8月8日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.100~勝ち切るチカラ~
個人的な堅い余談はさておき、高津高校の夏休みは、今日も元気だ。
体育館からまとまった応援の声がするので様子を伺うと、男子バスケットボール部がU-18大会を開催。高津高校は公立の強豪八尾高校と対戦中。第3ピリオドで、得点は45-30。これはいけるかも!と、せっかくなので最後まで観戦。第3ピリオドは10点以上差をつけて終了したが、やはり、向こうも必死。徐々に追い上げられ、残り3分で逆転された。その後も、必死に食らいついたが、相手チームの逆転いた勢いを止められず、追いつけなかった・・・残念!
誠に惜しい試合だったと、純粋に思ったが、考えてみれば、今回のパリ・オリンピックの日本男子バレーボールチーム然り、柔道混合団体日本チーム然り、そして、本日の男子卓球団体チーム然り(張本選手の負傷?が心配だ)、さらに、昨日の甲子園第3試合の岐阜城北高校、遠くは1989年の日本シリーズの近鉄然り・・・、それぞれ負けた理由は異なるだろうが、あと1点、あと1アウト、あと1セットで勝てるという試合を落とすと、その後、大逆転されることは決して珍しいことではない。悔しいが、上記の例の場合、その試合、その瞬間は逃しても、その後、何度も勝利を手に入れるチャンスはあったはずだが、強い流れがあってそれができない。誰もが思う、「勝ち切るチカラ」を身につけたい。
一方、グラウンドでは、硬式野球部が旧5学区大会で山本高校と対戦。学区制が撤廃されてからも、少しでも大会の緊張感を味わえる試合をさせてあげたい気持ちから、関係者で継続しているそうだ。やはり練習試合とは部員たちの目の色が違う。
グラウンドから戻ると、吹奏楽部がトラックに楽器を積んでいる。そう、今日は、先日中地区で金賞を受賞し出場権を得た府大会本番である。会場は、「フェニーチェ堺」。学校からは遠いが、堺在住の私には願ってもない場所で申し訳ないくらいだ。演奏は、本日の大トリとなる17時20分から。会場の空気に少し圧倒されたか、演奏開始時は、素人目(耳?)にも少し緊張を感じているようだったが、静から動になると一転、漲るような迫力が伝わってきた。個人的には、いわば「大逆転」の演奏だと感じたが、結果は如何に?楽しみだ。
あ、そうそう、あるクラスの数名が、グランドから少し離れた一角で、何やら大きなモノを製作していた。聞くと「〇〇です!」という。何と!?発想自体はそこまで飛んではいないが、目標達成には時間のかかる壮大な代物。ネタバレになるので、答えは言わないが、出来上がりが楽しみだ。「先生も〇〇〇くださいね」と言ってくれた。ありがとう!ぜひ!
それぞれに、それぞれの想いあり。Make it Kozy!次の理想を追い求む、頑張れ、高津生!
目に見えぬ 「勝ち切るチカラ」を 纏わんと