2024.12.21
12月21日(土)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.187~科学で交流~
令和もすでに6年というのに、いまだ昭和の感覚が染み付いていて、6月1日が衣更えという先入観に満ちている。さらに、学校代表の顔として、どなたが訪問されるかわからぬこともあり、昨日まで長袖に上着を着用していた。が、実は街では半袖を目にし、その誘惑に負けそうになることもしばしばあった。実際、暑い暑いと身体がこっそり訴えていたので、勝手ながら自分ルールを曲げて、今日は一日早い衣更えとした。
すると、このような大きな決断(そんなたいそうな…)をした時に限って、朝は小雨がぱらつき、少しひんやりしている。しばし歩いて周りを見れば、共に駅に向かう人に半袖の方はいない。(だから、衣更えは水無月朔日と言うたやないかい!)と自己憤怒しつつ出勤した。
出勤したらしたで、正門での挨拶となり、開き直って半袖で生徒たちを迎えるが、いつも若さいっぱいの半袖の生徒も、肌寒い今日はなぜか長袖を着ている。いやいや、いつもの半袖はどうした?と、突っ込みながら、とりあえず、「Bonjour!」でごまかしたが、そこに自転車で颯爽と現れたシルバー人材として本校に勤務するお母さんが一言、「おはようございます!校長先生、風邪引きなはんなや」と、屈託のない笑顔で私の心を抉る。
そんな「衣更え」に悩んだ昭和ゴリラの気持ちも知らずに、令和を生きる生徒たちは、今日も集中して授業を受け、放課後は元気に、熱く、そして和やかに体育祭の準備に励んでいる。それで十分。make it Kozy!日々充実、高津生!
梅雨間近 「水無月」と言うは これいかに
ちなみに「水無月」は『水の月』との意。ビンと来ない方は「風待月」でどうでしょう。どちらにしても、今日の私は一人、「J’ai tres chaud !」 と映った次第…では、また。