校長ブログ

TOP > 校長ブログ > 12月27日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.193~仕事納め~

12月27日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.193~仕事納め~

 2024年、令和6年も本日で仕事納め。今年4月に着任し、『自由と創造』『日新日新』の校風校是のもと、106年目となる伝統を大切にしながら、令和の若者、次代を担う人材育成を目標として取り組んでいる高津高校の強みの深化、発展に努めたつもりだが、これまでの高津愛に満ちた先人の方々にはまだまだ追いつかない。同窓会やPTA等、たくさんの方々の期待を裏切らぬよう、たとえ鬼が笑おうが来年のことをしっかりと考えていかねばならない。

 この9ヶ月、教員集団として特に感じたのは、2つ。一つは、新しいことに取り組むことについてのハードルが低いこと。もちろんそれぞれの取組の必要性や、生徒にとってプラスになるかどうかの議論は最優先だが、考えるよりも先にやってみるという雰囲気がある。いろいろと考えているうちに時が経ち、機を逃がしたり、時代遅れになったりすることはままあることだが、そのフットワークの軽さは特筆すべき高津高校の強みだと感じる。

 もう一つは、学校でできることは全部やるという姿勢。いろんな機会で話しているが、教育活動に関して、生徒が成長する機会や選択肢が多いこと。学習面では、授業以外の土曜講習やニーズに応じた補講に、自習室開放。また、英語力、コミュニケーション向上に利する多彩な国際交流。グローバルリーダーズハイスクールとして人材育成に資する高大連携や課題研究の取組。さらに、進路指導においては、職場訪問や研究室訪問など、先を見据えた自前で手作りの活動。生徒自身では、記念祭をはじめ、自治会主催の校内大会と、3年間、これでもか!というぐらい準備している姿に脱帽である。

 結果として、生徒たちはまさに多忙な日々を過ごすことになるのだが、その忙しさは時間の管理という現代人に必須の能力を身に付けることにつながるし、すべてを網羅できるわけもないため、自分には何が合っているのか、必要なのかを考える機会にもなる。「選択できる自由」は、すなわち「選択しない自由」でもある。成功も失敗もあるだろうが、3年間を終えた時に、自分のその先がある程度見えたなら万々歳である。

 2024年、4月は初めての府立高校着任にドキドキワクワクした。8月、人生初の手術にもドキドキワクワクした。そして12月の今、来年を迎えるにあたって、さらにドキドキワクワクしている。Make it Kozy!来年も「自由と創造」を体現したい。

 今年もたくさんの方に、高津高校を温かく見守っていただき、応援していただき、また、ご協力、ご支援していただき、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願い申しあげます。良いお年をお迎えください。

  来年の 夢で鬼さえ 笑い泣き

2024.12.28

最近の記事


  • 大阪府立高津高等学校 公式X
  • 大阪府立高津高等学校 公式Instagram
  • 大阪府立高津高等学校 公式YouTube