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KOZU Creative Lab!
高津高校創立100周年にむけた「目玉」の一つとして、食堂を全面リニューアルし、府立高校初のアクティブラーニングスペースとして、2017年8月21日(月)にOPENしました。
高津高校は、大阪府の教育をリードする先進校としてGLHS、SSHに指定され、課題研究型の授業を数多く実践しています。また高津高校では自学自習スペースの不足がかねてより課題となっていたことを受け、先進的な学びの空間かつ、効果的な自学自習をサポートするスペースとして教育環境整備に取り組むこととしました。
生徒のさまざまな力を伸ばす新しい学びのスペースKOZU Creative Lab!にご期待ください。
アクティブラーニングスペースって?
アクティブラーニングとは、「能動的な学習」のことで、授業者が一方的に知識伝達を行う講義スタイルではなく、課題研究、ディスカッション、プレゼンテーションなど、学生の能動的な学習を取り入れた授業形態のこと。近年、大学の教育現場で積極的に採用が進んでいます。つまり、“アクティブラーニングスペース“とは、こうした学びを実現するにふさわしい環境設備を整えたスペースのこと!近年では高校の教育現場でもこうした学びのスタイルが重視されています。
自由な発想を具現化する5つのゾーン
- メインゾーン
食堂や大人数の授業に用いるメインエリア。放課後の自習はもちろん、校内・外向けの公開授業などにも利用予定です。 - ウィンドウゾーン
日差しの差し込む明るいウィンドウゾーン。壁の一部がホワイトボードになっています。趣味や共通の話題でもりあがるかも。 - 情報ゾーン
生徒の課題研究のポスターや進路情報誌、卒業生が執筆された書籍や資料などを展示し、カウンターに座って情報収集ができるエリアです。 - プレゼンテーションゾーン&学習ゾーン
背面のホワイトボードをスクリーンとして、さまざまなプレゼンテーションイベントに活用できます。また普段は少人数での学びに対応した学習ゾーンにもなります。
主な利用例
- 伝わる・伝えるプレゼンテーション能力の向上
大規模スクリーンと可動式の座席で小ホールのような環境を実現 - グループ学習や海外交流など活発な議論の展開
ホワイトボードを駆使したフリーディスカッションスペースを設置。 - 生徒と卒業生の交流イベントを展開、キャリア教育と連動
多様な職業に就く卒業生との対話により、進学や仕事について能動的に考える場を創出。 - 各種の会議などに活用
卒業生やPTAの会合や、同期会・クラブ総会などに活用
組み換え自在のレイアウト
●基本レイアウト
- ランチタイムの食堂としての利用の他に、アクティブラーニングスペースとして、家具の組みかえにより様々な形態の利用ができる空間とした。
- 座席数は、最大で162席。食事時以外でも、多人数のプレゼンや講演、複数クラスでの使用に耐えうる席数を確保した。
- 昼食時間外で使用の場合は、厨房前にスクリーンを下し、学習の環境を整えた。
- 奥の壁面や柱面、衝立面にホワイトボードを貼り、自由な創造の場としての活用をめざした。
●組み換え例
1クラス40名でのプレゼン授業・グループディスカッションや小プレゼンを個々に行う場合などのレイアウトパターン