9月6日（土）校長ブログ「Make it Kozy！」vol.342～「和」の尊さと～

　昨日は「百花繚乱」と表したが、本日は比較的「和」の場所を回った。美術部は、ポストカードを販売。１階廊下の奥の部屋ということもあり、人通りは少ないが、それでも、ちょっと覗いてみようと、家族連れが見学に来る。手作りのポストカードを見ての第一声はみな、「可愛い」だ。繊細なデザインに優しさを感じる。購入したお客様に、部員が優しく「ありがとうございます。」と対応。いい雰囲気だ。

　中庭での書道部のダイナミックなパフォーマンスもよいが、やはり授業で学ぶ個々の丁寧な作品も見ごたえがある。経験、未経験問わず、先生の指導をきちんと守りつつ筆を執ったであろうことが伝わる。

　競技かるた部は、名前通り、教室で「競技かるた」が体験できる。A級の卒業生も来て腕前を披露。部員も、子供さん相手の際は、悩んでいるふりをして取らせてあげている。優しいなぁ。「ちはやぶる」の精神を少しでも体感できれば人生も豊かになる。

　お昼過ぎには、茶道部のおもてなしを。朝から行列ができるほど人気だったが、ふと見ると、列が半分ほどになっていたのでしっかり並ぶ。私のすぐ前は、ハンドボール部の２年生のご家族、私のブログに息子の写真が載ったことがないと残念そうにおっしゃる。なべて取材しているつもりだが、行き届いていないのも事実。また、見学に行こう。

　列のすぐ後ろは、女子中学生の２人組。後で知ったが、一人のお兄ちゃんが高津生。ふと見ると、私のイラストが入った団扇を持っている。胸にぶら下げた札を見せ、「よー似てるやろ？」と言うと、びっくりした様子。「再来年、高津においでや」「頑張ります！」と言っているうちに順番が回ってきた。せっかくなので、これもご縁やね、と言って余っていた金券で一緒に美味しいお茶とお菓子をいただく。お礼に？かどうかは知らぬが、「写真撮らせてもらっていいですか？」と自分の団扇を私に持たせてパチリ。「再来年待ってるわ！」と強く伝えた。ということで、今日は、「和」を堪能。

　　ひとしきり　和の尊さに　浸る午後

　明るい中庭とは対照的だが、視聴覚室では色鮮やかな照明の中、軽音楽部がそれぞれのバンドで元気に演奏。会場は大盛り上がり。そして、イベントの締めは、体育館でのダンス部と中庭での「Kー１グランプリ」。実はダンス部１年生の動画にこっそり出演したのだが、「Kー１」審査員と時間が重なったので一時お預け。「Kー１」は、昨年にも増して、実に漫才らしい漫才を６組が披露。観客も爆笑のうちに、あっという間に終了。６組ともネタもしゃべりもよくできていて、結果は昨年と同じく私の前の審査員４名で２組に２票ずつ。責任ある私の１票はコンビ名「die or diet」の二人に投じた。結果は結果とするも、皆頑張った。時間の関係で、コメントはカットされたが、皆、言葉遊びを生かしたクレバーでスマートな漫才だった。Good Job！

　さて、恒例のファイアフォークも無事終了。参加した生徒は、時を惜しみつつ、とことんフォークダンスを楽しんでいた。今年の外部からの入場者は、２日間で2,700名。うち中学生は約750名。高津への入学魂に日がついてくれれば大歓迎だ。高津生諸君、全力で準備し、全力で楽しんだ数日間。これを次の何に生かそうか。Make it Kozy！夢は終わらない、高津生！

　　虎視眈々　兵どもの　夢の先