4月10日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.9~It’s a small world~
本日は、世の中の例に漏れず、いわゆる8050…いや、まもなく9060問題とも言うべき家庭の事情により、やむを得ず、お休みをいただいた。高齢のため、母の身体のあちこちに支障が生じていることもあり、◯◯科に△△科と複数の科を受診し、一旦、昼過ぎに連れて帰った後、検査結果を聞きに一人で病院に戻る。
午後4時前に再到着して、待つこと3時間、未だに名前を呼ばれず。午後5時の受付終了時点にはたくさんいた患者さんも徐々に減り、午後7時にはまばらに…。
すでに、病院の方も診察室にいる医師と看護師しかいない様子で、壁に貼り出した受付番号は残り4名ほど。あまりにも遅いので、前の椅子で待っている方に「何時間くらい待ってはりますか?」と声をかけた。
「今日は、もう4時間待ってます。でも、ここの先生も看護師の方も本当に優しくて、私が入院した時も、毎日朝晩様子を見に来てくれたんです。遠いけど来てます」と、待ち飽きた私には嬉しいお話。お住まいを尋ねると「大阪市内」とのこと。最後の二人で待つこと40分、病気にまつわる話ばかりだったが、完治目前という良い話を聞いて安心できた。自宅まで1時間半以上かかるらしく、ついでだからと都合の良い駅まで車で送ったのだが、実は、最初に会話した時から、話し方が流暢かつエネルギッシュな方だったので、もしかすると同業?、いや、きっと先生に違いないと確信めいたものがあった。道中、「何のお仕事されているんですか?」と聞かれたので、「一般の方なら、話すつもりはなかったんですが、おそらく先生ですよね?」「はい」(やっぱり!)「実は、この4月から高津高校の校長やってます」と打ち明ける。「あー、そうだったんですか。私も中学校で校長やってました。」ということで、私の勘はぴたりと当たり、それからは、大阪市の中学校の話や共通の知り合いの先生の話で盛り上がった。
狭山市のK大病院で、大阪市の学校の方とこんな形で知り合うとは、なんともIt‘s a small world!と実感した。ほんに長い一日であった。縁は大切ぞ、高津生!
夜桜に 昔懐かし 人聞こゆ
明日は、しっかり働かねば。