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8月16日(金)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.103~夏の挑戦あれこれ~

 7月下旬から夏休みに入ったが、ふと気づくと、蝉の声も遠慮がちになり、涼しいとは言えないまでも、一瞬の雨は朝夕の気温を少しは下げてはくれるらしい。これまでも述べてきたとおり、高津高校は夏休みに入っても、生徒たちの学習や課外活動は停滞せず、ますます盛んである。振り返れば、補習や自習、積み残しも少々あるが、さらなる深い学びへと、時間を見つけては仲間とともに協働して課題研究や創造探究事業に取り組んでいる。KITECでの英語漬けの学びは、今後必ず活きてくる。言わずもがな、3年生の受験勉強はやけどしそうなほど熱い。

 校外の取組みとしては、串本のロケット打ち上げや台湾サイエンスツアーの事前研修にSSHの発表会、GLHSのサンフランシスコ研修、本校のシンガポール研修と多岐にわたる。これらは希望生のため、特に海外研修は希望したにも関わらず、参加できなかった生徒もいる。本来ならば、希望者全員に参加してほしいところだが、いかんせん、物理的な事情もあり、人数制限を設けざるを得ない。参加できなかった生徒たちよ、本当に申し訳ない。

 その分、参加した生徒たちは、そのまたとない機会を十二分に、貪欲に吸収したようだ。夏休み明けには、GLHS研修、シンガポール研修に参加した生徒たちとゆっくり話す予定だが、シンガポール研修に参加した生徒たちに、オリンピックレスリング金メダルの日下尚選手ではないが、「この研修はどんな6日間でしたか?」と問うた際、次のような答えが返ってきた。

 「一日一進な6日間」「刺激を受ける6日間」「過去一、頭を回転させた6日間」「知らないものに出会える6日間」「見方の変え方を学んだ6日間」「新たな発見ばかりの6日間」・・・etc。

 皆それぞれ視点は違うが、日本ででは経験できない、今までになかった経験ができたことは確かなようだ。アンケートでの満足度も非常に高く、コロナ禍以来の新しいプログラムとして、語学研修だけでなく、リーダーシップやチームワーク、知識や経験の新しい扉を開くのには十分な内容だった。来年度以降も、さらに充実させたい。

 部活動も、全国大会や府大会、地区大会に臨み、日頃の成果を惜しみなく出せたようだ。勝負事には勝ち負けがある。が、昨日も書いたとおり、日頃の自分たちを知るのは、やはり自分たちしかいない。自分史上最高をめざして頑張るのみ。22日の全校集会では、その成果を披露できる機会があれば嬉しい。

 皆に平等にある夏休みだが、あっという間に感じたのは、きっと私や蝉だけではない。

 「時間って命の一部なんですよ。今の時間を大切にできない人は、未来の時間もきっと大切にはできない。」元ラグビー日本代表の故平尾誠二氏の言葉である。時は戻せない。今を大切に。Make it Kozy!輝け、高津生!

  耳にタコ? 明日やろうは 馬鹿野郎!

2024.08.16

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