10月23日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.148~人にふり見て・・・~
本日は、課題研究「LCⅡ」の中間発表会。「LC」とは、本校の校風「自由(Liberty)と創造(Creativity)」の頭文字。
SSH指定校でもあるので、理科は科目ごとのグループ、数学、情報を始め、国語、社会、家庭など全教科に渡り、基本的に2~6人のグループで自分たちの決めたテーマで調査研究を行う探究活動。だが、やはり私はこれがしたい!という強い意志のもと、1人で活動する生徒も数名。それぞれ目的意識を持って取り組んでいる。
本日は、各教室で1時間に4つの班がそれぞれ別の班を相手に発表し、質疑応答する。自分たちの中では、しっかり研究しているようだが、思っていないような質問も出る。評価シートにどのようなことが書かれているかも気になる様子。
もとより研究は自己満足ではいけない。人に伝わってこその研究成果だ。他班の発表を見て、自分たちを振り返る。また、他班からの指摘をもとに、自分たちのステージを上げていくことを期待する。
今日は生徒同士の発表会であると共に、外部の先生方にもお越しいただいた。「探究活動」は、課題研究として、数十年も前から実施されているものだが、これがなかなか簡単に確立できず、模索中の学校も少なくない。ゆえに、他校の見学を通して、自校の糧にしようと励んでいる学校さんとの交流は、こちらにとっても良い機会。お互いが情報交換し、お互いの生徒の成長に寄与できるよう取り組んでいきたい。
本校では、1年生の『探究ノート』、2年生の『課題研究ノート』と独自の教材を作成し、一つのカタチができているので、生徒も教員もそこまで迷うことはない。ただ、このノートをもとに実践していくだけでは物足りず、そこに自分らしさやもう一つ先を行く独創性がプラスされればより良い探究となる。
秋と言えば秋、まだ夏と言えば夏のような不思議な気候が続いているが、本日の発表会が、生徒のさらなる成長のきっかけになってほしい。すべての機会を有意義に、有効的に活用しよう。Make it Kozy!周りを見る目は自分次第。頑張れ、高津生!
秋空に 待ちつつCritical Thinking
すでに秋空も見えぬ午後7時半。自習室では、たくさんの生徒たちが、一生懸命勉強している。これもまた素晴らしき哉。