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5月30日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.281〜殻を破る〜

 昨日今日と、教育実習生の研究授業が行われた。昨日は出張のため見学できなかったが、今日は一通りの授業を見学。皆、きちんと指導案を作成し、緊張しながらも一生懸命生徒に伝えていた。 授業の流れとしては、さすが高津生、丁寧で生徒の立場に立った説明で、生徒も集中して聞いていた。

 言うまでもなく、授業は教師一人で成立するものではなく、生徒との共同作業。その科目を通じての教師と生徒との心のふれあいであり、通じ合いにより、良い授業が出来上がる。その点においては、やはり教材を一生懸命勉強し、研究した成果を生徒に伝えようとするばかりに、生徒の受身の姿勢が多かった。

 授業後に実習生と話したところでは、やはり内容を詰め込みすぎて、生徒に質問したり、やり取りしたりする余裕がなかったという。もとより教壇に立つのは初めて、多くの先生にじっと見られていることもある。生徒とのやり取りによって、授業の計画が横にそれてしまうかもしれないので、そう簡単にはいかないので、その気持ちはよくわかる。大切なことは、「授業の生徒が主役である」ということ。

 今回の実習生は大学院に進む者も含めて、皆教員志望の者ばかり。やる気は十分に感じられたし、講義としてはしっかりやり遂げた。この経験を生かして、一つの殻を破ってさらに成長してほしい。二週間の人は、お疲れさま。三週間の人は、引き続き、あと一週間頑張って!

 高津生は今日も元気にやるべきこと、やりたいことをやっている。高津の先輩として、いずれ後輩を育ててほしい。Make it Kozy!頑張れ、先輩!

  空見つつ 心の奥に 入り込む

2025.05.30

5月28日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.280〜ゴリラの目線〜

 本日からの二日間は、毎年恒例の埼玉県大宮市のソニックシティホールで開催される全国高等学校長協会総会・研究協議会に出席。全国の主に公立高校の校長約2500名が参加する年1回の大イベント。文科省からの新学習指導要領や高校教育に関する全国的な課題整理などの行政説明を始め、各校の特色ある実践発表、有識者の講演など、内容はとても濃い。忙しい毎日で自己研鑽を積む機会も減っているため、こういう機会は誠に貴重である。

 今回の講演は、もと京都大学総長で、現在総合地球環境学研究所所長の山極壽一(やまぎわ じゅいち)氏。人類学者であり、霊長類学者であり、私が好きなゴリラ研究の権威である。「人生で大事なことはみんなゴリラから教わった」「ゴリラからの警告『人間社会、ここがおかしい』」などの著書があり、サルやチンパンジー、ゴリラの進化や彼らの社会、生き方から人間を見て、人間としてできること、すべきこや可能性について具体的にわかりやすく指摘された。

 特に本日のテーマを「学びの本質と高校教育の未来」と題して、人間にしかできない『教育』さらには『高校養育に求められるもの』について、熱く語ってくださった。私自身は、ゴリラは正面から顔を対峙させ、目を合わせてはじめて挨拶したと考えること、合わない人とタッグを組み時間をかけて信頼を作る、共感と対話が結びついて想像力と創造力が拡大するという言葉が印象的だった。また、それ以外でも「創造力」や「創造性」という言葉が頻繁に出てきたところが心に刺さった。

 そもそもこの世の中には人間以外にもたくさんの生き物がいて、それぞれの社会でそれぞれのルールや関係で生きているが、山極先生曰く、人間ほど変わった、またそれゆえに可能性のある生き物はいないのだ。持てる可能性を広げられるよう、よりよい社会になるようあらためて使命を果たしたい。

 Make it Kozy!ゴリラ万歳、人間万歳!明日も創造、高津高校!

  強引に 目合わすゴリラに 共感す

2025.05.28

5月27日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.279〜定時ありき〜

 毎週火曜日は、大阪府の教員の働き方改革の一環として「定時退庁日」を設けている。水曜日を指定している学校が多いが、高津高校は、月水金が7限授業のため、火曜日としている。これは教員の世界だけでなく、企業等でも主に水曜日を「ノー残業デイ」として定時退庁を推奨している。

 とはいえ、生徒対応や教材研究、行事の準備など、時間が来たのではいさようなら、と現実はそう簡単にはいかない。教員個人では計画的に定時退庁しようと務めているが、人間相手の仕事であるかぎり、想定外はあり得る。生徒に寄り添う気持ちがあればこその教員なので、そのあたりのジレンマに悩まされている。時間外勤務を減らすことだけが働き方改革ではないとわかっていながらも、数字に迫られているのが現実だ。私の立場からは、何よりもまずが健康第一優先であってほしい。

 生徒たちは、体育祭のユニフォームもデコレーションも完成イメージが現れて、ますます熱が入る。真剣なまなざしも表情もいい感じだ。ゴール間近の雰囲気に少し余裕の笑顔も見える。一方で、いったん勝ち負けを意識すると、ああでもないこうでもないと議論がつきない。全員の意見や考えをまとめるのも大変だし、各クラスの一人ひとりの役割にも違いがあるので、そのあたりの人間模様は社会と同じ。しっかりと話し合い、わかり合うことが大切、いやわかりあえずともある部分で「歩み寄り」が必要だ。「協力する」とはそういうこと。「最大公約数」を確実に求めたい。

 何はともあれ、本番が楽しみだ。Make it Kozy!魅せよう、高津生!

  ユニデコに クラスの魂 現れし

2025.05.27

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