4月20日（日）校長ブログ「Make it Kozy！」vol.252〜悔しさと喜びと〜

　本日は、女子バレーボール部と野球部の公式戦をはしご。女子バレーボール部は、旭高校での部別大会。４チームでのリーグ戦で３校と対戦し、その順位によって所属の部が決まる。現在２部の高津高校は１位をゲットし、１部昇格をめざす。１試合めの対戦相手は久米田高校。元気なチームだ。１セットめ、序盤は１点を争う形だったが、２点差、３点差と徐々に離され、17対21とついに４点差となる。暗いムードになりつつあったが、そこからキャプテンの強いサーブが連続で決まり、21対21とついに同点、逆転すれば一気に流れがこちらに来るところだったが、ふわっとした相手ボールに対応できず、コートに落ちた。

　巻き返しを期した２セットめだったが、相手の勢いを止められず、14対25と力及ばず。あとの2試合に懸けるしかない。気持ちをうまく切り替えて臨んでほしい。果たして結果はいかに？と、残り2試合を残して（後の部員の報告によると、１勝２敗で２部残留とのこと）、野球部の春季大会３回戦へ。

　12時10分開始予定と聞いていたが、12時30分に到着。野球の試合は前の試合の都合で遅れることが多いので、ちょうどいい頃かなと思ってスコアボードを見ると、すでに５回が終了し、グラウンド整備中（前の試合が大差コールドゲーム）。さらに、得点は2対3。これは応援しなければ、と気持ちははやるが、実は対戦相手は前任校の東高校。だからこそ観戦に来たのだが、来てみると実に複雑。どちらの部員の頑張りも目にしてきただけに、どちらにも頑張ってほしい。が、試合に勝敗はつきもの。高津の長としては高津高校を応援すべし。

　試合は、6回、7回と、両者チャンスは作るが得点には結びつかず。その間にも、（打て！）（抑えろ！）と、これをなんと表現すればいいのか…要は、二人の人間が中にいる。相手の4番打者をうちのエースが抑えた時には、（よし！）というガッツポーズと、（あぁ、頑張ってたのになぁ…）と残念な気持ちが一気に生まれた。どちらにも、すみません…だが、これが人間、感情には嘘がつけない点はご容赦願いたい。

　試合は８回裏の高津の攻撃。１死１・２塁で４番のＴ君。一緒に観戦していた元マネージャーに「100％打つよ。右中間へのツーベースやで。」と予言（実は根拠はある）。フルカウントからの6球目をライト線へ運ぶ。方向は違ったが、予言通りの２塁打で4対3と逆転。となって嬉しかった。さらに次打者５番のＫ君がレフトオーバーの２塁打を放ち、１点を追加。９回をエースのＴ君が３人できっちり抑えて見事３回戦を突破。久しぶりに４回戦への進出を決めた。

　素晴らしい結果だったが、今日の対戦は心が疲れた。今後あまり関係の深い対戦は控えてほしいところ。だが、間違いなくナイスゲーム！Make it Kozy！あっぱれ、高津生！

　　一球に　懸ける思いは　皆同じ　一人ひとりの　成長感ず

　足を運ぶことはできなかったが、サッカー部も春季大会１次予選２回戦で茨木高校と対戦。３年T君のシュートによる１点を守り切り３回戦へ。今年の１年生は多くの部で入部する時期も早く、放課後の各所で大きな活気が生まれている。文武両道、勉学との両立は大変だが、ぜひ今しかできないことを！