2025.12.04
12月4日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.409~大事な心構え~
昨日今日と、教育実習生の研究授業が行われた。昨日は出張のため見学できなかったが、今日は一通りの授業を見学。皆、きちんと指導案を作成し、緊張しながらも一生懸命生徒に伝えていた。 授業の流れとしては、さすが高津生、丁寧で生徒の立場に立った説明で、生徒も集中して聞いていた。
言うまでもなく、授業は教師一人で成立するものではなく、生徒との共同作業。その科目を通じての教師と生徒との心のふれあいであり、通じ合いにより、良い授業が出来上がる。その点においては、やはり教材を一生懸命勉強し、研究した成果を生徒に伝えようとするばかりに、生徒の受身の姿勢が多かった。
授業後に実習生と話したところでは、やはり内容を詰め込みすぎて、生徒に質問したり、やり取りしたりする余裕がなかったという。もとより教壇に立つのは初めて、多くの先生にじっと見られていることもある。生徒とのやり取りによって、授業の計画が横にそれてしまうかもしれないので、そう簡単にはいかないので、その気持ちはよくわかる。大切なことは、「授業の生徒が主役である」ということ。
今回の実習生は大学院に進む者も含めて、皆教員志望の者ばかり。やる気は十分に感じられたし、講義としてはしっかりやり遂げた。この経験を生かして、一つの殻を破ってさらに成長してほしい。二週間の人は、お疲れさま。三週間の人は、引き続き、あと一週間頑張って!
高津生は今日も元気にやるべきこと、やりたいことをやっている。高津の先輩として、いずれ後輩を育ててほしい。Make it Kozy!頑張れ、先輩!
空見つつ 心の奥に 入り込む