2025.01.17
1月17日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.202〜生徒の未来〜
大統領が逮捕されるという非常事態が心配だが、その韓国から、恒例となっている斗山蓮崗財団「科学教師学術視察団」が高津高校に来られた。この訪問は、2012年に開始されて以降、コロナ禍を挟んで継続されてきた。今年度、韓国において科学教育及び科学文化拡散の業績を認定され、今年の「科学教育賞」を受賞された小中高の先生方24名が日本を訪れ、科学教育の現場を体験、日本文化をも学ぶ機会となっている。
開会式でご挨拶を交わした後は、課題研究の授業を見学し、その後、物理・化学・生物・地学の各専門分野に分かれて本校教員との座談会。通訳の方も6名ということで、それぞれのグループで細かなコミュニケーションもとれ、会話も弾んだ様子。
本校科学部の生徒4名も代表で日頃の活動等を紹介。司会の方が、「質問をどうぞ」と言うと、どんどん手が上がる。「勉強や研究で難しいこと、困ったことは?また、どうやって克服した?」の質問に、「好きなことをやっているので、楽しいことばかり。まったく苦はありません!」と答えると、皆さん拍手。もう一人に「一番楽しかったことは?」「文化祭で、科学部として来場者に実験を行ったこと」と前向きな回答が続出。生徒が素直に答える姿を見て、皆さん笑顔になって、とても和やかな空気に。生徒たちもよい刺激を受けたことだろう。
学校訪問は、高津高校のみ。先進校として高く評価していただいていることに感謝。明日から京都、東京を回られるという。本校教員にも刺激を与えてくださった。今後も交流を深めたいと思う。斗山蓮崗財団「科学教師学術視察団」の皆様、どうもありがとうございました。道中お気をつけて、いい旅を!
共にある 学びの意識 高めつつ