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6月25日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.66~明日からテスト~
本校は2学期制だが、他校の1学期にあたる期間に定期考査が2回ある。少々期間が短い第一中間考査と、本格的にテストに打ち込む第二中間考査である。
学習内容も、第一中間を挟んで、一気に難しくなるイメージがあるし、勉強慣れした脳には、雨が続くこの時期、勉強に集中するには良いかもしれない。
テスト前日の今日は午前授業のため、帰宅してじっくりテスト勉強に励む者もいれば、教室に居残ってとことん勉強する者もいる。出張に出る際、財布片手にコンビニへ向かう生徒と一緒になった。
「腹ごしらえして、勉強やな?」と声をかけると、「はい、お昼食べて塾に行きます!」「塾か。学校でも勉強できるやろ?」「個別で集中できるんで。」と言う。それはそうか、と、せっかく毎月月謝を払っていることを思い、納得する。ぜひぜひ、がっつり取り返すくらい成績を上げてほしいと願う。
実際、塾に行っている生徒はどれくらいいるのかわからぬが、まぁまぁいる様子。学校としては、土曜講習も放課後講習も、長期休みの特別講習も、生徒のニーズに合わせて、様々工夫して行っているが、やはり、最後の「安心感」からか、塾に行かない選択肢はあまりないらしい。
ここからは、全くの個人的思考なので、それがどうした?の一言で終わらせてくれればそれで良いが、幼き頃から、裕福でもなかったため、人の手を(もちろん猫の手も)借りずに事を為すことに喜びを覚えるタイプで、塾になど絶対に行くもんかと生意気に思っていた。浪人した時も、(浪人は今しかできない宝物)と信じて、予備校などもったいなく、宅浪万歳!という気持ちであった。「滑り止め」は滑る可能性がある人が受けるものなので受けなかった(この辺りで不愉快になった方は、また明日)。自分の計画通りの勉強をしたので、計画通りに合格した(嫌な奴…)。当然、合格したことは嬉しかったが、それよりも、人生で1回しか経験できない浪人時代を最高の時間として充実できたことが一番嬉しかった(後にも先にも、一日24時間を自分だけの時間として過ごせた一年だった)。
その後、大学に入学してから本日まで、最高の時間は随時更新されていくのだが、私にとっては初志貫徹の浪人時代があったからこそ今がある。本日は、塾に行かなかった昭和ゴリラの一つの例の話だが、高津生には、それがどうした?と、自分の話ができるような時を過ごしてほしい。Make it Kozy!自分の道を進め、高津生!
平等な 時間を君は どう過ごす?
2024.06.25