10月22日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.147~授業力向上へ~
現在、高津高校は公開授業週間。研修の一環としての公開授業だけでなく、それぞれの授業をお互いが見学し、授業力向上に努めている。
私は、昨日今日とで6コマの授業を見学。座学は、電子黒板を活用した授業が多い。電子黒板自体に多機能が備わっているので、チョークを必要としない教員もいるし、投影した文書や図にチョークで書き加える教員もいる。それぞれの科目や教員の個性に合わせて、より効果的な授業を、と工夫している。
書道では、ご存知の方もいるとは思うが、新聞紙2枚程度の大きさのボードを黒板に設置し、それを水をつけた筆でなぞると、赤い文字が浮き上がるという、謎のアイテム(写真なし、謝)がある。時間が経つと自然に消えるので、手間がないし、何度でも見本が書ける。実に効率的、効果的だ。また、教員が見本を示すが、今は動画も活用して何度でも確認できるので、上達も早いと思われる。
3年生の体育は、フットサルとアルティメットとバドミントンをグループごとに順に学ぶ。当然、技術に差があるので、その辺りを見極めながら、レベルや基準を設定する。運動が苦手な生徒も友人と楽しく取り組んでいる。部活動で勝利をめざして取り組むのとは、また違う達成感を感じてくれれば、それで良き。
数学では、楕円の公式、グラフを学習。生徒がメジャーを使って黒板に楕円を描く。今回は見事な楕円。また、尿路結石の破砕手術で楕円が振動を集中させる役目を果たすということを動画で見せる(余談だが、尿路結石の痛みは出産に次ぐ痛みと言われており、納得の経験済みである…泣)。
理論や公式を学習するのだが、実際に体感することや実生活との結びつきを実感することが、より深い学びに繋がり、生きた学びとなる。学生の時に嫌いであった数学も、実は身の回りに溢れていることを改めて実感。高津生たちよ、今を大事に、授業を大切に。Make it Kozy!頑張れ、高津生!
このように いずれわかると 見くびらず