校長ブログ

TOP > 校長ブログ > 7月10日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.78~高津「LC探究」~

7月10日(水)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.78~高津「LC探究」~

 本校では、「課題研究」について、学校設定教科「創造探究」として、1年次から3年次まで、「高津LCⅠ」「高津LCⅡ」「高津LCⅢ」を開講している。

 「LCⅠ」では、教科横断型授業とし、課題発見から論理的思考で物事を考える姿勢や、研究の作法を学び、「LCⅡ」では、自然科学系をはじめとして,人文科学系・社会科学系・芸術系と多様な分野の中から、生徒はテーマを設定し、研究を行う。特に自然科学系分野の課題研究をSSH事業として位置づけるとともに、すべての教科の教員が関わってGLHSとしての重要な取り組みともなっている。年に2回、研究成果の発表会があり、優秀な班には、学校を代表して大阪サイエンスデイやGLHS合同発表会で発表し、表彰される可能性もある。今年2月に開催された令和5年度GLHS合同発表会では、「食堂の予約アプリ」を開発したグループが最優秀賞を受賞した。受賞自体も嬉しいが、日頃の疑問や気になることを解決する、自分たちだけでなく周りの人のストレスを軽減するために、研究、解決するその行動力が素晴らしい。ちなみに「LC」は、本校の校風である『自由(Liberty)と創造(Creativity)』の頭文字である。

 本日は、SSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)事業にご支援いただいているJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の担当の方が来校され、課題研究の授業を見学された。特に、SSH事業に沿った理科系、情報系のテーマについて見学したが、シャボン玉にセルロースを混ぜて、いかに長時間割れないようにするか実験をしたり、レモン果汁で香水を作成したり、染色をテーマに草花を熱湯で熱したり、様々な試行錯誤を重ねていた。

 専門的なことは詳しくわからぬが、生徒一人ひとりが実験に熱中する姿は、授業だから仕方なく…という義務感ではなく、自分たちの仮説が正しいのか、それとも思ってもみないことが起こるのかという「知的好奇心」で見え、ワクワクしているように感じた。素朴な問いは、次の問いを生む。Make it Kozy!より主体的に、より深く。頑張れ、高津生!

  実験も 仮説も議論も 自由なり

2024.07.12

最近の記事


  • 大阪府立高津高等学校 公式X
  • 大阪府立高津高等学校 公式Instagram
  • 大阪府立高津高等学校 公式YouTube