11月22日（金）校長ブログ「Make it Kozy！」vol.167～いつもの風景～

　4月に赴任して、早や7か月。多様で多彩な教育活動の連続に、変化に富む毎日を過ごさせてもらっている。GLHSやSSH関連の活動はもちろん、１・２年生の体験進路学習をはじめ、たくさんの刺激的な活動がある。

　そんな忙しい７か月を過ごす中で、変わらぬ風景がある。それは生徒たちの集中して勉強する姿。何度も言っているが、彼らはオンとオフの切り替えが上手。休憩時間にワイワイ騒いでいると思ったら、いつのまにか教室の机の前に座っている、ほどなくして、チャイムが鳴り、すっと授業に入る。そういう『当たり前の日常』にある彼らの「集中して勉強する姿」は見ているこちらも気持ちが良い。もとより「風景」には、そういう「心地よい眺め」という意もある。

　授業は決められたカリキュラムだから、と言われればそうだが、では、日々の自習室の姿はどうか。本日は、私も自習室の当番。毎日二人での当番制。18時半と19時半に残って頑張っている人数を確認する。テスト前の今日、視聴覚室はほぼ満員。図書館や他の教室を合わせると、19時半現在で156名が残っている。視聴覚室は、皆が同じ方向を向いているおかげで集中できるのか、利用者が多い。図書館の利用者は比較的少ないが、その取り組む姿に差はない。

　ドアの開け閉めの音が鳴るのが憚れるので、そーっと開け閉め。机と机の間を歩くが、皆集中してちらともこちらを見ない。来週27日から始まる後期中間考査。この努力が実ることを祈る。特に、３年生にとっては、受験爆走モードの前の最後の定期考査となる。悔いを残さず、全力を出し切ってほしい。

　身体全体に公式や単語が沁みつきそうな、静かな夜である。Make it Kozy！ファイト、高津生！

　　肌寒い　夜を制して　武者震い