10月22日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.384〜高津『LCⅡ』中間発表会+α~
本日は、本校教育の軸となる探究活動、高津『LCⅡ』(課題研究)の中間発表会。2年生全員が、数名あるいは一人を1グループとして、4月から各自でテーマを設定し、調査、実験等を経て結論を見出していく。その進捗状況を報告する機会である。
各教室では、だいたい室内で3~4箇所に分かれ、1回4分で発表する。その後は3分の質疑応答で、これを何回か繰り返す。質疑応答では、聞く方も何か質問せねばならない。質問することで「質問力」が鍛えられるし、答える方は「即興力」が身につく。すぐには難しいので、何度も繰り返すこと、場数を踏むことが重要だ。
「あと、1分!」と進行役が声をかける。各テーマや研究内容も当然気になるが、もう一つ気になるのが、その声掛け。「発表時間は4分です!」「質疑応答は3分です!」と言う。何が気になるかは、この字面(じづら)だけではわからないだろうから説明するが、「あとよんふんです!」「あとさんふんです」がとにかく気になる。こう書いて気にならない方は、おそらく30歳代以下の方、あるいは40歳代前半の方かと推察するが、50歳以上の方には気になって仕方がないと、私と同感の方も多くいらっしゃるに違いない(あくまでも個人の主観です)。
ポイントは「よんふん」「さんふん」で、これが40歳以下の方?が普通だと思っているが、正しくは「よんぷん」「さんぷん」である。(言語学専門の方はもちろんだが)私自身は、すでに20年前ぐらいから指摘しているが、正しくは「3分」は「さんぷん」なのである。と、声高に叫んでも、おそらくあと20年もすれば、世の中は「さんふん」に乗っ取られる。実際、教える先生も含め、「さんふん」がまかり通っているのだから、私一人の手に負えるわけがない。とはいえ、あるアンケートによると、全年齢の半分以上はまだ「さんぷん」を使用しているらしい。が、当然、ご高齢の方から順に少なくなるのだから、年を追うごとに「さんぷん」は減り、あっという間に「さんふん」の世の中がやってくる。
私もこんな指摘を続けていたら”老害”になるので、徐々にフェードアウトしてはいるが、こういう多くの「さんふん」「よんふん」に出くわす場面になると、ついつい一言述べたくなる。”老害”手前の戯言とお許し願いたい。私としては、カップヌードルを食べるときに、あくまでも「さんぷん」待って食べたいだけなのだ。
と、私の脳が異様に活性化している間も、生徒たちの素晴らしい研究発表は続いている。最終は、1月30日の「生徒研究発表会」。さらなる研究を積み重ねて「研究」というものの困難や気づき、短い期間では難しいが、できれば達成感を味わってほしい。Make it Kozy!さらに深めよ、高津生!
一文字で ぷんぷん怒るの やめなはれ
あぁ誰か、真剣に探究してくれんかなぁ・・・










