6月1日(日)校長ブログ「Make it Kozy!」vol283~何事も準備から~
本日は、男女バレーボール部の「令和7年度 春季大会 兼 大阪高校選手権大会 兼 全国高校総体・近畿大会・国民体育大会 大阪二次予選 兼 天皇杯・皇后杯大阪府ラウンド」と実に長い正式名称の大会。
当初、男子の応援に行こうと思っていたが、時間の都合で女子の応援に。出発直前に高津の試合の前に前任校の試合が入っていることを知り、慌てて駆けつけたが、すでに試合は終了し、残念ながら敗退。実は、前任校では、校長時、流れのままに女バレ部の監督を引き受け、現在の3年生までは顔見知り。誠に残念。ふと見ると、一年間フルに関わったOGも全員応援に来ており、会うのは転任以来。思わぬ再会にお互いびっくり。皆、大学生や専門学校生となっていて、変わった容姿と変わらぬ明るさにひと時楽しい時を過ごした。
さて、高津高校女バレ部の試合は、開始から点の取り合い。お互いが粘り強いバレーでラリーも長くなる。小さなミスが試合に影響を与える流れだがミスもお互い様でどちらも譲らずの試合展開。第1セット、前半はリードしていたものの、16-25で落としてしまう。第2セットは勢いを取り戻し、こちらのペースで進んでいたが、小さなミスが重なり、徐々に追い上げられ逆転される。選手たちも必死でボールに食らいつき、2分近くラリーが続いた瞬間もあったが、いったん向こうに行った流れを取り戻すことができず、20-25でゲームセット。3年生の最後の試合となった。
行けなかった男子の方は、茨木西高校で2回戦から開始。1回戦で上宮太子高校を倒した成美高校と対戦し、セット2-0で撃破したが、3回戦で茨木西高校に0-2で敗退。こちらも残念ながら3年生は最後の試合となった。
バレーボールは、サーブやスパイクなど、強いボールで攻撃するスポーツだが、時間差もフェイントもある。そして、その多彩な攻撃の数だけボールを拾うスポーツでもある。ボールがコートに落ちるまでに、いかに最後まであきらめずに向かっていくか、体力や瞬発力も大切だが、それ以上に予測や準備が必要だ。3年生は今日で引退だが、そのスポーツで得た力を今後の人生で生かしてほしい。
Make it Kozy!今後も粘り強く。頑張れ、高津生!
待つごとに 心と体を 整える
帰宅時、最寄り駅から自宅に向かっていると、高津高校の保護者の方とばったり出会った。保護者の方曰く、「息子が『校長先生近所やで』と言っていたので、昨日の委員会後にお話ししたいと思っていました」と。今日は何かかやと縁のある日でもあった。
5月31日(土)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.282〜チーム学校〜
本日は、PTA役員会と実行委員会が開催されました。皆様には、本校の教育活動に日々ご協力、ご支援をいただき、心より感謝しております。 私は昨年度に赴任したが、役員、実行委員さんの生徒を想う気持ち、学校の活性化に貢献したいという想いをひしひしと感じており、支援活動や学校行事におけるお手伝いなど、積極的に動いてくださることを誠に嬉しく思うとともに、皆さん自身が楽しんでいることに好感を覚える。会においても、決して受身や義務感を感じることはなく、学校のために何かしたいという気持ちを十分過ぎるほど感じるのである。
また、挨拶でも述べたが、開始前は生徒以上に賑やかにお喋りされていたところだが、司会の「では、時間になりましたので始めさせていただきます」の一言で、さっと静かになる様子が、授業開始時の生徒たちと重なって心地よかった。
それぞれの委員会からの報告も、今年度の取組に関する話し合いもとても和やかで、また、積極的に発言される様子も、皆さんが自分事として受け止められていることが伝わり嬉しかった。
昔とは違って、学校は学校、家は家、という簡単な話ではなく、学校以外の関係機関との連携も含め、「チーム学校」として共に育てるという意識が大切だと実感している。皆さま、今後ともご協力、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
Make it Kozy!新会長の「上昇」「常勝」そして「常笑」をモットーに、高津らしく、明るく進んで行きましょう!
親も子も 気持ちは同じ ポジティブに
5月30日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.281〜殻を破る〜
昨日今日と、教育実習生の研究授業が行われた。昨日は出張のため見学できなかったが、今日は一通りの授業を見学。皆、きちんと指導案を作成し、緊張しながらも一生懸命生徒に伝えていた。 授業の流れとしては、さすが高津生、丁寧で生徒の立場に立った説明で、生徒も集中して聞いていた。
言うまでもなく、授業は教師一人で成立するものではなく、生徒との共同作業。その科目を通じての教師と生徒との心のふれあいであり、通じ合いにより、良い授業が出来上がる。その点においては、やはり教材を一生懸命勉強し、研究した成果を生徒に伝えようとするばかりに、生徒の受身の姿勢が多かった。
授業後に実習生と話したところでは、やはり内容を詰め込みすぎて、生徒に質問したり、やり取りしたりする余裕がなかったという。もとより教壇に立つのは初めて、多くの先生にじっと見られていることもある。生徒とのやり取りによって、授業の計画が横にそれてしまうかもしれないので、そう簡単にはいかないので、その気持ちはよくわかる。大切なことは、「授業の生徒が主役である」ということ。
今回の実習生は大学院に進む者も含めて、皆教員志望の者ばかり。やる気は十分に感じられたし、講義としてはしっかりやり遂げた。この経験を生かして、一つの殻を破ってさらに成長してほしい。二週間の人は、お疲れさま。三週間の人は、引き続き、あと一週間頑張って!
高津生は今日も元気にやるべきこと、やりたいことをやっている。高津の先輩として、いずれ後輩を育ててほしい。Make it Kozy!頑張れ、先輩!
空見つつ 心の奥に 入り込む















