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11月19日(火)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.165~共に歩み、共に笑わん~

 先週の1年保護者集会から一週間。本日は、2年保護者集会。6限の公開授業もまた違った雰囲気で見つめる保護者の方々。今年もあと1か月ちょっと、我が子はしっかり勉強しているのかと、様子を見に来ていただいた。それだけ子どもさんの進路がどうなるのか、日々の授業が大切だとご理解いただている証拠。さてさて、実際の様子はいかがだったのか。

 保護者集会は、私の挨拶はさておき、修学旅行の様子を主に動画で紹介。沖縄の太陽のもと、青い海と立派なリゾートホテルで思い切り楽しむ様子をご覧になって安心していただけたかと思う。

 楽しい様子に和んだあとは、本日のメイン、「進路実現」のためにぜひ保護者の方に知っておいていただきたいことを、学年進路担当と、進路指導部長から、少しの笑いを交えて、真剣な想いを語ってくれた。

 学年進路担当からは、生徒の『今』に迫った。来年度、3年生を迎えるにあたって、『今』がどのような時期か。何をすべきで、何をすべきでないか、授業を大事にすることと、スマホを横に置くこと。模試等で『今』の「自分と向き合い、計画的に学習することを勧めるとともに、生徒をサポートするために、今後これだけ補習を準備している、他校にはない教員の想いと補習の体制があると保護者の方々に伝えた。いくら準備をしても、環境を整えても、当の生徒が頑張らねばどうしようもない。数ある選択肢をふまえ、自分にあった学習計画を立てて実践してほしい。

 進路指導部長からは、推薦入試に陥りやすい状況を丁寧に説明した。一見、チャンスが広がると捉えがちな昨今の推薦入試だが、そこには一朝一夕では対応できない時間と労力が必要である。また、各大学によって求める人物像も異なるため、入試の項目も様々だ。その時間と労力を中途半端に削ってしまうと、一般入試までメンタルと体力が持たない場合はある。じっくりと自分に合った入試であるかを、保護者の方とともに吟味していただきたい。

 それでも、現2年生、78期生の志は高く、ほとんどの生徒が京阪神を希望している状況。第一志望を変えずに突き進む78期生を長い目で応援したい。もとより保護者の方々も、想いは同じ。本日の保護者集会で、一番感じたことは、実によく「頷いて」いただいたこと。「頷き」は、まさに『共感』の現れ。一心不乱に目標達成をめざす生徒たちと共に歩き、共に喜びあいましょう。TEAM KOZUで。Make it Kozy!頑張れ、高津生!

  頷いて 頷いていざ 上向かん

2024.11.19

11月18日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.164~外部からの刺激~

 本日は、第2回学校運営協議会を開催。運営協議会委員の方に授業を見学していただくとともに、第1回で示した「学校経営計画」の進捗状況等を報告し、ご意見、ご助言をいただいた。

 授業見学では、「ICTが上手く活用されている」「生徒の興味を引く教材、資料を作られている」「生徒もしっかり集中していて真面目だ」と評価いただきつつも、科目で共通した教材を使用する事については、「教育の質の向上のためには必要で大切なことだが、教員の個性を失わないよう頑張ってほしい」というご意見もいただいた。「経験に関係なく、電子黒板やパソコンのスキルは目に見えて向上しているし、授業も面白い」と評価いただいた。

 本校のGLHS(グローバルリーダーズ・ハイスクール)、SSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)指定における様々な教育活動や、同窓会の支援による創造探究事業など、多様な取組も生徒に選択肢を与えるという点で、しっかり取り組んでほしいと評価いただいた。

 また、専門的な立場からは、入学時の学力差による学習意欲の違いについてもお話があり、いかに学習意欲を維持、向上できるか、難しい課題ではあるが真摯に取り組んでほしいとご助言をいただいた。

 高校生は、気持ち一つで一気に伸びるし、やり方一つで一気に変わることができる。高津生の「伸びしろ」を信じて、教員も努力を惜しまず、効果的なヒントを与えたい。生徒とともに、へこたれず、ひたむきに。Make it Kozy!日々新た、日々進め、高津高校!

  生徒の目 光り続ける 技磨く

2024.11.19

11月14日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.163~KOZUの進路と縦のつながりと~

 本日は、2年生の研究室訪問のポスター発表会。今週月曜・火曜に、2年生全員が70数班に分かれて、大学の50の研究室を訪問する。自分たちの興味ある分野に分かれて、研究室を選択し、担当の先生方から与えられた課題を夏休みに調査研究し、自分たちの最適解を導き出したうえで、訪問する。興味ある分野とはいえ、出された課題のハードルは高く、正解とは少し離れたケースもある。

 本校進路指導部の教員がアポを取るが、皆さん快く引き受けてくださる。誠にありがた苦感謝する。月・火の訪問終了後、自分たちの学んだこと、気づいたことを1枚のポスターにまとめる。本日の午後は、そのポスターを基に発表する。伝える相手は2年生と先生方、さらにコメンテーターとして、大阪公立大学の丸信人教授をお招きし、専門的な立場でご覧いただく。そのうえで、後半は1年生にも発表するという。

 生徒たちは、自分たちの発表はもちろん、友人の発表にも積極的に話を聞きに行き、熱心に聞いている。しっかり希望とマッチングした生徒もいるが、イメージと少し違った生徒もいる。いずれにしても、行ってみないとわからない。合えばラッキーだが、合わなくても無駄ではない。何よりも経験が大切だ。

 「日本人とは」「教育制度」「教育格差」「受精」「薬」「建築」等々、テーマも多彩。その研究と訪問の成果を暑く語る姿は見ごたえがあった。やはり自分から進んで研究室を選んでいるだけあるなと感じた。1年生の前で、いい意味で先輩面を見せられれば良い。コツコツ研究する姿は、横に置いておくMake it Kozy!頑張れ、高津生!

  気づきあり 自分の言葉で 語る彼

 休憩にグラウンドに出ると、3年生が全員グラウンドで固まっている。聞くと、卒業アルバムの写真を撮影しているという。横から見ても、ゴチャゴチャしているだけに見えるが、実は上から見ると何やら一文字に!?出来上がりは卒業アルバムが完成してからのお楽しみ。うまくいった!の声が聞こえてきたので、実に楽しみだ。

 1年生は、当然ながら、2年生の発表を見て刺激を受けたようだ。これからの伸びしろだけは誰にも譲らない・・・と、2年生を脅かす存在をめざしてほしい。1年には1年の武器があるにちがいない。機会を逃さずに。頑張れ、高津生!

  先輩の 今日見たあの目を 忘れない

2024.11.14

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