今後15年以内に起きるだろうとも言われている「南海トラフ地震」で、これが起きた場合は、東は静岡県から西は宮崎県までが被害を受けるという。その大阪の被害予想は、発生時間帯にもよるが、およそ1万人、負傷者6万6千人、停電が500万軒、回戦普通が200軒ということだ。日々、それなかりを気にして生きることはできないが、やはり備えあれば憂いなし、防災対策と心がけだけは忘れずにいたい。
自分の身は自分で守る。冷静に判断、落ち着いて行動。そして、心の片隅に弱きを助ける心根を。Make it Kozy!ここぞの力を、高津生!
災害は 忘れぬうちに やってくる 先人の教え 守りて生きん









