2024.09.19
9月19日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.127~期末考査~
高津高校の『校是』、「日新日進」。『にっしんにっしん』と読む。校風の「自由と創造」とともに、初代三澤糾、二代羽生隆の両校長を建学の柱とし、これまで100年以上の歴史において発展してきた。
昨日、『校風』について述べたが、本日は『校是』。よく聞く『校訓』とは似て非なり。『校訓』が、各学校が教育目標や教育方針・指針をあらわしたものであるのに比べ、『校是』は、さらに根っこにある学校設立の根本精神のこと。とにかく何事も大仰だと感じるが、それも悪くない。どうせ語るなら、大上段に構えて思い切り言い切った方が良い結果が期待できる。結果的に大ほら吹きになったとて、大概は謝れば命まで取られない。
その『校是』である「日新日進」には、文句なしに惚れた。日に新たに、日に進むと、その読みまでは正確にわからぬが、私自身のモットーの一つである「昨日の自分に負けるな」と共通する『校是』である。昨今、時代の変化もすこぶる早く、どこの企業においても、「現状維持は停滞」は当たり前のフレーズになっている。学校とて同じ。ICTを活用せよ、と言われて久しいが、とっくの昔に生徒は使いこなしている。昭和ゴリラも、アナログを恋しく思いつつも、一本指で懸命にタイプを叩いている。
古くは100年以上前の『校風』『校是』も、令和のこの世に誇り高く宣言できる、至極新鮮な言葉であると身に染みる。
明日もまた どう生きるかと 問い続け