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GULS
GULSとはGlobal Understanding with Local Skillsの略で、日本の大学院へ留学に来ている主にアジア圏の大学院生を講師として招いて外国語会話教室を行う事業です。
新型コロナウイルスの影響により海外への渡航機会や交流が断たれていた令和2年度に、生徒への語学交流の機会を提供するために大阪国際交流センターと高津高校が共同で立ち上げ、講師1名に対して生徒 6 名程度で主体的に効率よく学んでいます。
●概要
- コース
英語ディスカッション、日常英会話、日常韓国語会話 - 実施日時
5月~2月の木曜日(計 20 回) 各回18:30~19:30 - 場所
大阪国際交流センター - 費用
生徒 1 名あたり 11,000 円(550 円×20 回)
●生徒の感想(抜粋)
- 初めは言いたいことがあっても英語が思い浮かばなくてなかなか喋れなかったが、回を重ねるごとに簡単な英語でだが先生と会話できることができました。
- 英語力の向上というよりも、外国人留学生と話す中で日本と海外の違いや自分も考えたことがなかったような疑問を知って、一緒に考えれたのが楽しかった。
- 日常会話とかだけじゃなくて、文化とか場所についての教材があったり、ゲームを一緒にしたり韓国語以外でも韓国に触れられてすごく良かったです。先生もフレンドリーで話しやすいし、数学を教えてくれたりとても優しくて GULS が終わっても付き合っていきたいなと思う優しい人で、ありがたいです。
●地域連携の側面
GULSは地域連携の側面を有しており、令和2年度から今日に至るまで以下のような流れで事業を進めてきました。
- 令和2年度に本校と大阪国際交流センターが共同で立ち上げ。講義内容や教材作成は本校教員が行った。
- 令和3年度は本校と同じ天王寺区内の清水谷高校、大阪ビジネスフロンティア高校にも募集をかけ、各校から生徒が参加。事業の運営は本校と大阪国際交流センターが共同で行った。
- 令和4年度からは大阪国際交流センターが自走する形をとっており、生徒の募集から教材作成、出欠管理に至るまでほぼすべての運営をお任せしている。
- 令和5年度は天王寺区に限らず、大阪市全域の高校から参加者を募り、多くの生徒が参加した。
このように、年度ごとに大阪国際交流センターに企画運営を移管していくことで、地域への普及・貢献も実現することができています。今後もさらなる改善に取り組んでいき、本校を拠点として地域全体の活性化がさらに進むことを期待したいと考えています。
●活動の様子